【感想・ネタバレ】妖怪番長(4)のレビュー

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Posted by ブクログ

この(4)をサクッとした表現で説明するなら、天狗無双だろう
残念なコトに、巫子らの活躍は、さほど描かれていない
だが、それだけに、次巻で、番長らしさを発揮して、どハードなバトルを展開してくれるに違いない、と期待が否応なしに膨らんでいる、私の中で
先巻のラストで、本気になった黒天狗
とんでもない強さに一行はピンチに追い込まれるも、“持ち札”が敵を負かすには充分だったおかげで、どうにか、勝ちは掴み、生き延びる。黒天狗を完全に倒す事は出来なかったが、こればっかりは実力差がありすぎる以上、殺されなかっただけ幸運、と現実を受け入れるべきだろう
その後、白天狗に仲間であると認められ、アジトに招かれる一行
白天狗の大半は先の戦いでほぼ数を減らされた上、天狗の長は黒天狗を尖兵として使っていた黒幕の、戦いに対する矜持も何もない自縛で大ダメージを負い、戦闘不能
白天狗サイド、誇張でも何でもなく、ピンチ
緊迫感バリバリ、そんなタイミングで、まさかの入浴シーン。河童も巨乳だが、白天狗のお姉さん、サキさんも凄かった。しっかし、これは、あくまで、私の好みの問題なんだろうけど、柴田先生の描く女性は色気があるんだけど、男目線で見るとエロさを感じないんだよな。アレかな、蒼木先生の絵柄に目が慣れちゃっているか、柴田作品のヒロインが強すぎで危なすぎだから、エロを感じる本能が働かないのかも
そして、最初に書いた通り、天狗無双である
白天狗の王子・トビvs黒天狗の王子・ハネツグ
どちらも戦闘の才能にズバ抜け、強さのステージがカッパがビビるほど違うだけあって、喧嘩以上殺し合い同然のガチンコになる
お互い、本気以上を出すT-MAXを発動させるも、結果としては引き分け
だが、初めて、自分の知らない本気を出せ、それをぶつけても構わない相手と闘えたトビはイイ顔で気絶している
弟が仕留め損なった強敵にトドメを刺すのは、姉の役目とばかりに、サキさんは負ける悔しさよりも、逃げる恥を選んだハネツグを追い詰める
ハネツグが、どんな悲惨な目に遭わされるのか、想像するだけで背筋が寒いわ
クールなように見えて、カッパの巨乳に対抗する熱さを持っている女性だぞ、絶対ぇ、えげつないわ
どの回も柴田イズムを感じるが、個人的にツボだったのは、毎度おなじみのオマケ漫画。巨乳は男だけのロマンじゃない。女の子だって憧れて然るべき。ただ、まぁ、大きいおっぱいが似合う顔と、似合わない顔があるのも確かだ。貧乳だって、オトコは好きだぞ
この台詞を引用に選んだのは、この感情って大事だよな、と思ったので。全力を出して負けてしまった上、死ななかったとなりゃ、誰だって、相手への憎しみや自分の不甲斐なさに対する怒りで腸が煮えくり返る。むしろ、そうならない人間は戦いから退くべきだろう。やられたらやりかえす、ってのは喧嘩に関しちゃアリだ

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2016年08月10日

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