【感想・ネタバレ】[映]アムリタ 新装版のレビュー

アニメ映画『HELLO WORLD』などを手掛けた鬼才のデビュー作!!
主人公の二見遭一は、天才・最原最早にスカウトされて映画製作に巻き込まれる。しかし、最原が作る作品には秘密があって……? 芸術大学を舞台に、青春とミステリを融合させた傑作です。
この作品の特筆すべきところは、メインヒロイン・最原最早の魅力です。謎の新入生・最原最早。手を替え品を替え示される、彼女の異常な"天才性"が物語をより一層面白いものにしてくれています。彼女の作る映画の秘密とは? 目的は? そのすべてが明かされたとき、物語は戦慄のラストを迎えます。
野崎まどワールドに初めて触れる方も、既にほかの作品を読んだことがある方も、ぜひご一読を!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

200ページ弱しかないのにこんなに引き込まれるとは思わなかったです。
人格全て変わっちゃうけどどんな映画なのか
観たい自分がいますw

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2024年04月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オチがついたと思ったら、更なるオチの恐怖に頭真っ白になった。。。二見と最原の会話の緩さとギャップがあり過ぎて怖い。

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2023年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

野崎まどさんのデビュー作品を読むことができました。野崎まどさんを知るきっかけになった「バビロン」三部作へと繋がる片鱗が伺えました。
人間という生物を科学者の目線で眺めた上で、閾値を超えた人間が及ぼす影響を観察しているような作品です。主人公は読者寄りの人間で、いわゆる多数派の人間の目から、超越した人物と接していきます。主人公と一緒に、閾値を超えた人物のことをなんとか理解し、解釈していくプロセスに引き込まれていきます。時にコミカルな面もあり学園恋愛物語の展開に、読者としてはいろいろと気になることになり、ページが止めることなく最後まで導かれていくのです。
本書に登場する絵コンテのごとく、野崎まどさんの本作品で、自分自身も何かしらの影響を受けてしまっているのかもしれないという「不安」な気持ちを持ちました。ただ、受けてしまった影響を認識できていない可能性もあり、何事もなく野崎まどさんの次の作品も手に取るのです。

現実の世界で、強烈なサブリミナル効果を作ることができるのか?
この方面の文献を調べたくなりました。

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2023年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 映画サークルに所属する主人公が天才と呼ばれる新入生の最原最早と自主制作映画を作っていく、という青春小説かと思いきや、映画制作の中に仕込まれた不可解な謎や最原最早の目的が何なのかが分かったとき、途轍もない狂気を感じた。また終章の展開は読者をさらに驚愕させるもので、「読者によってはこれはホラーといえるものだ。」という感想も浮かんだ。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最原さんと二見との関係をもっと先まで書いて欲しかった。全て忘れてしまうのか?それはあまりにも勝手すぎる。

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2021年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

予想外の結末。ジャンルは不明。文体はライトでさくさく読めた。天才少女の掌の上で転がされるお話。
最早さんがなぜそんなことができるのかとか、そんなことできるのであればDARPAとか気づいていて色々応用してそうとか色々ツッコミどころはあるが、そこはファンタジーとして読んだ。

あまり人間味のない性格の最早さんが、そんなに元カレを引きずるんかなというのが違和感だったが、最後の結末が真の理由とすれば納得。

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2021年05月08日

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