「やりたいことを見つけるにはたくさん行動するしか無い」
実はこのアドバイス、間違いかもしれません。
本書は、やりたいこと探しに悩んだ経験を持つ著者が「本当にやりたいこと」を見つけるまでの間に、学び、実践してきたことを全てまとめたものとなっています。やりたいこと探しをしていると、多くの情報に頭が散らかってしまい、結局何をすればいいのかと悩んでしまうことも多いと思います。しかし、著者が提唱する自己理解メソッドでは、「やりたいこと」の定義とそれを見つけるための要素が明確になっているので、非常にシンプルで、余計な情報に惑わされずに進めていけるメソッドだと感じました。
私自身、やりたいこと探しのために様々な自己分析を行うものの、ただ断片的な情報が集まるだけでその情報を活かせずにいました。
しかし、著書を読み、情報を要素に分けて見られるようになったことで、自分のこれまでの行動や思考の理解が深まり、自分が本当に進みたい方向性が明確になってきたと感じます。
自己理解が進めば、自分がどういうときに楽しいのかが見えてきます。自分にとって楽しい環境が分かれば、自分でそれを選択していくことができます。
他人軸でなく、自分が「こう生きたい」と思える軸を見つけたい。そう思う方にぜひお薦めしたい作品です。
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下記の3点を考える必要がある
・好きなこと
・得意なこと
・大事なこと
好きなこと×得意なこと=やりたいこと
好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと
・好きなこと
→「自分の情熱がある分野」心理学、医療、ロボットなど
興味があってもっと知りたいと思うこと
・得意なこと
→自然と人よりも上手くできてやっていて心地よいこと
情報を集めること、人と競うこと、深く考えることなど
・大事なこと
→価値観
価値観も内側に向くものと外側に向くものがある
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好きなこと、得意なこと、大事なことから本当にやりたいことを見つける
YouTubeで八木さんに出会って大きく人生に対する考え方が変わった。
自分の道信じて頑張ります!!
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好きなこと得意なことやりたいこと、この3つを重視する。さらにこの中でも特技は重要。
長所を活かせるような仕事に就くこと。
基準は、特に自分は頑張ったつもりはないが周りより平均以上のもの。そして大事なことは、一生かけても追い求めれるものがいい。
ちなみに好きなことは、ついつい調べてしまったり興味を持ったりするものに限定するといい。
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やりたいことを見つけるためには、まず自分と向き合い、自分にとって「大事なこと」「好きなこと」「得意なこと」の3つを言語化し、明確化すること。
そして、その中から、またその組み合わせで思いつく具体的なことをどんどん実践することでやりたいことが見つかる。
ただすぐに見つかる人は稀で、いろいろ試行錯誤して、振り返ってみて、あれはやりたいことだったと気づくこともあった。
定期的に、上記の3つについて考えること、また日常生活の中で意識的に探すことで見つかることがあった。その意識が持てただけでも、見え方が変わり、読んだ価値があったと感じた。
Posted by ブクログ
間違いなく私の人生で「何度も読み返している本ベスト3」に入るであろう1冊。
自分の「やりたいこと」を体系的に論理付けして
見つける方法を教えてくれる非常に分かりやすい本。
しかも実践するためのワーク付きで、
読み終える頃には「やりたいこと」を見つけられ、
力がみなぎる自分に出会えます!
「俺は何がしたかったんだっけ…?」「なんのために働いていたんだっけ…?」と自分を見失いがちになる度に、私はこの本を開いています。
転職活動をした時も、この本のメソッドに
従ったおかげで納得のいく仕事に就くことが
でき、毎日が充実しています。
「やりたいこと」が見つからず、
もやもやしているあなたへ。
ぜひこの本を手に取ってみてください!
Posted by ブクログ
場外ホームランです!
本当、やりたい仕事、得意な分野は、考えられない結果を残せます
そして、何より楽しい
そんな世界を体験したい人におすすめの一冊!
切符です!貴方が好きな世界に行くための!
Posted by ブクログ
自分のやりたいことが分からなくなって塾のバイトを続けるかとか諸々迷って、ずっと読みたかったこの本についに手を出した。将来自分がやりたいこと、八木先生と考え方似てるので先生の他の本も読みたい。めっちゃいい本!!!
