感情タグBEST3
奥が深い
SMをテーマにしているんだけど、意外と奥が深くて話が面白い。日常を壊さないように、でも性癖も満たしたい。そんな微妙な男女の機微が丁寧に描かれています。これは純愛だね。
インパクト大
SMというか、倒錯愛の物語。
この手のジャンルって程度の差こそあれ、強烈なインパクトを残す作品が結構ある。
岡田和人の作品とか、喜国雅彦の月光の囁きとか。
本作の作者いとうえい(女性)は、「月刊ヤングチャンピオン烈」で本作を含め過去複数の連載をしたことがある一方で、古くから成人コミックも描いている。
つまり、本来この手のジャンルはお手の物ということか。
その割にはかなり「一般向け」にデフォルメされており、最初に書いた作品のような妖しさ、危険さはあまり感じない。
むしろ、青春ラブストーリー的な面がかなり強い。
しかも、巻が進むにつれその傾向が強くなる印象。
読む人がそこをどうとるか、でしょうね。
個人的にはこのくらいがちょうどいいと感じたけれど。
ヒロインの絵はかわいく、主人公も「中学生になったコナン君」的でまあ悪くない。
先に進むにつれインパクトが弱くなっていっている気はするが、それはそれでありなのかもと思う。
良くできた作品だと思います。
ただ、いろいろなことを「する場所」がいつも教室など学校の中というのは、さすがに他の人に気づかれるんじゃないだろうか?
下校も一緒に帰っているし、すぐに周囲にバレるよね。
うーむ
ヒロインの絵は好きなのですが。主人公の顔や、学校の廊下の背景がなんとなく広いのが…お話も好きではあるので作者さんに期待です。
共犯/共依存関係なのか
いとうえい氏の作品、成人まんが作品もそれなりに読んでいるので、そちらと比較的、地続きでしたね。憧れの女の子を後ろから見ていたら、ふと首筋にアザの跡を見つけ……やがて彼女の秘密を2人で共有するようになるのが危うく、これはこれで良いです。
喜国雅彦氏の作品にもマゾヒストが出てくるまんが作品、ありましたね。未読ですが本は持っています。
主人公に頬を引っ叩かれて、ちょっと嬉しかったりでしょうか。