【感想・ネタバレ】三体II 黒暗森林(下)のレビュー

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ネタバレ

北海が実は敗北主義者であったこと、水滴に一気に殲滅させられるところ、読む手が止まらない。冬眠後の世界で、状況が変わってると思わせてからの殲滅が物語として面白い。羅輯の呪いが最後に効いてくるのもうまい。展開がうまかった。

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2024年03月21日

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三体シリーズ全体を通してみると今回は起承転結の転であった。
ダイナミックに話が展開されて正直今回だけで終わりでもいいぐらいの結末だった。
それだけにこの後の2巻で何が起こるか怖くもあり楽しみである。

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2024年03月20日

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ネタバレ

(ネタばれあり)

上巻から下巻のクライマックスにかけての絶望感が続く描写から、どうやって話の展開を回収するか最後までワクワクが止まりませんでした。

フェルミのパラドックスに対する一つのアンサー。
暗黒森林仮説については以前どこかで目にしたことがあったが、三体が元になっていたのは読んでから知りました。

フェルミのパラドックスに関して色々な仮説があるけども、この暗黒森林仮説は小説家っぽい考え方で面白いですよね。

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2024年03月09日

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ネタバレ

・あらすじ
三体人襲来まであと450年。人類は選ばれた4名の面壁者自身の脳内で秘密裏に対抗策を編み出していく。
そして宇宙艦隊に所属する軍人の苦悩と信念。

・感想
主人公は面壁者のルオジーで裏の主人公?はジャンベイハイだと思う。

SFミステリーサスペンス恋愛(?)全部盛りエンタメ作品
上巻は種まき、伏線を張りまくりで下巻でルオジーに収束
こういう決着にもっていくとは…

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2024年03月02日

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スケールがとにかくすごい。

基礎物理学の発展が封じられてるのに、二世紀後に目覚めたら今では考えられないような豊かな生活になってて、三体文明なんか屁でもないわ、みたいな雰囲気から水滴に人類のほぼ全戦力である数千の艦隊を一瞬で破壊され尽くされてしまったときは恐怖と絶望でしかなかった…
最後のルオジーと三体文明の交渉もしびれた。なにも知らない時に宇宙の心理は暗黒森林である、と言われてもいまいちピンとこないけど、これまでに見てきた暗黒の戦いやルオジーの呪いが効いたことを見てきているのでなるほど…と素直に感じることが出来た。けど、これが全部伏線なのがホントにすごい。どんだけ脳内にスペースあるのよ劉さん…

本作とは関係ないけど、翻訳者のあとがきは1人でいいんじゃないと思ったことと、翻訳者のカッコ書きで(問題の映画は2006年公開のソウ3か)とか作中の人物が描写している映像作品の名前に対して勝手に自分の推論出してくるのは流石に出しゃばり過ぎでないですか、と思ってしまった。。本読んでるときに翻訳者の存在アピールとか要らない。。

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2024年02月29日

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ヒューゴー賞を受賞した大ベストセラーなので、今更って話だけど、あアイデア、スケール感、世界観等々、超絶面白いSF。黒暗森林仮説は、どうもしっくり来なかったし、量子通信も然り。しかし、そんなのを差し引いても読む価値のある小説。
なお、量子通信につては、自分が浅学であるゆえかもしれないので悪しからず。

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2024年02月19日

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葉文潔の聡明な預言を受け止めた羅輯の孤独な思索が何だったのか、この下巻で明らかになる所は読み応えあった。何だか分からないまま読み進めて来たところがあったけど、あー、そう言うことかと、急に話が見えてくる所は凄いと思った。

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2023年12月31日

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すごい....
重厚なので読んでる側も長い道のりの果てに結末を迎えるという感じが良かった.
理解が難しいなど言われていたが、全く感じなかった.自分が理系畑だからかな..
「それ」の元ネタがSAWというのが面白い(?)

追: 間違いなく今まで読んだ小説でTOP3には入る...ストーリーを思い出そうとするとあらゆる事象が想起されて頭が痛くなるレベルに重厚...

