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ひとりの人間の話
僕は15年間ずっと教育機関が死ぬ程嫌いで今でも在籍していた教師の死を望んでいますが、この物語に出てくる主人公のような先生も確かにいたことを思い出しましたし良いこともあったなと振り返れ今の自分はどれくらいやりたいことをやっているかと見つめ直せました。2巻からはより社会に切り込んでいき読むのも辛くなる気がしますがしっかり受け止め見届けていきます、良い漫画をありがとうございます。
気になった!
クールなイメージを求められがちな女性が、大好きなロリータを着たくて奮闘するお話です。
絵柄も主人公を取り巻く社会の描写も、リアルで面白いです。
都会ではたまに目にするようになったロリータファッション。
勇気あるなぁ…と思いながらつい目で追ってしまいます。
裏にはこの物語のような葛藤があるのかも分かりませんが、夢中で好きを貫く姿は素敵ですね。
表紙の背景を、主人公のピンクとあえて同化させたデザインが素晴らしいです。
世界を好きな色に染め上げ、強い眼差しをこちらに向ける凛々しい佇まい。
その境地に至るまでの物語かと想像が膨らみ、気になりが加速しました。
Posted by ブクログ
周りの目を気にして、本当はやりたい事が出来なかったり、着たい服が着れない方におすすめ。
主人公のマミは高身長で、「カッコイイ」女性。
本当はロリィタが好きなのに、まわりの目やイメージが気になりロリィタが着れずにいます。
そんな時に、まわりの目を気にせず好きなファッションをする小澤との出会いで、少しづつ勇気を出すマミ。
「何を着てどこ行くかは自分で決めます」という小澤の台詞がカッコ良い…
マミを応援したくなり、勇気がもらえる漫画です。
裸族は外を歩けない
漫画だからいい話だねと思える。
仮に現実で身長が高く凛々しい女性がロリータファッションで街を歩いていたら、何かのプレーか罰ゲームかなんかだと思ってしまうだろう。
物語と現実を履き違えてはいけない。この漫画は漫画だからいい話なのだ。今の社会では奇抜な格好をしている人間は偏見の目で見られる。出る杭は打たれる。コミュ力の低い少年はいじめられる。
そのうち性同一性障害や発達障害などと同じ用に奇抜な格好をしたくなる衝動に駆られる病気として認められて、病気なんだから社会で認めていきましょうという風潮になるかもしれない。そんな社会はクソくらえだ。
そうだよね
誰しもなりたいものの一つや二つはあるものです。
例えそれが人から似合わないと思われていても…
一歩踏み出すのはとても勇気のいることだと思います。
Posted by ブクログ
似合う服
年齢に見合った服
普通の服etc
そんなん考えてたら好きな服なんて全く着れないんだよね
思春期あるあるというか、抑圧されがちな話題よな
似合う年相応の服を着なさいなんて
マミちゃんがんばれ
自分のイメージって気づいたら勝手に出来上がってて、それに合わせないと周りにとやかく言われる感覚はとても共感できました。自分を出すことほど勇気のいるものはないと思います。葛藤を抱えてきてた小林マミの言葉だからこそ武下くん含め色んな人に響いたんだと思います。勇気が貰える素晴らしい漫画でした。
Posted by ブクログ
全5巻。さらっと纏まってちょうど良い終わり方。ロリータファッションを通した主人公の成長物だが、テーマは誰しもがぶつかる物なので、服に興味が無くてもオケ。それぞれの強さや弱さに共感出来る。
社会と自己
洋服は自分のセンチメンタルな部分を表すものだと私も考えております。その自己と社会とのズレの中での葛藤や悩みなどが現れた作品だと思います。
服好きはもちろん、自分の世界と社会の間にズレを感じ悩んで、それでもなお戦おうとする人々に是非読んで欲しいです。
いい
ふわっとしている感じがして良いです。
ヒロインちゃんがかっこ可愛いのもなかなかいい。
世間からのイメージとなりたい自分のギャップに悩む女の子のお話です。
Posted by ブクログ
ロリータ始めたい心情とか、失敗とか、凄く分かる、あるあると思ったらちゃんと取材してるかつ、KERA監修だった。
納得。
ロリータ服の話というより、個性とは、自分の本当のこころとは的なお話。
教育実習の話も、あ、ツイッターでこれ分かるって見たやつだって気付いた。
好きや個性を通すとぶつかる「世間」。
その軋轢との物語。
Posted by ブクログ
メッチャ刺さった。
主人公はゴスロリファッションを着たいのに周りの目が気になって行動に移せない女性。
驚異のファッションセンスを誰の目も気にせず披露するバイト先のイケメン新人に触発されて徐々に自分の趣味嗜好を開示していく主人公。
WEBで他のゴスロリの子を興味本位で盗撮する輩から守るというワンシーンだけ見る機会があって、その後この話がどうなったのか気になっていた。
単なるファッションの話だけでなく、この話はまんま社会の多様性の話に繋がるのだと思う。
ファッションの話だけでも胸にグサグサくる物があったが、教育実習に行った先の児童とのエピソードもまた泣けるじゃないか。
特にお母さんが主人公の言葉に「ありがとうございます」って返すシーンは本当にもう泣けて仕方ない。
何でそんなに心に来るのかなんて本当によくわかってないのだけれど、皆が生きやすい世の中でないというのが無性に悲しくて心が切なくなってしまうのかもしれない。
普通って本当に何なんだろうな。
難しい問題だと思う。
Posted by ブクログ
一冊も捨てられなかった沢山のゴシックロリータバイブル。私はあのファッションが、あの生き方が、とてつもなく美しくて、心から大好きです。
この漫画は本当に美しくて、わたしは大好きです。
着たい服だけの本ではない
着たい服がある。その服を着たい…というだけのお話ではなく
自分を認めるとはどういうことか、 セルフコンパッションについてのお話だと感じました。
そこを真面目に突き詰めてストーリーに絡めている作品は貴重です。
服とはなにか
背が高く、キリッとした表情の主人公はスカート姿よりかっこいい目のパンツ姿が似合います。
しかし、自分の着たい服は真逆のロリータ。
ロリータに対する世間の目も冷たくなかなか一歩を踏み出せない中、堂々と自分の服を着る人に出逢います。世間の目と闘いながら自分とロリータに向き合っていく主人公。今後どうなっていくのか楽しみです。
悲劇のヒロイン気取り
主人公のキャラが好きになれませんでした。
着たい服があるなら着れば?って感じです。小さい子供じゃないんだから自分で決めなさいよ、と。
母親や友人などの周りの人間のせいにして、着たい服を着れない悲劇のヒロイン面してるのにイライラしました。
そもそもたかが服でしょ。主人公も周りも大袈裟すぎ。