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Posted by ブクログ 2024年04月22日
すごく面白かった。
読書初心者の自分にも読みやすい文面でどんどん引き込まれていった。
読み終わった後はスッキリ、思わず誰かに話したくなる展開でした。
Posted by ブクログ 2024年04月01日
1日で読破!
時間がある時は1日で読み終えるから良いよね\(//∇//)\
いやー騙されたねΣ('◉⌓◉’)
途中ん?ってなっちゃうところもあったけど、立て籠りの家違うんかい!ってなっちゃった(゚∀゚)
他にも警察官がお前人殺ししとったんかい!伴ったけど、悲しい背景があったのね(/ _...続きを読む ; )
立て篭もりの目的の人物も見つかった!と思えばあれれ?とっくの昔に死んどる、、、
じゃあなたは?
え?捕まってたお父さん?いや、父親でもなかった、、、
何が真実かわからなくなってくる( *`ω´)
立て篭もり張本人も2階から落ちた!って思ったらこれもまた違う人物、、、
この本の帯に書いてある通り、全てを疑え!
さぁぜひ!
何が真実かを自分のお目目でしかと見てくれψ(`∇´)ψ
Posted by ブクログ 2024年03月07日
前から読んでみたい作品だったので、読んでみた。
白兎事件と呼ばれている誘拐立てこもり事件の話。
誘拐ビジネス会社のメンバーとして、誘拐を生業にしている主人公兎田が、新妻の綿子を誘拐されてしまう。
折尾豊(オリオオリオ)という、オリオン座蘊蓄野郎のコンサルタントを連れてこないと新妻の命がないと言われ、...続きを読む追い詰められる兎田。
果たして、オリオオリオを捕まえられるのか?!と言うお話。
いやぁ、今回も面白かった。
視点が犯人側、警察側、他人側とポンポン変わり、時系列や展開の仕方が読み手の気を惹く構成になっていて、あっという間に読み終わりました。
伊坂マジックが今作にはあります、しっかりやられました。
↓以下ネタバレのため注意⚠️
まさかまさかのオリオオリオ◯んでてびっくり。
黒澤(泥棒)がオリオオリオなりすましてたのもまたびっくり。
そんで立てこもりは偽装なのもまたまたびっくり。
立てこもりは隣の家でかーいってのもびっくり。
とにかく、マジックだらけでした。
ここまで大きな仕掛けがあるのに全然矛盾点がなく、それでいてキャラ同士のコミカルさという要素は失われていないので、読んでいて本当に楽しかったです。
過去に不慮の交通事故で娘と妻を亡くした夏之目課長も、感情が取り戻されてよかったなぁ。
にしても、稲葉(誘拐ビジネスのドン)のサディストさは恐ろしかった(あと、悪いけど有能な奴の、危機察知能力の高さは以上!)
兎田と綿子ちゃんは運をもっているね。
Posted by ブクログ 2024年01月27日
誘拐グループの兎田が妻を人質に取られ立てこもり事件を起こす、というのが話の本筋だが、空き巣グループの3人や過剰防衛で人を殺してしまった母子など、いろんな人のいろんな事情が絡み合って複雑化していくのが面白い。
時系列は前後して難しいし、少しひねくれた文章なのに説明が丁寧でわかりやすい。淡々と書かれた地...続きを読むの文がいい味だと思う。
綿子ちゃんは終始可哀想だった……でも最後稲葉がろくでもない最後を迎えるという一文でややすっきりする。こういうところも上手いと思う。
黒澤のキャラクターが好きだった。母親が父親から解放される覚悟を決めてすっきりするのも良し。夏之目課長もちゃんと救われてよかった。全体的にハラハラしても嫌さやモヤモヤを残さないところが個人的に読みやすかった。
面白かった。伊坂幸太郎は初めてだったけど他にも読んでみたい。
Posted by ブクログ 2024年01月26日
違うミッションを持つ悪人たちが偶然居合わせてしまい想定外のことが起きるお話。
大好物!
相変わらず伊坂さんの悪人たちは悪人なのにポップ。悪人にもそうしないといけない仕方ない理由があるんだよね的な感じで憎めない。
ミスリードされ倒してとても楽しめた。
タイトルのホワイトラビットは作中の白兎さんが起こし...続きを読むた事件からきているんだろうけど、不思議の国のアリスにでてくる白兎→不思議な世界に導く。。。
にも絡めてるのかなぁぁ
考えすぎかな?
伊坂さんのつけるタイトルにもいつも深読みしたくなる魅力があるね
Posted by ブクログ 2024年01月15日
伊坂さんの小説は他の小説と登場人物がリンクしているのが読んでて楽しい。
今回は私の好きな黒澤が普通に出てるけど。
先が気になってサクサク進むけど、展開に自分の頭がついていかなくなる感じ。
面白かった。
Posted by ブクログ 2024年01月15日
泥棒、警察、立てこもり犯がどう繋がっていくのかなと思いながら読んでたけど綺麗に繋がっててよかった。
気がついたらどんどんページめくっていっていつのまにかどんどん進んでるくらい面白かった。
伊坂幸太郎作品なのに、最初は全く読み進められませんでした。時間がとれなかったこともありますが、行ったり来たりする物語についていけてませんでした。
終盤に差し掛かるや否や、まさに怒涛の勢いで読み終えてしまいました。ワームホールが繋がったということですね。
著者の作品を読むと、年代の新旧に関わらず読み終...続きを読むえたばかりのものが一番面白いと思ってしまうのは、今回も変わりませんでした。
次はどの作品を読もうか…皆さんのオススメを聞いてみたいです。
すごい面白かったです!
