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Posted by ブクログ
あっという間に読めた。最初から最後まで突き抜けた感じ。
中山七里さん初読。
フォロワーさんのうち2人がこの作家作品の感想を書いていて知った。
この作家の取材の緻密さもさることながら、主人公沙良が事故で片足を失い、復活を遂げていくまでの内面描写が直截的に伝わってきた。
良かった。凄い。
この作家、また読んでみたいと思う。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
ちょっと甘めの星5つで。
陸上200メートルのアスリートだった紗良。世界が見えてきた時に、交通事故で左足を切断。加害者は幼なじみの男だった。憎しみと絶望感のなか、この男が殺害される。当然紗良一家は警察に疑われるが…
解説に大矢さんが、
障害者を扱った小説にありがちな「頑張る人の感動小説」では決してない
と書かれていたが、その言葉にグッときた。
ミステリーとしては単調でやっぱりなという感はあるが、紗良の努力と気迫に気圧される。
Posted by ブクログ
陸上競技のアスリートであった主人公が悲しい事故で片脚を失ってしまったけれど、障がい者として競技を続けていくお話し。加害者である幼馴染が亡くなった事件の真相は切ないものだった。
翼がなくてもひたむきに頑張る姿が良かった。理不尽な事故だったけれど、主人公のお父さんがかけた言葉が素敵だった。昏い感情に負けてはいけない。
Posted by ブクログ
あの御子柴弁護士と犬養隼人が並んで話してるなんて姿を想像しただけでもコーフンw
どんでん返しはまぁまぁ。それよりも、障害者スポーツに対する考え方が変わった。障害を乗り越えて頑張ってる、なんて見方がそもそもおかしいんだな。スポンサー問題は難しいと思うけど、平等にサポートを受けることが出来るようになることを願う。