感情タグBEST3
10年に一度の傑作かも
某動画で絶賛されていたのでチェックしてみた
期待に違わず1巻時点で震えがくるような傑作
画力も構成も極めて高く読んでいてゾクゾクするような緊張感がある
これ程の作品に出会うことができるから漫画読みは辞められない
☆5は余程のことが無い限り付けないことにしているが躊躇なく☆5
作者の過去作品も含めて全部読むと思う
Posted by ブクログ
ああ、めちゃくちゃいい…好きだ〜〜〜
舞台俳優としての葛藤がめちゃくちゃリアルに感じる。
ぜひ映像化してほしいなあ。映画でもドラマでもアニメでも。息遣いや空間の使い方、間の取り方が絶妙なんだよ、ぜひそれを感じたい。漫画という二次元でもこんだけびしびし感じるから。
Posted by ブクログ
友仁さんが普通に良い人で努力家すぎて私もなんか頑張ります(?)演技上手or下手の境目も分からない素人ですが、ドラマとか映画を見るときに想像が画面からはみ出るようになりました。怖い話読んだ時みたいな現実感があります。
Posted by ブクログ
個人的に衝撃の漫画だった。
芝居を齧ったことがある人ならかなり刺さるのではないか。
芝居の才能が突出している分生活面がぐだぐだの多家良と
それをサポートしてくれる友仁の関係が好きだ。
一見友仁が裏方に回っているかのようだが、
多家良に影響を与えたのは友仁であり、尊敬する役者。
各話のタイトルに有名な舞台のタイトルを持ってきているのも
芝居好きの心をくすぐるところ。
脇役も魅力的。
Posted by ブクログ
「推し」のいない人にも楽しいです大丈夫!
「俳優・宝田多家良」を二人三脚でやっている二人のおとこのものがたり。
その関係の強さに尊さを感じつつ、多家良が事務所に所属することによりふたりの関係がどのように変化するのかしないのか、今後の展開がとても楽しみ。
……といいつつ悲劇の種はあちこちに蒔かれているようにも思える。
友仁を「裏切る」多家良の才能、
友仁の野望、
冷田が警鐘を鳴らした友仁と多家良の不均等な関係、
「事務所のスカウト蹴ったやつと楽しくやってけると思うか」、
嵐の前の静けさ的カレー、……
このままの関係でエンディングということはないだろうがそこにどれだけの痛みが生じるのか。
人間が変わり関係が変化するのか、関係が変化し人間が変わるのか。(同じか?)
大きくなったふたりが板の上で語り合える日はくるのか。
むしろシェークスピアのセリフに
ともに視覚に訴えるものを持つ演劇とコミックは、もしかしたら小説とコミックよりずっと相性がいいのではないかと感じさせる作品である。しかも題材にシェークスピアを持ってきているので、イチャモンのつけようがない。主人公二人のキャラクターの対比もとても面白いが、むしろシェークスピアのセリフに心惹かれてしまった。
Posted by ブクログ
舞台俳優として稽古を積んでいた2人の男の人生の話。
片方は演技という大きな壁にぶつかりながらも、天才的な才能と能力で映画俳優として上り詰めていき、片方は自分の演技力の限界を見つつ、陰ながら支えていくかと思いきや、意外な才能を開花させていく。
共依存し合いながら、ライバル視し合いながら、演技に執着する2人の姿がすごく魅力的で、監督やスタッフ、俳優たちの各目線からの「演技とは」が見られてすごく面白い。
宝と友人
二人の役者の成功とお互いに対する依存や執着を描いた作品の第一巻。
鴨嶋友仁と宝田多家良。
同い年の二人の出会いは20代前半のとき、多家良が入った会社に合わず心と体に変調をきたしていた時にたまたま見た舞台の友仁の演技に惹かれて同じ劇団に入ったこと。
すぐに演技について吸収した多家良のすごさに、役者の仕事を続けながら彼を徹底的にサポートすることを選んだ友仁。
スケジュール上都合がつかず友仁がリハの代役を務めその演技を見た多家良が彼のアプローチを裏切ることで宝田多家良の演技は完成するというのが彼らの常だった。
周りから見て異常なほどに依存している二人の元にある一人の女性が現れる。
彼女は芸能事務所のマネージャーをしている冷田一恵。
多家良を自分の事務所に迎え入れたいとのことだった。
多家良は別に事務所付きじゃなくてもいいと思っているが、友仁の勧めもあって事務所に所属することになった。
仕事が順調に増えてきた多家良はある監督の新作のオーディションを受けることにしたのだった。
友仁と多家良。
お互いとても距離が近く、特に多家良にとっては演技だけでなく自分という人間の根幹にまで友仁がいる状態である。
この二人が今後どうなってくのか楽しみ。
引き込まれる
画面の吸引力がすごい。
内容はニコイチの2人のあれやこれや。
作者さまの筆がのっていくと共にページを捲る手が止まらなくなる。
ぜひ読んでみて!
Posted by ブクログ
WEBにて第十七幕まで拝読。なのでコミックス範囲とはズレがあると思われますが、一通りの感想です(面白かったので続きも追おうと思っています)
天才・魅力的な人物と、それを見出し・支える者。
多家良や黒津監督であり、友仁や冷田であり。それぞれの見えるもの、目指す先…。
そうして、役者同士だったり異なる技能だったり、己でどう線を引くかだったり、高みと思われる者にもまた見えないものはあったり。それぞれの摩擦や葛藤がある。
敬愛も親愛も、形は不定形で。
嫉妬はイコール憎しみではなく、対等の定義も彼方にあり。人生の手綱を握る手の在り処は…。
「誰もが、個人に魅了されたいのです」
作品の重さ(軽率さ)をその星の重力とする友仁の表現力も凄い。
頭で組み立てるのもまた優れた能力。
それでも、没入力は得難い、正に才能としか呼べないもので。
私は、裏方へ行った冷田さんに特に近い経歴を歩んでいて。その感情は異なる面も多そうですが。
届けたい、も切実な欲求。
そして各々の人生を垣間見せてくれるキャラが魅力的です。
九十九なども良いな、好感度高い。
「あらゆる問題に理性をもって対処することが演者・スタッフ全体に求められている。が、(中略)人でなしの獣となって、血を吐きながら進むことが、ただの一度もないならば、はじめからこんな職業は選ばない。」
血管や肉や骨格や、眼の水分、そういったものを浮き立たせる作画もまた、人の渇望や念を思わせる物語と溶け込み、漫画の力を感じさせてくれます。
Posted by ブクログ
表に出る人達ばかりに才能があるわけじゃない。
裏方をやっている人々にもそこで必要とされる才能がある。
そそれを分かりやすく実感したなあという感じの1冊。
このクソデカな好意をどう扱えばいいのか読んでいる側も悩んだ。周囲も仲いいよね、ずっと一緒だよねくらいにしか思ってないんだろうし…。
楽しく読めました!
Posted by ブクログ
二人の役者漫画。主人公の演技の才能の裏に、もう一人の役者の才能が隠れてて、二人で一人的な感じだけど、これからこじれそうなフラグ…。続き楽しみ。