さすが伊坂幸太郎先生だなと感服しました。
中盤で話が大きくひっくり返るのが圧感でした。
ハラハラドキドキの連続で最後まで楽しめました。
軽快でコミカル、それでいて人生のヒントをもらえるような素敵なストーリー。
レ・ミゼラブルの引用がかなり出てくるのでレミゼファンは堪らなそう。
泥棒の黒澤さん出てきます。
Posted by ブクログ 2024年04月29日
正直初めは登場人物が多く、物語に入っていけるかなと心配だったのですが、筆者の言葉?というか読者への語りがかなり入っており、場面転換も多いけれど、その辺はあまり気にせず読み進める事ができました。
読んでいて何より1番楽しいのは、謎が徐々に解き明かされていくので先が気になる所です!
そしてしっかり騙さ...続きを読むれました!
それも無理なこじつけ感もなく、種明かしされていく場面はうまく色々な場面が繋がって面白いです。
それぞれの人物の背景も適度に挟まれており、読んでいてワクワクするような、解釈が深まるというか…
今まで関わることのなかったそれぞれが白兎事件で深く関わっていく感じがそれこそ人生を表しているなあと読み終えて思いました。
Posted by ブクログ 2024年04月27日
相変わらず面白い。合間合間の作者のコメントみたいなはさみも(こういうスタイルなんて言うんでしょう)楽しく。登場人物全てに味があり、一気読みでした。
Posted by ブクログ 2024年04月04日
騙されたけど、スッキリ終わるストーリー。立てこもり犯の話なのに重くないから、スラスラ読めるし、後半の展開が面白くて、あっという間に読み終わる。
Posted by ブクログ 2024年04月03日
完全に明かしはしないものの、少しずつネタバレというか真相に近づく感じがもどかしくて先を読みたくなった。場面のつながりが始めは見えてこなくても最後にちゃんと線になって解決させられるのがさすが。レ・ミゼラブルをちゃんと読みたくなった。
Posted by ブクログ 2024年03月09日
すでに起きている出来事も時間がずれないと見えない。
六百四十光年離れたベテルギウスの爆発のように、張り巡らされた数々の伏線が真実が明らかになるにつれ回収されていく巧妙なトリック。私たちが見ているものは表面上でしかなく、様々な視点で語られるストーリーが星と星を線で繋げてひとつの星座が完成されるみたい...続きを読むに、全貌が見えてくる面白さにページを捲る手が止まらなかった。
何度も変わる物語の語り手の視点に頭が置いていかれそうになるが、作中に何度もでてきたユゴーのレ・ミゼラブルのように場面展開を解説し、おや?と違和感を感じた時に入れられる"あなたの思ったその通りです"という地の文が読者をより物語にのめり込ませている。
オリオン座が見えるこの季節に読めて良かった。
Posted by ブクログ 2024年02月25日
伊坂ワールド爆発ですね。筆者の独断で語り手目線が変わり、ちょつと最初は困惑しましたが、慣れるに従い、楽しくなってきました。細かい描写等文章も良く、飽きずに最後まで読める一冊です。
Posted by ブクログ 2024年02月23日
軽くサクサク読めます。誘拐犯グループ、泥棒グループ、警察の三つ巴。みんなキャラが立ってるけど私は泥棒・黒澤さん推し。語り手の文体がクセになります。レ・ミゼラブルが読んでみたくなった!
Posted by ブクログ 2024年01月27日
それぞれの不運な偶然が物語を複雑にし、関係ない者同士のそれぞれの罪に対する罪悪感から生まれる連帯感に好感を抱くそんな作品でした。
初めての伊坂作品で、時間軸の入れ替わりによる伏線回収や作者の誰目線か分からぬ読者へのフォローじみたストーリーへのツッコミにはじめは戸惑ったが、展開の店舗の良さは読んでて...続きを読む気持ちよかった。
教訓じみたものや考えさせられるというような刺激はなかったが、普通にトリックが面白くて脳がリフレッシュされた。
Posted by ブクログ 2024年01月22日
どうしようもない理由で立てこもり犯人となった兎田、とある理由でその立てこもりの家に侵入してた黒田、大きな秘密をかかえた立てこもりの家の住人である親子、様々な偶然が重なることで混乱する「白兎事件」その真実は…?
