ようこそ、人外専門ホテルへ――。
一日一組限定で「人ならざる者」を迎え、願いをかなえるホテル・ツバメ屋。
新人客室係・雲野みちるは、口の悪い厨房担当・瑞希にゲキを飛ばされながらも毎日奮闘中。
そんなホテルは、どうやら誰でも働けるわけではないらしく……。
一体なぜ、霊感があったわけでもないみちるが、ホテルにたどりつき、働くことができたのか?
その理由が明かされたとき、物語は大きく動き出す――!
個性あり余るお客様たちの、可愛い一面に癒されながら、ホテルならではの面白いサービスに心がおどる、オトナゴゴロくすぐる物語です。
そして見逃せないのが、不器用な瑞希の笑顔です。もちろん、笑顔の先にいるのは――?
じれったいラブストーリーもたまりません!
ドキドキとワクワクが詰まったツバメ屋のおもてなし、あなたものぞいてみませんか?
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素敵なお話
人外の方をお迎えするホテルという、ありそうでなかった設定で、とても面白かったです。
絵も凄く綺麗で可愛くて読みやすかったです。
個人的には、最終話の終わり方が切なくて自然と泣いてしまいました。
1日1組限定、宿泊者の願いごとをひとつ叶える不思議なホテル
お客様は「あちらの世界」から来る「人間じゃない」人々で、「ジャンクな食べ物を食べたい」なんて、普段はできないワガママを叶えて帰る
それだけでも十分以上に好きなテイストなんだけど、主人公にもこのホテルにも、実は秘密があって… なんて展開にもワクワク。そしてこの不思議なホテル、チェーン店(?)で世界中に何箇所かあるんだとか。一度覗いてみたいけど、一般人にはたどり着けないようで残念
安定の画力でどのキャラクターも愛らしく、癒されるマンガ。主人公はなんで見えるの?と思っていたら、ちょうどよく最終話で触れられて、第2巻への期待高まる。
ちょっと不思議なホテル
主人公・みちるさんが働いているのは人外が願いごとをひとつかなえるために宿泊する施設で、五穀豊穣の神様や平和主義なドラゴン、赤ずきんちゃんや桃太郎一行などです。
街中で出会った迷子の女の子が実は化けたキツネでしたので……ただその子を保護しようとしたのでこの不思議な施設にたどり着け、勤務先が倒産して寮からも追い出されるので、渡りに船と即決で住み込みで働いているのです。
ふんわりとした絵柄ではありますが、終盤、みちるさんのある秘密が徐々に明らかになり、続きがかなり気になるヒキでした。