Posted by ブクログ
自己理解がシンプルで明快に定式化された。
(好き×得意×大事)
そして、自己理解が現代で生きやすくなるための最良の手段であることを再認識。
「選択肢が多いと選択をしないという選択をする」
「今1番やりたいことをやればいい」
この言葉、しっかり受け取りました。
八木さんありがとうございます。
Posted by ブクログ
紹介されているのは非常にシンプルな方程式です。
本当にやりたいこと=好きなこと(情熱)×得意なこと(才能)×大事なこと(価値観)だと。
その3要素の掛け合わせで考えていくことが重要な理由や、具体的な自己理解へのプロセスについて、本著は具体例を交えながら紹介しています。
かなり分かりやすく解説されているので、就職や転職など人生の節目で悩んでいる方にとっては頭の中を整理する上での格好の教科書。
特にこれといったターニングポイントを迎えてはいない方でも、自身の向いている方向を見つめ直すきっかけとしてかなりおすすめ。
何度も立ち返りたくなる本です。
Posted by ブクログ
自分の軸をしっかり理解したいという目的で本書を手に取りました。内容自体は読みやすく、理解するのには時間はかかりませんでしたが、自己理解メソッドに沿って実際の自分のやりたいことを探すという作業に関してはある程度時間を要すると思います。自分は好きなこと、得意なことはまだ明確にできていませんが、大事なこと(価値観)は本書に沿って自己認識することができました。それだけでも現状読んだ価値を感じてます。好きなこと、得意なことを精査するのはもう少し時間がかかるかもしれませんが、今後しっかり理解し、本当にやりたいことを見つけられたらいいなと思います。
Posted by ブクログ
自己啓発本は今の自分を変えないといけない部分が出てくるけど、これは自分の短所を認めたり長所に変換してり、今のままの自分を活かす方法を教えてくれる。
Posted by ブクログ
これ本当に読んでよかった
自分の本当にやりたい事を見つける方法がロジックで的確に書いてあり、読んでいくうちにこれからの人生が楽しみになりました
自分の人生このままでいいのか?など自身の未来に不安がちょっとでもある人はこれを読めばすぐ解決できて、やりたい事をするために何をすればいいのかというタスクも明確になるので未来が明るくなる事間違いなし!
Posted by ブクログ
「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の順番に見つけて掛け合わせることで「やりたいこと」がとても見つかりやすい。
化学的な手法の方が好みで、難しい文章が苦手な自分にとってとても読みやすい本だった。
今まで「大事なこと」(価値観)に目を向けてやりたいことを探したことがなかったため、とても新鮮だった。
見つけるための質問も他の本に比べて答えやすいものが多かった。
自己分析に活用できる本
自己理解、自己分析をするために自身の物事を言語化するのに役立つ本です。著者自身が自己分析の支援業、サブスクリプション、ストックビジネスのようなやり方を生業として稼ぐため、微妙に内容が足らず、ノウハウの物足りなさがあります。微妙にかゆいところに手が届かない。モヤモヤが残ります。特典で資料のデータをダウンロードできますが、これをどう活用するか詳しい説明がないです。あえて中途半端な意図が見え隠れしています。
この本やYouTube動画を見て、より詳しく自己理解をしたい人は著者が経営している無料セミナーから支援サービスを受けて下さいと誘導される流れとなっております。
内容がうまい塩梅に調整されているように見受けられました。無料セミナーだけで、より情報を得ようとする人と著者で攻防が行われているようです。
著者自身も自己理解をした結果、このビジネス手法で働き、稼ぐことが自身は向いてると言ってるので、正直なんです。著者も稼ぎたい欲が少し入っており、何だかなーとモヤモヤして、ひっかかりました。
自己理解支援サービス業は人気らしくて、人数制限が出ています。本を入門編にして集め、支援サービスでより稼ぐ、松竹梅的な値段設定で上手い誘導です。
著者が物事の整理、言語化が上手い人物のため、
だったら、その支援サービスを受けた人がどのように自己理解できたのか実例をより詳しく書いて欲しかったです。
Posted by ブクログ
自己理解を体系化して書籍化されている。最近「やりたいことがない」と悩んでいる我々Z世代には結構大事な一冊なんじゃないかと思う。
この中にあるワークをやり込むだけで、かなり自分自身と向き合うことになるのではないか、と思った。
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今まで、いつかやりたいことが見つかると受け身な姿勢でしたが、本書を読んで、本当にやりたいことの実現手段を能動的に見つけたいと思えるようになりました。
