【感想・ネタバレ】おんぶにだっこのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

懐かしい気持ちに。

QM
2023年12月30日

さくらさんエッセイシリーズ3作目。こんな小さい時のことよく細かく覚えてるなぁ、そんな幼い頃から自分の頭で色々考えていて、すごいなあと思った。自分が小さかった頃は絶対こんなふうじゃなかった。子供ならではの心配事や、大人になってからも心の奥に残り続けるやってしまったことへの罪悪感、読んでいて「あぁ、分か...続きを読むる、、、」と共感できる部分が多かった。あとがきにも書いていたように、いろいろなことを経験して、その意味を考え、時に悩み苦しみ、それを次へと繋げていける大人になりたい。

#ほのぼの

0

Posted by ブクログ 2023年06月24日

さくらももこ先生の幼少期を綴ったエッセイ。

小さいころ、こういう気持ちを抱いたなぁと自分もほぼ忘れていた感情を思い起こさせる内容。
子供だからといって、決して無邪気とか純粋とか、そういうことだけではない、まだ経験していないがゆえの悩みや不安みたいなのをありありと記されている。

それにしてもさくら...続きを読む先生はよくこんなに覚えているものだ。
そんなことを、覚えているなんて、幼い時から感性の鋭さが尋常じゃない。

大人になった立場でこんな感じ?って書いてるんじゃないノォ?と思うかもしれないが、
読む限り、本当に初めて認識したからこそ感じる疑問や考察が、どう考えても大人が考えてかけるものではないリアリティを持ってるので、
さくら先生は本当に幼少期にそう思ったんだなぁ…と思わずにはいられない。

平成の清少納言のその素養に驚かされる1冊。

0

Posted by ブクログ 2023年05月22日

さくらさんが2歳〜6歳くらいの頃の体験を書いたエッセイ。

「子どもは単純」なんて誰が言い始めたんだろう。私も小さい時は大人に言えない複雑な気持ちをたくさん抱えていたなぁ…と思い出した。内気な自分が好きじゃなかった。特に、ビーズの話とランドセルの話は似たような体験があって罪悪感で胸が苦しくなった。窓...続きを読むのおばあちゃんと、最後の松永君の話も感情移入して涙してしまった。
うちの幼児2人もピュアに見えるけど、今もすでに親から見えない複雑な気持ちを持っているんだろうな。私はいつの間にかデリカシーのない大人になっていたかも。気をつけよ。

さくらももこさんのエッセイはやっぱり大好き。

0

Posted by ブクログ 2023年02月28日

さくらももこの幼少期の自伝

人間の根源的な部分への帰還
人格形成への大きな影響を及ぼした瞬間
ナイーブでピュアな幼少期は自分に重なる

大人は汚い、とか汚れてゆくとかじゃないと思う
生きる知恵が増えること、成長していくこと


そして素敵なあとがきでした。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月04日

「たまちゃんとの出会い」が好き。

あとがきにもあったけど、こんなに小さい時のことを鮮明に覚えてるのが驚いたし色んな事に興味関心が多くて吸収しようとする力が凄い。

自分の幼少期と比べると全然違くて面白い。

0

Posted by ブクログ 2023年01月14日

幼少期のことを、出来事から自分がとった言動、考えや気持ちまでを文章にできるほど覚えていてることに感心した。
最も心に残ったお話は、心の声。
私は初めて心の声に気付いた時のことなんて全く覚えてない。心の声に私はどうやって気づいて、何を思ったんだろうか。今の私にとっては当たり前に感じていることも、もっと...続きを読むもっと大切にしたいと思った。

フラダンスや腰ミノの話は、ちびまる子ちゃん17巻にも登場していたお気に入りの話の一つ☺︎

0

Posted by ブクログ 2022年04月14日

自分の幼年期を思い出して少し苦しくなるけど、その中に温かさのあるさくらさんらしいエッセイ。
さくらさんのエッセイの中でこの作品が一番好きかもしれない。
おばあちゃんの話とあとがきが凄く良い。