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2023年12月24日

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ネタバレ

Ⅱだけで十分に完結する完成度。
脱出船で猜疑連鎖を可視化、面壁者たちの表と裏の計画、章北海、黒暗森林理論
それぞれの話で一作書けるような内容の濃さは圧巻だった。
Ⅲはどう進んでいくのか期待。

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2023年10月29日

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こんなにすごい本は今まで読んだことがない。圧倒的なスケール、予想外の展開、驚きの連続。本当に面白い。
文章も洗練されてて美しい、内容が高尚で難しいけどかっこよすぎる。すべてが最高宇宙一。

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2023年10月22日

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圧倒的な知識量を土台として想像力によって面白い世界観に仕上げた作品。そもそもの設定だけで面白いと分かる。それでいてキャラクターも人間味があって魅力的でした!私は文潔さんが好きです!

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2023年10月03日

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呪文の伏線回収からの終盤の怒涛の展開に鳥肌が立ちました。物語としてここで完結してもいいと思うが、一体どんな続きがあるのか。ここまでくるとまだ続きがあることが嬉しい笑

またレイ・ディアスの太陽系消滅計画と「水滴」の艦隊殺戮シーンは圧巻としか言いようがない、、
ドラマは楽しみだけど、はたしてどう映像化してくれるか。衝撃映像間違いなし。

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2023年09月21日

匿名

購入済み

 

とても面白かった。
面壁者計画の伏線、章北海達宇宙戦艦の話の伏線が全部最後に回収されるところで興奮しすぎた。
黒暗森林理論がとても納得できるものだし、本当にいいSF作品だと思う。

#ドキドキハラハラ #アガる

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2023年01月08日

ネタバレ 購入済み

黒暗森林

遂に読了……!
おそらく今年いちばん時間をかけて読んだ。
時間的にも空間的にもボリューム感のある物語だった。ドラマチックなストーリーで伏線が回収されていく様が心地よかった。
結局その結論になるの?と思わないでもなかったが、3章もあることだし、更なる裏切りを期待したい。
新人類の行方も気になる。

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2022年12月26日

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ネタバレ

Ⅱの下巻です。

Ⅱの上巻は多少冗長な部分がみられ、中だるみとは言わないまでも穏やかな気持ちでゆったり読み進められる場面もありましたが、本書Ⅱの下巻は息つく暇がありません。
緊迫感と衝撃の展開の連続!
期待以上の見事な伏線回収!

1・文明は生き残ることを最優先とする。
2・文明は成長し拡大するが、宇宙の総質量は一定である。
何を書いてもネタバレになりそうでなかなか感想が書けないのですが(絶対に先入観ナシで読んでもらいたい)とにかくこの、宇宙社会学の二つの公理と、読後に改めて目に入った本作の副題である「黒暗森林」・・・
これがすべてです。

三体ロスがコワくてⅢが読めない(笑)。

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2024年03月20日

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三体Ⅱ下巻、やっと読み終えた。
半年以上かかったんじゃないか?と思えるほど頁が進まない。言葉が難しすぎる、内容が複雑すぎる。
だけど読後の感想としては凄く面白かった。

舞台は前作より2世紀後の世界。
200年後に三体文明が来るという世界。
人類は宇宙艦隊を配備し、200年前には想像もつかない進歩を遂げている。誰もが200年前の人類が抱いた絶望から解放されており、その進歩の歩みの中で心穏やかに生活している。

そこに三体文明からの「水滴」
「水滴」による地球の誇る宇宙艦隊の大量破壊、三体文明への脅威、それにより地球人の混沌と絶望、凄い展開だった。
SFなのだが何故かリアルさが漂う。

最期の展開だけが自分にはチープに感じさせられた。ここまで怒涛の複雑さで圧倒的に畳み込まれてきたのに最期はこの展開?なんかしっくりとこない。

「三体III」では更に200年後とかが描かれていくのだろうけど続けて読むのはもういいかな?と感じている。
非常に疲れるようなしんどい読書だった。
面白いのだが、読む事に疲れを伴ってしまう。自分の理解力がついてこない為内容の半分以上理解できていない気がしている。読みながら頭の中ではストレスを感じてしまう。

