【感想・ネタバレ】無能の鷹(1)のレビュー

見た目は出来るキャリアウーマン、実は社内ニート・鷹野ツメ子。

本作は、Excelはもちろん、コピーもできない彼女の
あまりの仕事のできなさを描いたギャグ漫画である。
ただ鷹野は自分の仕事のできなさに疑問や劣等感はなく、もちろん競争意識もない。
そんな人実際にいたらクビ確定だが、そんな彼女のありのままの姿勢に、
なんだか励まされ、もう少し肩の力を抜いて仕事に取り組もうと思えること間違いなし。

そして鷹野と同期入社の鶸田。
能力はあるのに気弱で人に見くびられがち、そのせいで契約が取れずのび悩んでいた。 
そこで気弱で人に見くびられるなら、
ぱっと見、有能に見える鷹野を連れて商談にいこうと彼は思いつく。
この案が功を奏し、どんなに鷹野が的外れなことを言っても、
「こんな有能そうな人が言うからには何か意味があるのでは?」と
商談先の人が勝手に誤解して、商談が良い方向に進んでいくパターンが面白い。
ただ鷹野の無能さを鶸田だけは知っているので、
何バカなことを言っているんだと冷静になり、鶸田も本来の実力がだせるようになる。

そんな有能に見える無能・鷹野と、無能に見える有能・鶸田がタッグを組み、
奇跡の成果を上げていくお仕事コメディ。是非ご一読あれ。

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U11

ネタバレ 購入済み

単行本なので、便利

分冊版を3話まで読みましたが、やはり単行本でまとまっている方が読みやすくて便利ですね

最後に一瞬無能じゃなくなりますが、すぐポンコツに…

0
2021年09月15日

ネタバレ 無料版購入済み

有能風無能と無能風有能

人を見た目で判断してはいけない。
とはいえ、第一印象でだいぶ人物像にたいする先入観は決まってしまう。
その印象で社会を駆け上がってく者もいればなかなか上がってこれない者もいる。
舞台はある商社。
就職活動中の青年・鶸田は全身からデキるオーラを発する鷹野ツメ子を面接会場で見て緊張を和らげ内定を得ることができた。
ただ、入社した後、同期となった鷹野は社内ニートとなっていた。
人事部が筆記試験よりも人物重視にしたため、鷹野のダメっぷりを見抜けぬまま入社させてしまい、彼女はすっかりお荷物状態に。
コピーも満足に取れない。
一方鶸田は入社後少しづつ仕事に慣れ始め上司や先輩からも期待されるようになるが、自信のなさが見た目に現れてしまい、先方にあまりいい印象を与えない。
鶸田ははっきりいって無能だが、見た目に自信があふれてる鷹野を連れて取引先へ向かうという賭けへ出るが、それが成功してしまう。
ここにそんな有能風無能と無能風有能の凸凹コンビが生まれる。
これから二人がどう周りを勘違いさせて仕事をとってくるか続きが楽しみ。

#笑える #ほのぼの #泣ける

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2021年05月01日

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