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やりたいことの見つけ方って、そうだよね。と納得感があり、自分が今までやってきた方法の中にいけなかったものもあったので、答え合わせができて良かった!今時点でやりたいことが、なんとなくはっきりしてても、時間が経てば不安になることもあるので、その時にもう一度見返したい。また、周りで悩んでる人がいたら、その人へのアドバイスとしても充分に役立つ内容だと思った。
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同じ著者の『世界一やさしい「才能」の見つけ方」がわかりやすかったので、こちらも読んでみました。
はじめに「やりたいこと」という言葉の定義をし、3つの要素に分解することで、内容が理解しやすく、ワークにも取り組みやすくなっています。
実際にやってみると自分のこれまで振り返る作業が必要になり、簡単にできるとは言い難いですが、この本は良き指南書としておすすめの一冊です。
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自己理解を深めて仕事を選ぼうという、やりたいことや仕事についてのアドバイス
この手の話は色々あって安易でその人にしか当てはまらないものが多いように感じるが、
要素を3つに分解していて、興味深く、それゆえに応用が効きそうにみえる。
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メソッドで自分と向き合いやすくなれる本。
大事なこと、得意なこと、好きなことを掛け合わすとやりたいことが見つかる。
私自身、大事なこと、得意なことはまあまあ整理できた。でも、情熱をかけるほどの好きなことがないんだと気づいた。だから、やりたいことに走れない。
日々、あーこれ自分好きだな、これやってる時楽しい!そんな自分の気持ちをもっと大切にしていこう。
自分の短所は、〜だからこそに言い換えていこう。
そして、やはり子どもには好きなことにとことん向き合ってもらい、自分の好きに敏感な人に育ってもらいたいと思った。
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読みながら本書の指示通りに「やりたいこと」を浮き彫りにする作業もしていくと、読破まで2週間くらい時間がかかりました。ですがその甲斐あってか、やりたいこと(仮)を見つけ挑戦し始めることができました。このやりたいこと(仮)が駄目でもまた本書に戻って探し直そうと思います。
Posted by ブクログ
自己理解を体系的に行える本。
ワークも豊富で時間をかけて取り組むことで、自己理解が進むと思われる。
得意なことは、クセや自然とやってしまっていること
好きなことは、興味や好奇心を感じる分野
かつ、その中で自分が得意なことをセットで考えることが大切。
将来のためにやりたいことではなく、今一番やりたいことに取り組むべき。
やりたいことは最初は仮説で良い。行動を繰り返すにつれてブラッシュアップされていく。
やりたいことを発見すれば、自然とその視点で生活することとなり、実現手段は見つかってくる。
Posted by ブクログ
自分のやりたいことを見つけられる。自信を持って。
自分の長所に驚くほど気付かされ、それを利用できる場所の見つけ方を導いてくれる。
読むだけで自分を大切にしようと思わせてもくれる。
未来に迷うたびに読もうと思う一冊なり!
体系的だが読む方の情熱も必要
自身の経験をベースにした体験談を交えつつ、基本的には理詰めで自己分析を行うためのワークブックだと思う。説明の仕方や大事なトピックを抽象的モデルにしたり各要素を分解したり再配列したりと数学的でもある。因数分解のような解説には感心しつつも、好みの問題か情熱が足りないのか自己分析に本格的に取り組むまでには至らず。少し間を置いて巻末の質問集をやってみようとは思うが、この類の話はセミナーの熱にあてられてるうちにワークショップのような形で聞いた方が身になるのだろう。
一番シンプル!
去年就活生でした。
『絶対内定』など、有名な自己分析の本はありますが、正直厚いし長いし、偽のやりたいことに惑わされやすい...良書というには合う人を狭く絞る本が多いです。
この本は、好きなこと、得意なこと、大事なこと、この3点を考えて組み合わせるだけで、とっても簡単です。それぞれを考える際の質問は、最低5問と少なく楽ですが、きちんと自分の理解が深まって良質だと思いました。
早く出会えていたら、今の生き方はもっと違ったなあと悔しくなりました。
ただ、得意なことが成果に繋がるかどうか、やったことがない場合判断しづらく、その点が書かれていなかったり、所々「ん?これはどう考えたらいいんだ?」となったので−☆1です。
でも、やりたいことが何となく見えてる人にもお勧めの本です。
期待しすぎました。
この手の本や、自己啓発書はいくつか読んできました。
序盤から、「この本は他と違うぞ!」と思わせるものがありました。
この本を読めば、今度こそ自分の本当にやりたいことが見つかる・・・!