暫くは三体文明から離れて暮らしたい。今現在この作品は自分にとって「三体文明」みたいな存在になってしまっている。
2世紀とはいかないが間を空けてまた「三体III」に挑戦したい。

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2024年05月03日

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ぐっとスケールが拡がって、どうなるのかと思いましたが、最後は愛でした。
〈黒暗森林理論〉が気になっていたので、読めて満足です。
続きを読んでいきたいと思います。

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2024年03月30日

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上下巻合わせての感想。第2部になり急にSF色が強くなった。第1部が序章であったような感じで、読み始めから一気に物語に惹き込まれた。これをどう映像化するのか楽しみ。引き続き第3部も読んでいきたい。

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2024年03月11日

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とんでもないスケールによって描かれているこのシリーズもいよいよ後半へ。
「水滴」が怖すぎる!!
とんでも無く硬い、絶対に壊すことのできない物体がただ超高速で突っ込んでくるというどシンプルなとんでもない攻撃のアイデアには衝撃を受けました。
シーチアンさん、ずっとかっこよすぎます。
相変わらず自分には難しい用語が多すぎたんですが、youtubeの解説動画なんかを見て理解してから見ると作品の解像度がグッと上がりました。

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2024年03月10日

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「三体」に続き、圧倒的なスケールにただ驚き、引き込まれて、もう「すごい」の一言です。

宇宙における人間の無力さにがっくりしたり、もしかしてもうこんなこと起きてるんじゃないかと怖くなったり‥
そして最後は‥

理系的なところは難しくて理解できないこともあったけど、物理や宇宙にも興味がわいて、知りたいと思うほどおもしろかったです。
こんなストーリーが描ける劉慈欣さんて本当にすごい。

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2024年03月02日

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これまでの三体シリーズの中で一番読みやすかった!
細いところはよく分からんけど。
それにしても良くこんなSFを思いつくなと感心。

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2023年12月29日

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大風呂敷を広げまくり、伏線を張りまくり、見事に回収してみせた!大したものだ。面白かった。

艦隊壊滅のシーンでは、核融合を動力とした航宙艦が撃ち抜かれて核融合の暴走で爆発するシーンがあるけど、核融合を維持できなくなってシステムが停止するのではないのか?と思わないでもないけど。トカマク炉ではない未来の技術でできていたのかな?画としては爆発する方が派手ではありますね。

これ以上はネタバレになりますので、細かいことは触れませんが、とにかく読むかどうか迷ったら、読んでみてください。お勧めします。

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2023年11月21日

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まさにスケールが壮大。高校とかの時にこれとガリレオ読んで物理学に興味持てばよかった(笑)
とはいえ、当たり外れを除き未来を想像する一助になるという意味でも多くの人に読んでもらいたい。

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2023年11月05日

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ネタバレ

殲滅知性

あらゆる知性は、他を殲滅する。

とにかくストーリー展開の激しさは、並のどんでん返しミステリーを束にしてもかなわない境地に至る。

ベージの関係かな?上巻に入れたほうが良かったと思う短い第二部で二人目の守護神が脱落するが、それが最後に活きるとは想像すらしなかった!

怒涛の第三部「暗黒森林」は、本シリーズの最大にして孤高のテーマを激しく奏でる。

冷凍睡眠から目覚めた主人公が目の辺りにするのは三人目の失脚。少し唐突感があるし、インパクトはあまりないんだけど、要するに人類の希望は主人公一人に委ねられたということと理解。

そこからあとが全くの別作品のごとく世界が一変する。人類勝利ムードは一瞬にして消え去り、期待の準主人公はまさに素晴らしい活躍を魅せるんだけれど、まさかの結末に。
※その後の宇宙船はそれぞれどうなるんだろう?

すべてが潰えた人類に残された希望は主人公一人なのに、彼は妻子のことを想いながら絶望の底に沈んでいる。そう読めた。

え?

残り10ページに、過去私が経験したことがない超どんでん返しが待っていた。第三の知性や準主人公の物語や二人目の救世主の退場は、このためにあったのか!

