【感想・ネタバレ】響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編のレビュー

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 前編を読んだ時に、モデル校とリンクさせるための描写に重点が置かれ、響けユーフォニアムの本編よりもフィクションとしてのストーリー性に欠ける感じがしたが、後編は一変してリアルな人間ドラマの連続で本当に面白かった。フィクションではあるが、モデル校に準じた設定からリアルな思いで読み進められる。
 ストーリー展開や結果はだいたい予想がつく内容であったが、予想どおりの王道な展開がかえって心地よく感じた。
 本編のサイドストーリーの本作も是非おすすめの内容であった。

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2023年05月11日

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ネタバレ

すごく面白かった! 梓ちゃんの気持ちはよく分かった! 結構複雑な梓ちゃんの心境をよくわかったと思わせるくらい、文章はすごーいうまかったと思う! ばっちり感情移入できた! あみかちゃんは強いよね><。わたし的にはこの本の中の人物だと、あみかちゃんに一番憧れるな! 頑張る女の子は好き! 太一くんは志保ちゃんと結ばれるのかと思って読んでたけど、全然そんなことはなかったね! やりたいことを見据えて、音大に進んだ梓ちゃんはほんと、すごいな、と思った!

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2022年11月09日

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ネタバレ

マーチングを通して、未来は梓に、梓は恵里佳に多くのものを受け継いでいた。
衝突した芹菜とも和解していて良かったなあ。

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2020年12月21日

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アニメ2期が終わり、何か寂寥感を感じている状態で、
このスピンオフを読むことにした。

原作はまだ読んでいないが、京アニがこの著者の作品を選んだ理由が分かったような気がした。
とても素晴らしい作品だった。

佐々木梓と先輩、同期の人間、北宇治に行った友人との関係がストーリー内にうまく組み込まれている
読んでいて爽快な気分になれる本だった。

未来先輩と梓との関係が読んでいてとても心地よい感じであった。(アニメに一瞬だけ二人が出てくる)
自分も先輩とああいう良い関係が持てるといいなとふと思った。

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2017年02月09日

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この本を読んでとにかく懐かしい記憶が蘇った。
毎日の朝練、昼練、部活に居残り練習。
ひたすら技術と音の追求の日々。
わたしも中学時代に吹奏楽部に所属をし(全国へは行けなかったが)、とにかく部活でいろんな経験をした。
こういう活動は、学生時代じゃないとなかなか味わえなかったと思う。
未来が言う「卒業すると楽器を辞めてしまう理由」にも、思わず頷いしまった。
学校の部活もの作品が流行るのは、作者の力量もあるのだろうが、読み手の誰もが通る【学生時代のあの頃】の記憶がどこかにひっかかることも大きな要因の一つじゃないだろうか。

本編で緊張したのは、とにかくコンクールの発表。
練習をやって練習をやって、
それでも結果が出ないことはままある。
ユーフォニアムシリーズと同様、次の行を読むのにドキドキした。

梓だけでなく、部員や母親、旧友と、いろんな人の想いが交錯していた作品。
最後にあのエピローグにするということは、続編は厳しいかもしれないが、個人的には別作品の吹奏楽シリーズも読んでみたい。
いや、そこはやはり久美子たちの2年、3年生編か…

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2016年10月04日

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先に読んでしまった「吹奏楽日誌」に、立華高校編の方が好きという人もいると書いてあったけど、私もそうかもしれない。北宇治高校編より濃い感じがした。

あみかに依存しすぎる梓の様子は見ていて怖かったし、3年の先輩に対する尊敬や憧憬を超えた恋愛感情の様なものや、卒業の時に制服など貰う文化も覚えがあり過ぎて懐かしかった。コンクール前後では私も一員になったつもりで何度もホロリとさせられたし、感情が忙しかった。

エピローグがすぐその後のことかと思いきや、2年後の卒業前ですっかり頼られる先輩になっている様子が垣間見えたのも、心憎い演出。

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2024年02月29日

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ネタバレ

前編での梓の難儀な性格が自覚され、それと徐々に向き合っていく姿が良かった。様々なハプニングがあり、それはかなり胸が苦しくなる部分も多かったが、それを乗り越えて梓がかっこいい先輩になっていくのが部活の醍醐味という感じ…。