そんな期待に胸を膨らませ読み続けていますが、いざ自己分析のページまで来ると、思っていたほど「これだ!」といった発見も無く。
自分の場合、以前から頑張って挑戦していた事(夢)と、この本から見出した「得意なこと(才能)」が同じ結果となりました。
しかし、私はすでにその道では挫折し心が折れてしまったので、他を探さなければなりません。
いくら結果的に「得意」と出ても、仕事として叶うか、向いているのか、というのは自分には謎です・・・。
それは体力、メンタル面、その他様々な要素が絡んでくるので、どれかが欠けていてキツければ、やっぱり合わないと思います。
ですので、色んな要素を総合的に判断しなければなりません。
素直にすぐ見つかる方もいるかもしれませんが、そうじゃない場合、かなり大変な作業となります。
また、自分の得意なことや才能を見つけるため、たくさんの質問リストが載っています。
これは自己分析が好きな人にとっては有難いものでしょう。(自分も好きな方です。)
ですが、「当たり前にやっている事があなたの得意な事だ」など、時々ちょっと強引じゃないかな?と思わせる部分もあり・・・
言いたいことは分かるけど、それがやりたい事かというと?です。
まだ全て読み終えてはいませんが、最初の期待とは一点、「本当にこんなので見つかるのか?」という不安に変わっています。
また、著者は「落ち込んでいる人と関わるのは得意じゃない」そうです。
そういう人を励ますよりは、「自分の可能性を発揮していきたい!」という人をサポートしていきたいと書かれていますので、そういった前向きな気持ちの方が読まれるのをオススメします。
(私は今精神面で落ち込んでいるので、どうりで合わないはずですね。)
あまりに迷って人生見失ってる人や、自分に自信が無さ過ぎる人は、この本を読んでもスッキリとしない可能性があります。
しかし、この手の本を読んでいない方にとっては、考え方として一つの参考になると思います。
Posted by ブクログ
好きなことwhat×得意なことhow→やりたいことdoing
やりたいこと×大事なことbeing→本当にやりたいこと
やりたいことを見つけるためのtipsがまとめられており、この手順に従えば自分の価値観ややりたいことが気づきやすくなる
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本の中のワークを実施しましたが私は趣味レベルのやりたいことしか見つけることができませんでした。ただキャリアにおいてやりたいことを考えるポイントは参考になると思います。今後の生き方に悩んでいる人、ワクワクしながら生きていきたい人にとって読む価値がある本だと思います。
Posted by ブクログ
●はじめに
朝、目が覚めて今日もやりたいことやるぞとワクワクし
昼、やりたいことに夢中になり
夜、やりきったと充実感をもって眠りにつこう
やりたいことがある人はエネルギーが集中しており、大きな成果を得られる
やりたいことがない人はエネルギーが分散して、小さな成果しか得られない
やりたいことを仕事にしている人
自分のやりたいことを学び成長する
→学んだことを人に提供しお金と感謝をセットで受け取る
→そのお金をまた学びに投資する
→そして成長したスキルでより高い報酬を受け取る
→成長ループ!
