【感想・ネタバレ】復讐の教科書(10)のレビュー

人間の真理は性善説か性悪説か?
清廉潔白で熱血漢の担任教師・白鳥にあこがれる主人公・黒瀬は、スクールカーストの中でひどいいじめに遭っていた。いじめはどんどんエスカレートし、黒瀬はついに校舎の屋上から突き落とされることに!? 偶然真下にいた白鳥と衝突すると…。
本作は、形や手段を変えて、延々と終わらない社会問題「イジメ」を題材とした学園モノ。そこに人格入れ替わりの要素が加わったストーリー。イジメていた方がイジメられる側に。あこがれていた白鳥のまさかの裏切り。入れ替わったことで判明したイジメの理由や実態、その背景を知った黒瀬が取った復讐の方法とは?
ストーリーの展開上、陰湿で残忍な描写も多く、モヤモヤする面もありますが、結末ではちゃんとタイトルの「復讐の教科書」の意味も回収されますので、最後まで読破されることをお勧めします。

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悪意を持った人間に言葉一つで悪者扱いされるように仕向けられ、自己嫌悪に陥るようにされる様はまさに悲惨
白鳥と黒瀬の入れ替わりを知らされ身も心もはめられたと告げられ絶望しかない中、どう進むのか

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2022年08月09日

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