【感想・ネタバレ】死神の初恋 犠牲の花嫁は愛を招くのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

くっつくまでにもっとかかると思っていたので、あっという間にくっついてちょっとびっくりした。いや、それはそれでいいんだけど。もだもだするなら、くっつきそうでくっつかない時の方が読んでいて楽しいので、続きが出るならそういう終わり方の方がよかったなーというだけの話。

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2021年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

死神の設定が独特で、一般的に想像される(この世界の人たちも同じ感覚のようだが)死をもたらす不吉な存在ではなく、お役所の人間みたいな印象を受けた。
自死しようが事故死しようが寿命は予め決められていて、寿命尽きる人の前に現れて役目を果たすのが死神。
ただ彼らの仕事を人間たちは真に理解していないため、心無い言葉を浴びせられることもあり、死神の彼の心は凍っていた。
そんなところに、彼のことを理解しようとする女性が現れたら、それは恋にも落ちようと言うもの。
自覚は遅かったが。

死神見習いに親から虐待を受けていた子供、そして死神のところへ生贄として差し出された花嫁。
死神の家族はなかなかに複雑なことになっている。
癒し担当でもあった子供の彼に関しては、作中にエピソードがあったので、色々掘り下げられていたが、死神見習いの彼の掘り下げエピソードがなかったのが少し残念。
何となくにおわす程度で終わった気がする。

気になったのは、花嫁である主人公の性格が些か聖人君主すぎないか?というのと(聖母様かなという勢い)彼女に丸め込まれる展開ばかりだった点。
彼女の一言が鶴の一声な感じで、とんとん拍子に話が進むのが若干気になった。
彼女を虐めてきた人が、彼女のビンタ一発で人格矯正されたこととか特に……
そんなに世の中上手くいかないだろうという状態が、彼女にかかれば上手くいってしまう不思議。
寿命と言う逃れられない運命への理不尽さとの対比で彼女の周りは甘くしているのかもしれないが、死と言うシビアな世界を描くのならば、ご都合主義的展開は避けていた方がよかった気がする。
彼女の発言が綺麗ごとで説教しているように聞こえてしまって、勿体なかったなと。
あくまで個人的な感覚ですが、どうにも気になったので。

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2021年01月09日

ネタバレ 購入済み

千鶴

漫画の千鶴の凛とした美しさに惹かれ、原作を購入しました。
ですが…千鶴に違和感がありました。
神に生け贄として嫁ぎ、命を救われた翌日に勝手に屋敷の洗濯物をするのは失礼では…?その上こんなに洗濯物をためてはいけないと説教まで。
普通に失礼ですよね。
丁寧語が崩れる描写にひっかかりを覚えることが多かった。
一之助くんじゃなくて一之助さんではと思ったり、一之助にだけ初対面から丁寧語ですらない所に育ちの良い淑女を感じられない。
会話の聞き返し方が失礼だなと度々思いました。

それから千鶴と八雲の気持ちについて。単純な好意がどこで愛に変わったのか良く分かりませんでした。
八雲のキャラクター的に丁寧に愛が育まれていくものだと勝手に期待をしてしまったため、意志が疎通してからの行為が早急過ぎてげんなりしました。時代背景や風景描写は丁寧なのにどうしてと落胆しました。

個々のキャラクターはとても好きです。一之助のエピソードではたくさん泣きました。

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2022年02月12日

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