現代社会に潜むニートな忍者
戦後GHQにより解体されたはずの忍者組織。しかし、その忍者は現代社会で一般人に紛れて普通に暮らし、組織的な繋がりを保ちながら暗躍していた。
ボロなアパートでニートな暮らしを送る下忍の雲隠九郎のもとに、配達屋扮するキャリア忍者から仕事が届き、物語が動き出す。
組織やSFチックな武器、忍術?など忍者周りだけでも十分に気になる設定に加えて、花沢健吾先生ならではの生活感万歳な展開が現代に潜んでいる感を押し上げて、抜群な世界観を構成する。
先の展開が全く読めない今作。物語の世界はどう広がり、各キャラや組織はどう絡み、話はどう展開していくのか、続きが気になって追いかけてしまうこと間違いなし。
感情タグBEST3
匿名
展開が加速していく
どんどん展開が加速していってる。NINもUNもいまだに不穏さだけが不気味に目立つ。山田さん、筋肉どうした?
Posted by ブクログ
猫平がずっと出てるのかわいい♪
汁忍ってネーミングがこれまた花沢健吾らしい。
二桁世代に完全に移り変わって行くのか?
虹郎はあのままなのか?
どんどん入り組んできて面白い。
Posted by ブクログ
いつの間にか10巻が発売されていました。4日後には11巻が発売予定だなんて、油断をしていました。
この物語は、どこに向かって進んでいくのだろう?
私のような凡人には理解できない行動を登場人物たちが繰り広げていると感じるところもあるので、1巻から復習しなくてはいけないと思っています。
複雑だが強烈な魅力がある展開
加藤の公開処刑ショーでの生存と脱出、十郎の頭のおかしい振る舞いと猫語の理解実力の片鱗が見える戦闘シーン、あたりが見所か。NINとUNの関係や善悪も複雑でこの先の展開が読めないが、よくわからない説得力と強引さで読ませる。
それか。
忍者なんだからそういうものだろうけど、くノ一がみんな性格ゆがんでる理由がわかる。
しかし向かってきた外国人をスカウトしてみたり、情があるのかないのか謎だ。