主人公の桜遥は、不良校として名高い風鈴高校に入学する。
喧嘩で風鈴の頂点に立つ!と意気込んでいた桜だったが、いざ入学してみると、風鈴高校はただ喧嘩が強いだけでなく、その力で街を守る"暴風鈴(ボウフウリン)"という集団を結成していた。
そして、一匹狼のようだった桜も暴風鈴の一員となり、仲間たちや街の人たちと触れ合う中で成長していく。そんなお話です。
不良、喧嘩と聞くと、何だか怖そうだなと感じてしまうかもしれません。
私も入学時の桜と同じように、ひたすら喧嘩でのし上がっていく物語だと思い、少しビクビクしながら読みはじめました。
しかし、彼らが大切な街や仲間を守るために戦う姿はまさに正義の英雄(ヒーロー)。
まるでヒーローショーをみる子供のようにワクワクし、風鈴生の熱い信念や街の人たちや仲間との絆に感動し、気づけば暴風鈴を応援する街の住人気分で読んでいました。
アニメ化も決定している大注目作品をこの機会にぜひご一読ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
高校生の喧嘩ものをここまで(味方に限り)良い奴だけで描き切るのはすごい。
新キャラがどんどん増えすぎて全然覚えられないけどテンポよく進むのでそこも◎。
桜の出生以外はストーリーの根幹となる謎?みたいなものがないので、どこまでこの良い不良もので続けられるかが気になります。