犯人視点?いや犯人だけど犯人視点じゃなくて?警察視点での登場人物も裏があって?数時間前の...続きを読む出来事に戻った時思わずページを戻って読み返してあれ?このセリフは…と探し、後半の絶望的なシーンからの予想していない登場人物たちの行動に拍手を送りたくなりました。
登場人物はダントツで黒田が好き、変なこだわりは変人臭するのに、頭が切れて冷静な判断ができるのはかっこいい、だけど周りに振り回されて貧乏くじ引きまくってる感を見ているとその肩をたたいて励ましたくなる感じがあるところも好きだなぁと感じました。
読み終わった時は良い本にまた出会えたと嬉しくなるが、少し前半はタネ隠しシーンのため読み進めるのに少し忍耐が必要、そのため初心者向けではない印象です。だけど後半は誰もが夢中になれる小説なので気になる人には是非読んでほしいと思います。
Posted by ブクログ 2024年01月18日
やっぱり伊坂はおもろい
レミゼラブルを読んだ事ないけど読んでみたいような、読んでみたくないような話。
語り手がいる事件だったね。
ずっとオリオン座が出てきて、オリオオリオが出てきて不思議な世界観。
さすが伊坂幸太郎ぜんぶ繋がっていて、伏線も回収して、結果こじんまりした事件で終わった。
まあいい話だ...続きを読むね。
Posted by ブクログ 2024年01月17日
白兎事件という籠城事件。
一つの事件を多方面から書く事で、後半になってより面白くなってくる。伊坂マジック流石です。オリオン座を見つけると思い出しそうだ。
Posted by ブクログ 2024年01月06日
神の視点が使われていることで、読者である自分を自覚できる場面が多くあり面白かった。
解説が結構好きだった
359 人というのは、善にも悪にもなる存在だ。たまたま落ちた穴が、その時代に用いられる基準によって、善と悪に区別される。昨日の善は今日の悪かもしれない。
360 今見ているもの、自分が見て...続きを読むいるものだけが正解ではない。
予言だと思っていたもの、未来の先取りだと思っていたもの、これらはみな、既に起きたことの語り直しであり、錯覚なのかもしれない。小説は、時間を超越するトリックとマジックによって、そのことを教えてくれる。それは、かつての神話が果たしていた役割と同じだ。
Posted by ブクログ 2024年01月05日
お酒を飲むとお風呂で本を読む習慣がなくなる。
今作に至っては、試合の合間の時間や、病院の待ち時間など
ちょこちょこ読み進めて何と半年がかりでゴールに到達したのだ。
稲葉さんの部下たち弱くね?
そうなると私の興味はすっかりボコボコにされた綿子ちゃんだ。
とか色々言いたくなるが、最後まで飽きさせないお...続きを読む話でよかったですよ。
ゴチャついてたけどうまくまとまったんじゃあないでしょうか。
ジャジャーン、ジャン!バルジャン!
伊坂節炸裂!
作品によって変幻自在な語り口調は
さすがとしか言いようがない!
序盤は少しストーリー展開が控えめなのかな?
と思いきや、
気付いたらどんどん物語に引き込まれていって
終盤でそれまでの伏線回収が始まると
面白すぎて止まれませんでした笑
読んでる途中で、
これ...続きを読むは大丈夫かな?ちゃんと全員が納得のいくような落とし所があるのかな?
と心配になるのですが、
そこは伊坂先生が伊坂先生たる所以というか、
読んだ後の爽快感と満足感は
やっぱり伊坂作品だな、と安心しました。
そしてみんな大好き黒澤の安定感半端ないです。
伊坂好きは絶対満足するはずです。
Posted by ブクログ 2024年04月01日
久しぶりに再読。4年程前にも読んでるのに、すっかりだまされてしまった。話の概要を覚えているつもりだったけど、重要なところをすっかり忘れていたみたいで新鮮に読めた。
騙されたと気づくあたりを読んでる時は上手いなぁと感心ばかりしてたけど、終わりの方になるとちょっとさすがに黒澤さんが心配になった。大丈夫そ...続きを読むうでホッとしたけど。
Posted by ブクログ 2024年02月24日
いくつか伊坂作品を読んできたけど、これはハマりきらなかったという感じ。
ありがちな手法かもしれないが、作中に作者の目線が入ってきてそれが空回りしてるような印象を覚えてしまう。おそらく、作中何度も出てきている『レ・ミゼラブル』をオマージュしたのかもしれないが読んだことがないのが仇となり、受け取り側の...続きを読む努力不足による魅力半減かも。
あと、ラッシュライフでも出てきていた(はず)の黒澤の再登場に心躍るも、万能感が強すぎていまいちヒヤヒヤしないのもいつもと違った印象。
まあ、でも相変わらず物事の大半を言い切ってしまう作風は好き。
Posted by ブクログ 2024年01月03日
レミゼラブルを知っているとより面白いんだろうな。何度も引用される名作。
伊坂さんの得意などんでん返しアリ。
以下は本文より気になった文を引用。
「俺の言うとおりやれば間違いないのに!と考えている人間は、そのためには手段を選ばなくなる」
「分かりやすい嘘をつかなくちゃいけない、よんどころない事情が...続きを読むあったんだろ?」