消化・吸収の他に、免疫細胞の6割が存在(腸内細菌)、神経細胞は1億個・第2の脳(腸管神経ネットワーク)、あらゆる臓器とつながっている(多臓器コミュニケーション)腸。また、幸せホルモン「セロトニン」の9割は腸でつくられる。江田証「新しい腸の教科書」、2019.6発行。腸内環境は60歳で急激に衰える。
...続きを読む1日15分の運動と腹七分目で4大食品を食べて健康な腸に。①発酵食品(味噌、納豆など) ②水溶性食物繊維(海藻、ごぼう、もち麦など) ③オリゴ糖(玉ねぎ、バナナ、はちみつ等)④EPA・DHA(青魚、鮭など)
腸内環境は60歳から衰え始め、70歳から急激に悪化する。(悪玉菌が善玉菌より多くなる)①小腸での吸収が悪くなり、大腸内で腸内細菌のエサになり発酵してガスを発生 ②小腸の出口がゆるみ、大腸の細菌が小腸に流入。小腸内にガスが充満。小腸はガス圧に耐えない構造で、炎症や腸粘膜の破壊(便秘、下痢、張り、違和感)③排便に使う筋肉が衰え便秘が急増(便秘薬は恐ろしい副作用があるので注意)→腹八分目、空腹時間を作る、運動、睡眠、リラックス。腸によいとされる発酵食品や食物繊維が消化されず大腸に入ると腸内でガスの発生も。腸内を悪化させる糖質「FODMAP」を控える。