人間の真理は性善説か性悪説か?
清廉潔白で熱血漢の担任教師・白鳥にあこがれる主人公・黒瀬は、スクールカーストの中でひどいいじめに遭っていた。いじめはどんどんエスカレートし、黒瀬はついに校舎の屋上から突き落とされることに!? 偶然真下にいた白鳥と衝突すると…。
本作は、形や手段を変えて、延々と終わらない社会問題「イジメ」を題材とした学園モノ。そこに人格入れ替わりの要素が加わったストーリー。イジメていた方がイジメられる側に。あこがれていた白鳥のまさかの裏切り。入れ替わったことで判明したイジメの理由や実態、その背景を知った黒瀬が取った復讐の方法とは?
ストーリーの展開上、陰湿で残忍な描写も多く、モヤモヤする面もありますが、結末ではちゃんとタイトルの「復讐の教科書」の意味も回収されますので、最後まで読破されることをお勧めします。
感情タグBEST3
絵がきれいで読みやすい
絵がきれいで読みやすい。時々出てくる修羅場が、何気にドキドキする。これはなかなか読みやすくて、面白いミステリーかな。内容はちょっときついけど。
悲惨
最初からイジメの内容も、学校をやめようとすることに対する親の反応もつらい
親の反応に関しては分からなくもないのかなと思うけどイジメの内容を見てる読者目線としては許してあげてよとも思います
同街報復
LINEのマンガCMや好きなインフルエンサーのTwitterから知りました。こんな先生の生徒になりたいと思える面白さでした。
匿名
いじめ復讐もの。変わってるのは主人公か教師の身体と入れ替わり復讐をしていくところ。
この頃は最新のほうの話でまさかくるみに泣く時が来るとは思うまい……
匿名
いじめを受けていた黒瀬は自殺強要されたさいに担任の白鳥とぶつかり白鳥として目覚める
黒瀬の体の白鳥は目覚めず、黒瀬は白鳥の体で復讐を開始
白鳥の体に入った黒瀬が有能すぎる。笑
先生の体で好き放題どうかと思うけど巻が進めばそうは思わないので大丈夫。
リアリティを求めてはいけない
教師と生徒の中身が入れ替わってしまう時点でSFかファンタジーですが、同じファンタジーでも「デスノート」のような「1つの大きな嘘以外すべてリアル」というのとも、この話はまた違います。
なよなよしていた主人公は、先生と中身が入れ替わってから突然行動力のある頭脳派になり、読者も「何でイジメられてる時にその頭脳使わんかった……?」と突っ込みたくなるのは序の口。
何故か都合よくパニックして火バサミも使わず焼却炉に手を突っ込んでくれるイジメっ子や、「先生の人生に迷惑は掛けられない」と言いながら先生の体で女子生徒を自宅に連れ込む条例違反主人公。
そして極めつけは次巻の、伝説の「スパァン!」回です。これを見てから僕は、「あぁ、これはリアルな復讐劇じゃなくて、復讐×シュールギャグの漫画なんだな……」と理解しました。
リアリティに満足できない方も、是非次巻の第8話、伝説の「スパァン!」回までご覧ください。
入れ替わり
主人公のイジメにたいする復讐劇なんですが、ただ復讐するだけではなく、担任の先生と入れ替わるというファンタジー要素が軽く入っています。
そこがほかの復讐劇をテーマにした作品と一味違って面白いです。
でも正直、高校生の主人公が教師になりすますのは無理があるような…授業どうするの?誤魔化せないでしょ?って感じです。
Posted by ブクログ
復讐への思いの強さは、非常に分かりやすい。
入れ替わりという安直ではあるものの、とても感情移入しやすい設定。
無料で一巻読みましたが、つい2巻目を購入してしまいました。うまい構成です。
そこそこスッキリ
いじめられっ子の主人公がイケメン教師に憑依していじめっ子たちに報復する物語で、まぁまぁスッキリできる物語です。ただ読者目線だと主人公の作戦にかなり粗が目立ち、だいぶ都合良くことが運ぶなぁという印象も与える気がするので、おすすめ度は星3で。
少しご都合主義な印象
展開が早いのは良いが、設定や展開もちょっとご都合主義の部分が散見されて微妙かも。おそらく一人づついじめられっ子がいじめっ子を復讐していく流れだが、復讐もベタな感じがする。ちょっと良いところで終わったのでもう少し読んでみようとは思う。