0

Posted by ブクログ 2022年02月11日

小さい頃、誰もがこの本と似たような想いを抱いていたのではないだろうか。
いろんなことを子供なりに考えては悩んできた気がする。そして自分も十分「大人」になったのだな、と思った。

0
購入済み

興味深かった

I
2021年10月19日

感性の鋭さが描かれていて素晴らしかった。
笑いはほとんどないが、著者の違う面を見ることができて良かった。

#エモい #深い #切ない

0

Posted by ブクログ 2024年03月06日

幼少期の記憶をよくこんなに覚えていられるなぁと感心することしばしば!出来事の描写とその時の著者の感じ方がとても細かく書かれています。
観察することや感じ取ることが幼少期から長けていたことが垣間見えて、ほんとうに繊細で感受性が強い方なんだろうな。
どの読み物も「せつなさ」を感じます。そしてもちろんユニ...続きを読むークさも!笑
ちびまる子ちゃんの時代ー70年代の家族や生活の空気感ーが好きなので楽しかったです。

0

Posted by ブクログ 2024年01月15日

最初は、「こんな事まで書いて発表するのか」と衝撃を受けた。自分なら墓場まで持っていく、とまではいかなくても余程のことが無い限り人には言えない。さくらももこは、発表してあらゆる人に読まれることを選んだんだ…!と驚きました。

幼少期にみた情景や体験を、ちょっとセンチメンタルになりながらさくらももこと再...続きを読む体験できるように感じました。
「盗んだビーズ」と「松永君をぶった」が切ない。後者は特に、自分がやったわけでもないけれど胸がしめつけられる。

0

Posted by ブクログ 2023年12月16日

なんと2歳の時の話から小学校一年生の時の話まで。
記憶力が凄すぎてびっくりした。
小学校に入る前のことを、ましてや2歳の時のことを、状況・相手の言ったこと・自分の気持ち全て詳細に覚えているなんて。。幼少期両親等がしてくれたことをよく覚えていて親孝行だなぁと思うけど、してくれなかったこともよく覚えてい...続きを読むてそれは可哀想かも。

幼稚園のお遊戯会がバカバカしいと思っていたことや、それを親に説明しても子供のくせにと言われるだろうと思っていたことなど、大人のような思考でまたまたびっくり。

人間としての根源的なこと(物の善悪や心の存在、人や動物の生死など)を気付いた瞬間の気持ちをこんなに覚えているのは、とても貴重なことだと思った。

0

Posted by ブクログ 2023年12月11日

2歳半から小学一年生までの時期のエッセイ

いつもの作品のような愉快や爆笑、感動というものではないが、幼年期の不思議な感覚が非常に味わい深い。

0

Posted by ブクログ 2023年10月23日

同郷なので話しがすっといってきた。
あと、自分自身少し著者ににた思考があるので
言葉に出せない不満であったり、気づきみたいなものに改めて気づいたのと、その感覚をこれからも大切に持っておきたいなと。

0

Posted by ブクログ 2023年10月15日

小さい頃に、さくらももこ先生のエッセイシリーズにハマり、よく読んでいたのを思い出し手に取ったエッセイ。テンポが良くスルスルと読め、また描写が細かくすぐそこにこの家庭があるかのように感じられる。これを機に、たくさん読みたいなと思わせてくれました。

0

Posted by ブクログ 2023年10月12日

幼少期の記憶は比較的記憶があるけど
こんなにも鮮明ではない。

友達には過去の記憶は鮮明だけど、直近の記憶が不確かな人
ある友達は、過去の記憶などないと言っても過言ではないものもいる。

どっちがいいのかはわからない!

0

Posted by ブクログ 2023年07月02日

多感な幼少期を過ごして苦労していたかもしれないけど、さくらももこさんがたまちゃんっていう一生の友達を見つけたり、国民的アニメを作者になったり、幸せなこともあって良かったなって思いました。まるこ姫、可愛いよ!