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2024年02月02日

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ネタバレ

主人公は人に恵まれている、本作では少・中学時代から
本人を形作る性格の欠陥が明確になり克服している
本人の努力を惜しまない性格は、幼少期の家庭に起因す
るものだが、その先にある「上達」というご褒美を意識
して日頃から公言している事が周辺に良い影響を与える
親との関係で迷惑をかけない生活が、いつしか人を頼る
事が出来ない欠陥となり、更に人を頼らせて特別視され
ていないと落ち着かない部分も問題である(´・ω・`)

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2023年07月30日

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響け!ユーフォニアムシリーズスピンオフの後編。吹奏楽コンクールが終わり、いよいよマーコンが始まる。しかし、すんなりとはなかなかいかない。梓とあみか、そして中学時代の友人の芹菜との関係は? 未来先輩にもとんでもないハプニングが。
エピローグが物足りない。あと4冊くらいは書いて欲しかった。
話の内容には関係ないけど、京都、特に京都市から南では当たり前のランリックって分からん人多いやろうなあ・・・
これでシリーズ作品全部読み終わった。ちょっと寂しい

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2020年10月27日

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ネタバレ

スピンオフの後編。
なかなか読み応えがあって、吹奏楽の申し子のような梓が抱える闇というか、それが立華の先輩や同級生たちと絡むことであぶり出されて救われていくというよくできた青春物語。おそらく北宇治に来てたらこの闇からは立ち直れなかったかもしれないし立華に来たからこそというのはあるかもしれない。
以降はおそらく無敵超人状態だったろうと。
まぁ周囲の人物が出来すぎという気はしないでもないけどね。充実の★4つで。

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2019年12月31日

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前半のドロドロした人間関係が怖かったけど、後半はそれが解消してスッキリ。桃花先輩をもっと掘り下げて欲しかった。

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2019年02月08日

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マーチングコンテストに向けた校外合宿に、コンクールの関西大会をさらりと挟み夏休みを終えて勝ち進むマーコン。カラーガードを志望し先輩の指導に泣きながらも逃げないあみか。梓と芹菜の中学時代のトラウマやその再来のような好きと執着に塗れた必死さ、梓の人柄を一つ一つ詳らかにしていく丁寧さに個性が光り胸を衝く。

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2018年10月13日

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ネタバレ

吹奏楽というと、座りながら演奏するというイメージしかなかったので、マーチングバンドの全国コンクールがあるというのはこれを読むまで知らなかった。文章はその部分を詳しく書いてあるけれど、想像力の乏しい自分にはイマイチ場面を思い浮かべるのが辛かった。でも、一つの目標に向かって日々努力し続ける部活動奮闘記としては良質な小説。面白かった。「響け!ユーフォニアム」と同じくこれも映像化しないかなとも思う。「響け~」ももう一度シリーズを読み返したくなる。もう一度読んでみようかな。感想はこんなところです。

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2017年04月26日

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ネタバレ

 主人公が通う立花高校は実在の高校をモデルにしているようで、マーチングの練習の描写はリアルな感じがする。毎日朝から晩まで練習って実際にどれだけ大変なのか想像を絶するけど。小説を読んで実際のマーチングを見てみたくなった。最後のエピローグはズルいなー。胸にこみあげてくるものがある。

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2016年09月26日

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ネタバレ

ラスト良かった。
続いていく物語と捉えたい気持ち。

梓の悩みと、あみか・芹那との関係解決は創作では目新しくはないけど丁寧に描かれていました。
梓が隙なさすぎて共感しにくいので、やや読みづらさはあったか。
でもこんだけシンプルにやっていけたらいいよなーと思います。

一つのことに人生の全てを捧げることのできる時間は貴重で大切だ。
子供たちにもそんな機会が訪れると良いけど。

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2016年11月24日

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