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Posted by ブクログ
消化能力が弱かったり(老化、高年齢を含む)、食べ過ぎたりすると、小腸に過剰な栄養分が入り、吸収されない糖は
小腸内をただよい、糖をエサとする腸内細菌が小腸で異常に増える。それにより、腹部の張り、ガス、下痢や便秘を招く。SIBO(シーボ)、小腸内細菌増殖症が発症。1700万人の日本人が原因不明のお腹の不調に。検査は内視鏡で粘膜変化を捉えるかラクツロース呼気検査。予防・改善は、低FODMAP食、青魚、オリーブオイル、鮭、紅茶などを。アルコール、カフェイン、加工食品をやめる。規則正しい生活を。
Posted by ブクログ
同著の『腸のトリセツ』は一般向け、本書はより専門的な印象。両方とも、おなかの不調の原因と対策を探るための助けとなる本だ。読んで小腸について知らないことが多いことに気づいた。
正常な小腸は大腸より細菌が少なく、ガスが見られないが、腸内細菌が小腸で過剰に増えて様々な不調が起こる。それがSIBO(小腸内細菌増殖症)であり、症状は過敏性腸症候群と似ている。患者がおなかの不調を訴えることも、医師の聴く姿勢つまりストレスが原因と決めつけないことも両方重要だと思った。
Posted by ブクログ
過敏性腸症候群=下痢、腸活=健康といった、短絡的な思い込みをしてしまっていたなあと反省。
大腸の腸内細菌のことはよく話題にするのに、そのすぐ手前にある小腸のことは全く考えられていなかったことに気づかされた。
ただ善玉菌をとればいい、食物繊維をとればいいのではなく、自分の腸と向き合って、正しい食事方法を選択できるようになりたいなあ。
いまはそこまで必要性を感じないけれど、FODMAP食も実践してみる価値はあると感じた。
疫学的な書き方がされていない
食物繊維がいい ヨーグルトがいい 乳酸菌がいい などの情報が世の中にあふれているが、過敏性大腸炎 SIBOの人にとっては良くない ということは新しい発見であった。その他様々な知見が記されているが、いずれも トピックス的な書き方で 何人の患者のうち改善されたのが何人 というような統計的 疫学的な書き方がされていない。客観的信頼性を得ようとすると 数字を書くべきだと思う。