0

Posted by ブクログ 2023年07月01日

幼少期の素直な気持ち。死んだらどうなるんだろうとか、知らない事への迷いや不安。理不尽な大人や世の中。生きづらさとか。よく幼少期の事を覚えているなと思いました。あと、感受性豊かだなぁとも。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月28日

いつもと毛色が違うように感じたが、あとがきを読んで知る。

2歳の記憶とか、なにより当時の事柄に対してどう感じたかを覚えているのが凄い。。

4歳での幼稚園
『ただ遊んでりゃいいっていうもんではなく、みんなで一緒におゆうぎをしたり、歌の練習をしたり、別に見たくもない紙芝居を見せられたりして面倒なこと...続きを読むも多かった。』
町での紙芝居やさんとは違うのか。。お菓子を食べられることが好きだったのか??

『風呂場でお湯に潜って数を数えてみたら40秒ぐらいだった。もしも地球の空気が急になくなってしまったら、私は40秒で死ぬんだと思うと、はぁー  …と深いため息が出た。』
その発想は無かった。。

ビーズを盗んでしまう回、同級生のランドセルに傷をつけてしまったことを告白できなかった回、
これが創作ならば告白して、叱られて、ゆるされて、めでたしめでたしなのだが
これらの回を書くのは、しんどかったろうなぁ。。記憶に気分がもっていかれるし。。

あとがきの大人の見解も興味深い。
『ひとつひとつの経験の中で いろいろな意味に気づき それについて悩み 苦しみ そして理解し そこから宇うまれた知恵を次につなげて成長していくこと』
『理解から生まれた知恵は美しい。』
『経験を、…意味を見逃し、知識だけを増やし…器用になっている人…は汚い大人に見えると思う。』
『知識や役に立つ。でも道具にすぎない。それをきちんを利用できるのが知恵だ。』

0

Posted by ブクログ 2023年03月17日

子供には子供なりの色んな悩みを抱えて生きていたなと少し懐かしくなった。

それにしても、幼少期の記憶やその時の心情をこんなに細かく覚えてエッセイを書くさくらももこさんが凄い!

0

Posted by ブクログ 2022年10月18日

あとがきに
「大人になるということは、経験をし、その意味に気付き、理解し、理解の中から生まれた知恵を生かしてゆくこと」
とあった。ものすごーく腹落ちした。一生覚えておこう。

0

Posted by ブクログ 2022年08月15日

実家に帰ったときには、昔のアルバムを見てみようかなって思えた良い作品。小さい頃には子供なりの悩みがあったのかなぁ、もう忘れてしまいました。本書にもあった通り、悩んでもそれを言語化できる力が無かったのかも…

0

Posted by ブクログ 2022年07月15日

授乳中に一章ずつ読み進めるのに丁度良かった。
自分は幼少期の記憶はほとんど無いが、この本を読んで「そういえば自分もこんな風に子どもなりに考えて生きていたなぁ」と思い出した。
これから子育てをするにあたって、どんなに幼い子どもにも矜持があるということを忘れないようにしたいと思った。

0

Posted by ブクログ 2022年03月13日

そういえば自分も幼少期には、こどもなりにいろんな悩みがあったなぁと忘れてた記憶がよみがえった。さくらももこさんの作品は小学生の時ぶりに読んだけれど、他の人のありのままの人生をのぞいているようで、とても落ち着く。無茶な表現や、話を盛り上げるぞ!という気のない飾らない文章なので尚そう感じた。

0

Posted by ブクログ 2022年02月19日

いつものバカバカしい爆笑エッセイとはテイストの違う、胸がギュッとなる切ない読後感。
覚えていないだけで、幼年期は不安や恐怖でいっぱいで悩みだらけだったのかもしれない。あぁ、私もこんな気持ち抱えてような気がするなと懐かしくなると同時に、自分が子供を持った時にちゃんと一人の人間として向き合わねばと思える...続きを読む作品。あとがきがとても良い。さくらももこの考え方や物の見方が凄く好き。
2歳の頃の記憶が残ってるなんて、この人はエッセイを書くために繊細な感受性と才能を持って生まれてきたとしか思えない。