やりたいこと以外を仕事にしている人
仕事自体がストレス
→ストレス発散のためにお金が消える
仕事に興味がない
→時間があっても学ばず成長しない
やりたいこと探しを終わらせると仕事以外のあらゆる悩みも解決していく
年齢を重ねれば重ねるほど、
「やりたいこと」を探そうとしたときに「やるべきこと」が足を引っ張るようになる
だからこそ早くやりたいこと探しを終わらせるべき
人より100倍頭がいい人はいないが、他の人に比べてものすごい成果を出す人はいる
自分の中にあるエネルギーの使い方を他の人よりも知っているから
成果を出す人は、自分の活かし方を知っている。
●1章 やりたいこと探しを妨げる5つのまちがい
間違い① 一生続けられることでなければいけない
今の20代の人は50%が100歳まで生きる
社会は変化していく
→真実① 今一番やりたいことをやればいい
間違い② やりたいことを見つけたときには運命的な感覚がある
恋愛結婚よりもお見合い結婚の方が長期的な満足度が高いのは「愛情は最初から存在しているもの」ではなく「愛情は歩み寄って育てていくもの」という立場だから
運命的なやりたいことではなく、自分が心から納得できる、自分で作るやりたいことを見つけよう
→真実② やりたいことを見つけても最初は興味レベル
間違い③ 人のためになることでないといけない
自分が興味を持ったなら同じことに興味を持っている人は必ずいる、その人たちにアプローチすれば必ず商売になる
無理やり自分を押し殺して「人のために頑張るんだ」というのはただの自己犠牲で続かない
やりたいことは自分がストレスなく続けられることなので人のために長期定期に貢献し続けることができる(自利利他)
→真実③ 自分のために生きることが人のためにもなる
間違い④ 見つけるにはたくさん行動するしかない
やりたいことを見つける2要素は選択肢と選択基準
やりたいことが見つからない大きな原因は選択肢が多すぎることかつ、選択肢があっても選ぶ力がなければ納得いく選択はできない
やりたいことがわからない状態で選択肢を増やすべきではない、選択肢はもう十分に知っている
→真実④ 見つけるには自己理解するしかない
間違い⑤ やりたいことがしごとにならない
「やりたいこと」は自分の中にあり、「やりたいことの実現手段」は社会の中にある
まずやりたいことを見つければ、その実現手段は探せば見つかる
→真実⑤ やりたいことは自分の中に、実現手段は社会の中にある
●2章 なぜやりたいことがわからず迷い続けてしまうのか?
苦手なことをやっていても疲れるだけで何も得られることはない。
得意なことをやればすぐにかつ楽しく成果が出る。
・行動して探そうとすることは選択肢を増やし無駄である
ジャムの法則(人間は選択することは労力がかかるため結果的に選択肢ないことを選択する)
・メリットを考えることは無駄である
30年前に世界の時価総額ランキング32/50を占めていた日本企業も今はトヨタのみ
現代はVUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性をもち、将来の予測が困難である)
VUCAである外の世界とちがって自分の内側の世界は大きくは変化しない
→一度決断してしまえば迷いもなくなり、時代がどう変化しようとブレずに行動していくことができる
☆どうすべきかではなくどうしたいか
●3章 やりたいこと探しを最速で終わらせる公式「自己理解メソッド」
やりたいこと探しが迷宮入りしてしまうのは
・しっかりと言葉を定義せずに曖昧な言葉で考え始めようとしているから
・頭の中が散らかっているから
→持っているパズルのピースの組み合わせ方を知り1枚の絵を完成させること
☆質問に答えるときに「何を見つけようとしているのか?」という目的意識を明確にするのが大事
・直感的にではなく論理的にやりたいことを見つけ出す
よく自己啓発本にある天職に出会い脇目も振らずに行動したというようなエピソードはごく稀
99%の人は1つ1つ自分の気持ちに向き合って本当にやりたいことを見つけていくしかない
ファッションセンスのある人は感覚で選んでおしゃれにできるがない人は理屈を学んで一つ一つアイテムを選んでいくしかない
自己理解の3本柱は「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」
公式1 好きなこと×得意なこと=やりたいこと
公式2 好きなこと×得意なこと×大事なこと=本当にやりたいこと
①好きなこと
自分の情熱のある分野のこと(心理学、環境問題、ファッション、etc.)
・興味があってもっと知りたいと感じる
・関わるだけで面白いので「これが本当に仕事でいいの?」と感じる
・「なんで?」「どうすれば?」のような問いが湧いていくる
②得意なこと
自然と人よりもうまくできてやっていて苦なく心地よいこと(相手の立場になって考える、人と競う、情報を集める、分析する、深く考える、分析する、etc.)
