感情タグBEST3
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素晴らしい作品
普段はレビュー等書かないのですが、正直めちゃくちゃ良かったので書きます。まずキャラクターの心情描写が異様に上手い。漫画担当の方と原作の方の相性が死ぬほど良かったんだろうなと。儚く切ない雰囲気の作品は1歩間違えば読者に何も伝わらないただのポエムと化すことがありますが、この作品はその辺りとても上手にまとめられていると感じました。話も進むスピードが丁度いい。何より敵キャラクターの弱さや絶望、優しさをきっちり描く事によりストーリーに厚みが増していて読み終わった後は満足感しかなかったです。是非とも購入をおすすめします。
匿名
まとめて購入して一気に読みました。
切ない。前世とは全く違う人生なのに前世の記憶がある中で、悪の象徴として語り継がれる家族と自分。
世間からは何と思われようが大好きだった家族を想って自分と家族が眠る場所で泣きながら謝罪するところは、泣けた。
物語がしっかりしてるので、読み応えのある作品です。途中、かわいそ過ぎて読むのが辛くなりますが、最後は読んで良かったと思える作品です。
今後も続くようなので、期待を込めて星は五つです。
好き嫌いは別れるかもしれない
他のサイトで無料分を読み、続きが気になり購入。結論から言うと買って良かった!
ちょっと回りくどい言い方や台詞回しが多いので好き嫌いは別れると思うけど、私にはどストライク。
そして、何よりシャーリーが綺麗で可愛いく、大人になったカイド(ヘルト)はカッコイイ!
最後でシャーリーがお嬢様の生まれ変わりと確信するカイドの表情がなんとも言えない。
この後、2人がどうなってしまうのか気になるところ。
匿名
全体的には普段読まない、ちょっと暗めなお話です。
なんていうんだろう。
ヒロインが本当にかわいそうな前世で、その記憶を持ってるんだけど、とにかくヒロインが反省してて、自分なんか…って思ってるわけなんだけど、ひがんでるわけじゃなくて、優しさからくる決意のようなものを持って幸せにならないようにしてるんですよね。
それが本当に切ない。
無知は罪だと私も思う。
でも、お嬢様の状況じゃ仕方なかったとも言える。
あんなに強欲まみれな家族に囲まれて、なんでこんなピュアな子が育つのか不思議…。
でも、それだけ家族が世にいう汚いこと、ありえないことを徹底的に見せなかったからこそのお嬢様の性格かと思うので、それはそれですごいとは思う。
この話は暗さはもちろんあるけど、それだけじゃない魅力がたくさんある。
好きな人に殺されることを受け入れ、前世の禊を今世で行うヒロインだけど、ジャスミンやサムア、カロン、ガイドに囲まれて徐々に感情を取り戻す様が泣ける。
お嬢様時代もすごく可愛らしい人ではあるが、全てを知ってもなお可愛さがあるってすごい。
とにかくグッと引き込まれる内容で、1巻買ったら3巻までは必須です。
これやばい…!
SNSの広告で見かけて、気になったので買ってみました。めちゃくちゃ切ないです😭途中泣きそうになりながら読んでました。最後自分がお嬢様だったことを明かして、ヘルトもそれがわかってて、次巻どうなるのか読むのが楽しみです!
前世の罪を背負う
非常にうつうつとした主人公だが、それも無理はない。前世の罪を背負い、自分をだまし家族を殺された領主の下にメイドとして仕えることに、どう喜びを感じよう。君主制政治の世界観にどっぷりつかれる漫画だ。
ラノベ版を読み終わってからこちらを購入しました。ストーリー的には前半の方が面白く気に入っているので買って良かったです。
後味が悪いというか…
前世の記憶があって、今世を贖罪の為に生きるシャーリーに、前世の想い人だったカイドの側にいる事は、言いようもなく複雑な心境だと思う。
また、シャーリーにとっては前世での最期の別れでも、カイドにとっては過去の記憶であり、自らが愛する人の処刑を決行させたという辛い事実。それに苦しむカイドを見るのが辛くて終わらせたいと思うシャーリーの気持ちはよくわかる。
【追記】完結したということで、読み返すととても切なくて読みながら涙が…
なんにせよ、終わり方が切ない。
涙が。。
前世の記憶を持って生まれ変わって15年。
悪辣な領主一族として、クーデター(?)により処刑された領主の娘。身分に釣り合った婚約者がいたのに、心を寄せる想い人がいた。
その人がクーデターの首謀者だったんだよね。
本人には罪はなかったとして、処刑を避ける道も示されたのに、あえて自ら公開処刑の運命を選んだ。
心にもないことばを吐いて、無知という自分の罪を受け入れた。
台詞の一言一言が胸に響いて涙が止まりません。
前世の記憶を持つ少女
お互いを愛し合いながら結ばれなかった2人の運命の歯車が15年の時を経てまた動き始める。平和を求めて最愛の人を失った苦痛に耐えながら領地を収める狼領主と前世の記憶をもって生まれた少女のお話。
Posted by ブクログ
転生した娘が前世を「罪」だと述べて現世を拒否する…。頑なに拒否するのに、周囲は溺愛してやたらに構おうとするのもよくある展開だ。シャーリーはお嬢様だった頃は明るくて純粋だったが、シャーリーになってからは慎重で周囲とも距離を置く。ヘルト=カイドは15年間領主として復興と発展に尽くしているようだが、その原動力は「お嬢様の悲劇」だろうか。原作を読まないと腑に落ちない点も少々あるが、キャラクターの表情は生き生きとしている。
惹きつけられる
冒頭から想像していたよりかなりシビアなストーリーで始まっていたので主人公の女の子への同情の気持ちと今後どうなるか不安な気持ちでいっぱいでした。けれども読み進めるうちに領主様は魅力的だし、ストーリー自体も惹きつけられるものがあり、面白かったです!今後の展開が気になります。