0

Posted by ブクログ 2022年02月01日

二歳になっても「あんた、いつまで飲む気だね」と言われながらも乳離れしようとせず、ニシキヘビに興奮し家にあったマムシ酒のヘビにうっとり。星が欲しくてしょうがなかった四歳は、その後あの「たまちゃん」と小学一年生の時に運命的に出会う―。人一倍ナイーブで、なぜかいつも悩んでいた幼年期。「まる子」以前のピュア...続きを読むな気持ちを初めて書き綴った、さくらももこの原点となる自伝エッセイ。

二歳の記憶が残っていることにびっくり。ちょうど今、娘が二歳だが、小さな頭で色々と考えている素振りを見せるので、こんなことを考えているのかな…と、頭の中を少し垣間見た気がした。
おともだちのビーズをポケットにいれて持ち帰ってしまったこと、クラスメイトのランドセルに傷をつけてしまったことを言い出せなくて、一人で抱え込んだまま、泣くしかできない…まるちゃんの気持ちがすごく良く分かる。
子どもながらに罪悪感と取り返しのつかないことに押しつぶされそうになるよね…。
自分が子どもの時のことを思い出しながら、共感の嵐でした。

0

Posted by ブクログ 2022年01月05日

さくらももこさんの子供の頃を書いたエッセイ。
あっという間に読めた。
ご両親がさばさばしているのと対照的に
小さくてもこんなに色々なことを考えて
悩んでいたんだなぁと思った。
子供の時のこだわりや大人になってからも後悔していることも書かれていた。

0

Posted by ブクログ 2023年11月26日

まる子の2歳から小学一年生までの思い出を振り返ったエッセイ集。

子供の頃の悩みやほしいものに対しての気持ち、行動凄く読んでて懐かしかった。

悩みといえば、家族の中だけのもの、幼稚園、小学校、その時に起こっていることを悩む。
現在をしっかり生きていると思った。

大人になると現在を悩み、考え、楽し...続きを読むく生きている人は少ないんじゃないのか。

おんぶにだっこはいつもとは少しテイストの違う作品。

0

Posted by ブクログ 2023年08月02日

さくらももこの幼少時の話。

こんなに幼少時のことを覚えているなんてすごいなとまず思った。自分もあるかな~と考えてみたができごとは思い出しても、その時の感情の詳細まではわからない。

さくらももこがさくらももこである原点がここにあると思った。かと思えば、自分も体験したことのあるような友達との苦い思い...続きを読む出(悪いことをしたのに黙っているなど)もあり、親しみがより増した。
というか、誰もがやったことあるであろうことをここまで面白くかけものなのか。。。


また読み返したい。

0

Posted by ブクログ 2022年10月19日

そんな小さな頃から記憶があるなんて、羨ましいです。

私の最初の記憶は4歳かなぁ
裏が山だった幼稚園の校庭や日舞もどきを踊ったことを覚えています(*^^*)

0

Posted by ブクログ 2022年05月08日

さくらももこという人は、些細なことを本当によく覚えているなぁ、というのに感心する。
それがエッセイの面白さに繋がっているのだろうけど、些細なことに引っ掛かって生きづらそうだなぁ、とも思う。
子供の頃に幼稚園でもらった人形の話が印象的。
子供の行動には子供なりの理由があるんだけど、それがその時点ではう...続きを読むまく説明できなくて最終的には爆発しちゃうってありそうだなーと思いながら読みました。
子供と接する際には心に留めておきたい内容でした。

0

Posted by ブクログ 2022年01月29日

この本はいつもと少し感じが違って日常生活の悲しかったことわ辛かったこと、苦しかったことを多く書いてあるが、どれも人間そういう過去てあるよね。人間だもんね。と、思う内容が多かった。

0

「エッセイ・紀行」ランキング