エンディングは、ハッピーエンドだ。しかし、私は本作に続きがあることを知っている。これからまだ話が続くのか? その謎は間も無く明らかになるだろう。とてま楽しみだ。

余談
言葉というか敬語の使い方に揺らぎがあるように感じるのは気のせいだろうか?日本作品なら、そこに話し手の感情揺らぎが映るものだが、本作ではそれが感じられない。特に最後の10ページやエピローグ部分では、その辺がうまく読み取れなかった。読み手の問題だろうけれど、日本語って素晴らしいなと思う。途中出てきたアイコンタクトの部分も合わせ、異星人への武器は日本語ではないだろうか?

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2023年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 人類世界の大逆転劇にスカッとした。
 前作同様幅広い理系知識を必要としているが、終盤にはそれが気にならなくなる怒涛の展開に手が止まらなかった。なにより逻辑の作戦がうまくいってよかった。

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2023年10月15日

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たった1人の人間が文字だけでここまで壮大な物語を語ることができる、その事実に何より感動した。勝ったのは劉慈欣。

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2023年09月15日

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いよいよ面壁者である羅輯が185年間の冬眠からめざめ、未来が舞台になっている本作。
SFらしさが顕著にあらわれ、前作より面白く読めた。
もちろん、まだまだ難しい内容が多くて、映像で見たい!と思わせる部分が沢山あった。

地球は羅輯が眠りについた時とは全く違い、三体に対して楽観的な考えに至っていて、安心したのも束の間、絶望へと落とされていく。
そして、羅輯が放った呪文がなんなのか、それが明らかになる。
まあ、明らかになってもまだ?だけれど。
なぜなら、呪文は宇宙全体として知的生命体が地球と三体以外にも無数に存在していることを示していて、私自身がその部分に納得がいっていないから。
でも、これはSF世界では常識なんだろうから、SF初心者の私には理解し難い結末でした。

結局、三体が予想したとおり、羅輯がきちんと仕事をしてくれてよかった。
そして、大史も大活躍してくれて、ニヤニヤした。
上巻でとんでもないことをしでかした章北海も、やっぱり下巻でもとんでもないこと、でも、唯一まともな事をしてくれて、格好良く終わっている。

エンタメ性もあり、今までで1番面白い!

これで、一旦綺麗に終わったような気がするが、続きが楽しみ。

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2023年09月13日

Posted by ブクログ

『幼年期の終わり』や『ファウンデーション』読まななというきもち…(読みたい読みたい詐欺)
敗北主義思想を脱してお元気にさせる為の思想統制施設が出てきて興奮してきた(?)
レイ・ディアス、あんな小細工弄してでも故国に、人民の元に帰りたかったんだろうなというのが哀しいけど好きだな…聡明な彼ならああいう末路になるのはきっと分かってただろうし 作戦のスケールのデカさ含めてかなり好きなキャラだったな 宇宙人より人類の方が作戦の障害だったという皮肉

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2024年02月11日

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やっと読み終えた!
いろいろ興味深い本なんだけど、
難しすぎて全然進まなくて、時々眠くなる。
やっぱりもうここでやめようかな、、と思うんだけど
続きが気になる。
相反する気持ちが行ったり来たりする、
不思議な作品。

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

200年後の世界からやっと面白くなってきた。

地球の繁栄から面壁者が不要→
水滴により壊滅的状況→一発逆転!

内容は難しいが話の展開がオーソドックス。
それがスーッと入ってきた。

また200年での言葉の変化など、よく考えられていると思う。

ただ、会話の中で出てくる例えが博識すぎて
なんか、昔の文豪小説みたいで好きになれない。

なので評価は⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎には至らず⭐︎⭐︎⭐︎。

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

面白いんだけど…どうしても読むのに時間かかってしまう。
難しい話だからあまり頭に入ってこないのも原因なのかも。
先が気になる展開で…Ⅲも楽しみ。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ

地球外生命体との出会いとはこういう考え方があるのか、と目から鱗だった。新鮮。ただ設定を説明したいがために主人公たちがいるようで、登場人物たちに感情移入がしにくく残念だった。

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2023年12月31日

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