・やっていて心地いい
・がんばらなくても無意識にやっている
・ストレスがないので夢中になりやすい
・やっていると自分でいられる感覚がある
・仕事でなくても普段から自然とやっている
・他の人に対してなんでこんなことができないの?と思う
※「得意なこと(才能)」と「スキル・知識」はまったく別物
得意なことは生まれつき持っているもので、スキル・知識はあとで身につけられるもの
③大事なこと
価値観。何のために働くのか?どんな状態でありたいか(自由に生きたい、人に優しく生きたい、安心して生きたい、穏やかに生きたい、熱中して生きたい)
自分の内側に向くと人生の目的、他人や社会など外側に向くと仕事の目的が決まる
※やりたいこととなりたいものはちがう
なりたいものとして考えると仕事のイメージに注目してしまう
→Youtuberは多くの人に注目される華やかなイメージと裏腹に企画・撮影・編集という地道な作業がある
なりたいもとして掲げると実現手段が限定されてしまう
→目的を達成するなら、その道じゃなくてもいいんじゃない?
What×How×Why
好きなことを どうする それはなぜ
自己理解メソッドを 体系立てて人に伝える 人生に夢中になりたいしなってほしいから
就活なら
好きなこと→なぜこの業界なのか?
得意なこと→どうやってこの仕事で成果を出すのか?
大事なこと→なぜこの会社なのか?
自己理解のルール① 好きなことで生きるはまちがい
好きなことはあくまで仕事の目的を実現するための手段
目的がないとブレてしまうから(どんな人にどんな影響を与えたいか)
→好きなことではなく大事なことをまず見つける
自己理解のルール② 好きなことより先に得意なことを見つける
仕事にできないという思考のブレーキを外す
自分の得意なことを使えばなんでも仕事にできる
→好きなことの前に得意なことを見つける
自己理解のルール③ 細かい実現手段は考えない
目的地が決まっていないのに飛行機で行くか電車で行くか考えているようなもの
目的地が決まれば自然と決まる
会社は自分の人生の目的に近づくための手段でしかない
●4章 人生を導くコンパス「大事なことを見つける」
・価値観と目標はちがう
大事なこと(価値観)はずっと歩み続ける人生の方向
目標はその道の途中にあるチェックポイント
・本物の価値観か偽物の価値観か
今までの人生で親や社会から刷り込まれてきたものではなく、本当に自分自身が思うことかどうか
「〜すべき」ではなく「〜したい?」というものを見つける
【本物の価値観を見つけ出すための5つステップ】
①質問に答えて価値観キーワードをリストアップする
②価値観をマインドマップにまとめる
③他人軸な価値観を自分軸に転換する
④価値観ランキングを作る
⑤仕事の目的を決める
質問にうまく答えられないときの2つの対処法
・ジャーナリング
タイマーを3分セットし、思いつくままに書き出す
手をとめないこと、頭で考えずに手を動かすことを意識する
・質問会話法
質問を他人に読んでもらい会話していく
相手の価値観にも触れ、会話が進む中で自分の考えがまとまっていく
①質問に答えて価値観キーワードをリストアップする
Q1. 尊敬する人、尊敬する友人、好きなキャラクターは誰?その人のどんなところを尊敬してる?
原監督の授業でゲストスピーカーとしてきてくれた女性
理由)女性としても人としてもすごく魅力を感じたから
→10分で引き込まれる、好きになってしまうような人 「愛される」
→外見と所作が美しい、明るくて元気、女性らしい、愛想がある、仕事ができる 「美」「知識」
→信念を感じた、挫折を乗り越えて強く生きてると思った 「信念」
こうきさん
理由)なんでもできるから、見えてるから
Q2. 幼い頃や思春期にあった今の自分に一番大きな影響を与えている出来事or経験は何か?それが自分の価値観にどう影響を与えたか?
価値観の根本は幼い頃の経験で作られている
自分の価値観を結びついている経験は強烈な感情を伴っているため記憶に残っている
・小学校
話せなかった
・高校の時の彼氏
人と社交的に知り合うことを知った
楽しい世界が広がっていた
今まで閉ざしていたけど人と仲良くなると楽しいことを知った
・高校
メイクで少しずつ見た目がよくなっていくと周りに大事にされるようになった
中身だけではなくて外見で判断されることを知った
・大学
馬鹿みたいに楽しい遊びを知った。今が人生で一番楽しい時間だと当時にして思っていた
けど秩序がない人たちもいて不快だった
・インターン
Q3. 今の社会にはなにが足りないと思うか?
