感情タグBEST3
ラノベではなくほぼ幻想小説
ラノベの括りに入れていいのかな？と思うくらい、美しく描かれたファンタジー小説。
作家さんに力がありますね。
だいぶ歳いって世知辛くなった自分のようなものが読んでも、ラノベによくある情景描写不足や
人物の設定の矛盾、日本語の破綻（言葉遣いとか）や表現の稚拙さ等に煩わされる事なく愉しめました。
子供の頃大好きだった、欧米の幻想的なお伽話を読んでいるようでした。（と、するには主人公が案外
ドライめで、異世界に引き込まれたのに現実的に思案し行動するので、お伽話までにはならない）
イラストも可も不可もなく（やや良いくらい）、世界観を壊さない描き方をしてくれている
のでこちらも安心です。
ゆっくり愉しめそうで、今後の末長い展開が期待されます。
美しい世界観がとても秀逸
ネアという少女が異なる世界に迷い込み、人間とは価値観も異なる生き物たちと生きていく物語。
いわゆるチートを持っているはずの登場人物たちが、何気ない生活でしょんぼりしたり小さな幸せに癒やされたりというギャップがたまらない。
そして、とにかく世界観が複雑で美しい。美しい反面、残酷さも垣間見え、グッと深みを増している。
冒険活劇で見られるようなアップダウン要素は少ないので、そういった爽快感をお求めの方には合わないかもしれない。
私はファンタジー世界に耽溺するのが大好きなので、この作品は最も好きな作品の一つである。
Posted by ブクログ
「小説家になろう」で続編連載中の大長編、薬の魔物シリーズの記念すべき第1巻。
様々な女性向け要素を取り入れつつも、そのカテゴライズが全く機能しない…そんな一風変わった作品です(だがそこが良い…)
Web版ではオムニバス形式だった一篇が書籍用に再編集され、主人公の背景に早い段階で触れられていたりと、話の流れが分かり易い仕様になってます。
主人公ネアによって語られるのは、美しく幻想的で不思議な世界。
魔物や妖精、精霊に竜。
特性の違う人外者達がすぐ側で暮らす、そんな異世界のごく一部。
最初から一方的に好感度の高い、高性能な相棒と共に、その異世界を愉快に楽しむのか？
と、思いきや、その相棒の魔物には一癖も二癖もあり、ネアの手には余る次第で。
そんな困った魔物ディノと訳あり少女ネアが、少しずつ心を近づけていく最初の物語です。
土地に根付く季節のお祭りや美味しいグルメ、珍しい生き物や美しい異種族との交流…そんな楽し気な表面の裏側に垣間見える、悲壮で残酷な現実。
清濁併せ持つ橋向こうの奥深い世界を、是非お楽しみ下さい！
Posted by ブクログ
長編のWEB原作から、書籍へと読み続けて、挿絵が入ることで世界観や登場人物への理解がさらに深まりました。
ファンタジー、恋愛、とタグがあったものの、これまでのそれらの作品とは少し違う物語。
表現力豊かな作者の言葉で綴られる、食事、心の機敏、登場人物の動きなどは、読み返す度に新しい発見があり、何度でも読み返すことを止められない不思議な魅力があります。
美しい魔物が、なぜ……と、この一巻では物語は始まったばかり。WEB原作が残る限り、書籍化が続き、解雇理由の真実まで読めることを願っています。
いい本見つけた！
もちろんファンタジーなのは理解しつつも、あれ、実在の国？と思うほど鮮やかできめ細やかな描写！
ネアが食べてる鴨料理が食べたくてスーパーで手に取ってみたり。一話読むと旅行に行ったかのような満足感が得られます。
ストーリーは、導入は丁寧ながらメリハリのあるドキドキハラハラもしっかりと◎
さらっと出てくる1人ひとりのキャラクターが、脇役どころか重要な立ち位置にいたり、嫌なやつと思いきや意外な面を垣間見て推しキャラになっていたりで読み飽きません。
伏線回収もえぐいほどあるので書籍が手元にあると読み返しに便利です！
読み始めたら寝る間も惜しんで読み進めたくなるので、おうち時間のお伴にぴったりですね。
完結済みなので安心して読み進められるのも個人的嬉しいポイント。
いい本ないかなーとお探しの人におすすめです！
Posted by ブクログ
web版にハマっていたので待ちに待った書籍。
紙で読むことと本棚に収まる嬉しさで大満足。
web版は短編が続くのに対して書籍は物語となっている。
人にオススメしやすそう。
何度か読み返したいな
読み始めは、設定がストンと自分に落ちてくるまで時間がかかった。その為か時折誰のセリフか分からなくなったりしたが、ストーリー筋が見えてくると面白く読めた。描写の言葉が深くて綺麗で、それを絶妙に表現した絵のおかげで脳内で色々想像するのが楽しかった。
Posted by ブクログ
WEB版未読で書籍版から入ったけれど、この巻だけではどういった話になっていくのかはまだ分からないという印象を受けた。独特な世界観や、一癖ありそうな登場人物たちが魅力的だった。
Posted by ブクログ
ふんわり面白い。
でも世界観がよくわからない。
今後読みすすめていけば納得できるのかな？
追伸 ４日後
なろうサイトで楽しく続きを読んでます。
面白くて長い(980話)ので他の作品が読めないのが難。
不憫属性のエーダリアが好きかも。
幻想的な世界観
ライトノベルというには物語が上品すぎるというかジャンルが少し違う様な気がしました。
凄く幻想的で綺麗で、でも仄暗さが際立つような世界です。お話も残酷な描写があったりしますがとても静かなんですよね。音の無い世界の話を読んでいる様な。。
個人的にはわちゃわちゃした描かれ方が好きなので、波立たないこの作品は少し読むのに疲れました。
物語自体は世界観や背景、設定やキャラなどよく考えられていて面白かったです。
一巻完結じゃなかったのが悲しい。伏線がいっぱいあって気になるので続きが出たら読みたいです。
匿名
世界観は丁寧に描写されているが、設定がわかりにくく読みづらかった
台詞も誰が話してるのかわからない箇所が多く、何度も読み返すことになり、途中で読むのを諦めた
自分には合わなかった
