【感想・ネタバレ】テンジュの国(4)のレビュー

18世紀のチベットで山間の村を舞台に、薬草が大好きな医者見習いであるカン・シバの一家とそこへ婚約者として別の村からやってきたモシ・ラティの日常生活が小さな出来事を挟みながら綴られていく、とっても穏やかでふんわりかわいらしいお話です。そして、巻末についているチベット文化のミニ情報がまたおもしろくて、1冊で二度楽しいのもイイ! 少しずつ距離が近づいていく若い2人の恋愛模様も気になりますが、チベットの生活や服装が本当に素敵で、今よりずっと昔の遠い国のお話なのに、読んでいるとすっかり行った気になってワクワクします。表紙の色使いもとても優しくてなんだか癒されてしまう、不思議なマンガです。

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購入済み

4巻。

五体投地の礼拝をしながら進む巡礼の旅、そういうのがある事は聞いた事がありましたが想像以上に過酷です。何かを信じて祈る力って凄いんだなぁと感じました。あと、贈り物の話が好きです。相手の事を考えた贈り物、素敵です。カンシバのチョイスはナイスでした。喜ぶラティが可愛い♡(そういや子供の頃のラティ、頭のぼんぼりがラブリーでした)。そして、ペマが幼い頃に兄から貰った人形の行方にもほっこりしました。沐浴の話も面白いです。入浴や沐浴、洗濯をする頻度が少ない事は2巻で語られていましたが、家族や近隣が総出なんですね!!

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2021年03月16日

購入済み

ほんわか

読むとほんわかします。衣装の美しさだけでなく、笑いの描写もあり、どんどんおもしろく読んでいける美しい物語です。そして、なぜだか漢方とか薬膳を食べたくなってくる不思議。

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2021年05月26日

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