理想と現実の差を埋めるのがあなたのやりたいこと
余裕がない
思いやりがない
Q4. 自分って人生で何を大事にしてそうか、その具体的なエピソードも周りに聞いてみる
「快適さ」
プラスじゃなくてマイナスをなくす
〜したいじゃなくて、〜したくないをなくすために努力している
「人」「誠実」
人としてちゃんとしてる人と一緒にいたい
Q5. 自分の子どもをを育てたり、他人に助言するときに一番伝えたくないことはどんな行動で一番伝えたくないのはどんな行動か?
・人に迷惑をかけてはいけない
・自分と人に嘘をついてはいけない 「誠実」
・時間の余裕は心の余裕になるし、それは人への接し方と健康に影響する 「余裕」「健康」
・続けることも大事だけどいろんな経験をした方がいい 「冒険」「挑戦」
・本質的かどうかが大事
・人としての礼儀や美徳は忘れてはいけない 「礼儀正しさ」「誠実」
・人として信頼される人になるべき 「信頼」
・愛されてればどうにかなる誰かが助けてくれる 「愛される」
・人の繋がりは多いほうがいい 「仲間」
・相手の立場になって考えること 「思いやり」
・図に乗らないこと、自慢しないこと 「謙虚」
愛される
美
知識
信念
知的
●5章 得意なことさえ見つければ何でも仕事にできる
得意なこと=成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン
気づいたらどう言えば相手に伝わるか、わかってもらえるか考えている
気づいたらどうしたら効率的になるか考えている
気づいたらどうしたら快適か考えている
気づいたらどうしたら整理されるか考えている
気づいたら何をしたら楽しいか考えている
気づいたらなぜそうなのか分析している
気づいたらどうしたら人によく見られるか考えている
Q1. これまでの人生で充実していた体験は?
中学のバレーボール入部したて
→初心者なのになんでもできた、無敵だと思った
大学の飲みサー
→毎日のように遊んだ、忙しさもすきだった
Q2. 最近イラッとしたこと、もしくは心がざわざわしたこと
ポイ捨てしてるのを見たとき
レスが遅いとき
会話が成り立ってないとき
タメ口など敬意が感じられないとき
自分の立ち位置を理解できておらず偉そうにしてる人を見たとき
人を見下している人を見たとき
Q3. 人に聞いた自分の長所
Q4. 明日仕事をやめてもっとやりたかったと感じるのはどの部分?
スプレッドシートの管理とか?
こここうしたらいいとか色々思ってたの言えばよかった
Q5. これまでの人生で成果がでたことは?どうやって出した?
都大会出場。継続した
勉強。コツコツやってた、楽しんで勉強してた
インターン。継続した、何が足りないのかどうしたらうまく行くか考えた、真似した
【自己理解の手順】
大事なこと(価値観)を見つける
→何のために働くのか?という仕事の目的を決める
→やりたいことは仕事の目的を決めるために手段であるため、ここでやりたいことを見つける(得意なことの中から)
→やりたいことの中から実現するための手段を決める
●6章 好きなことを見つけて努力する
得意なこと
要約して伝えることが得意
時間をかけることが得意
全般できる
すきなこと
まとめることがすき
時間を忘れて熱中していたこと
メイク調べる
動画見る
状態
仕事とプライベートわけなくていい
何かに熱中しているときが最高に幸せで価値がある
Posted by ブクログ
やりたいこととは、好きなこと、得意なこと、大事なことの掛け算。
なりたいものを考えると、手段が限定されてしまうため、楽しいことから考えた方が良い。元から得意でないことを努力しても、伸びしろは期待できないため、長所を効率よく伸ばしていったほうが圧倒的な成果に直結する。
Posted by ブクログ
転職活動を開始するにあたってやりたいことや自分軸をハッキリさせたいと思っていた時に、オススメと情報を入手し読んでみた本。
結果、やりたいことが見つかってスッキリした!という感想は私には無かった。きちんと時間をかけて筆記用具も活用しながらワークを進めたが、似たような質問の多さに疲労感を感じただけで、答えに辿り着くことができなかった。ある程度自分のことが分かっている人には整理という意味で納得のいく答えを見つけることは出来そうだったが、本当に自分のことが分からなくて困っている私のような人には余計こんがらがるだけのような気がした。
ただ、方針というか考え方については成程と勉強になる部分も一応あった。