【感想・ネタバレ】奇面館の殺人(下)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

2015年(発出2012年) 347ページ

鹿谷門実と一緒に推理していく過程が楽しめました。一つネタバレ。実は私も途中で日向京助犯人説を考えたのですが、これは否定されましたね。

推理小説って、文章から映像を、頭の中にクリアに想像できる人じゃなければ謎解きできないんじゃないかって、最近よく考えます。私はこういうクリアな想像力があまりなくて、だから図画工作の成績はからきしダメ。
この奇面館のカラクリを解くのが、なんというか無理筋すぎる。まあ、本格推理をするには早読みせずじっくり取り組む必要もあるとは思いますが。

下巻は読むのも爽快な推理が展開されます。
ま、ちょっと思うのは、これもネタバレ注意。
奇面館の主人・影山逸史の名前をもっとありふれた名前にしないと、いまいち説得力に欠けるかな。珍しい名前の部類じゃない?
そして、読んでいて気持ちがいいのは、鹿谷門実の誘導で、自分も瞳子と同じところで分かったこと。読者へのサービス満点!

館シリーズ、読んでないのは『時計館』と『暗黒館』。いつになるかわからないけど、読むのが楽しみです。

0
2024年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一人しか死なないので物足りない感が残るかと思いきや伏線につぐ伏線ではらはらしっぱなし。特に空白の二代目からの全員影山逸史でした!は何度も読み返したくなる流れ。
読み終わった後に「なーんだそういうことか」となりそうなことも読者にしっかりと「やられた!」と思わせるのは、ひとえに綾辻先生の緻密な文章の力のおかげだと思います。

0
2023年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつも通り驚かされてしまったし、これぞ綾辻節かといった具合だった。
今回の視点は鹿谷だったのもあり読みやすい回だったかもしれない。
無理がありそうな設定も許容できた。
次回作が待ち遠しい、、

0
2022年06月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

先の暗黒館とびっくり館はミステリーよりもゴシックホラーの色が強かったが、今作はすごく綺麗に整頓されたミステリーだった。
それでもこのシリーズらしく未来の仮面に幻想的な秘密を残してあるところが好き。

0
2023年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もっといっぱい死んでほしかった!(倫理観のない感想)
もとい、吹雪の山荘=連続殺人という先入観があったため、犠牲者が一人のみで下巻は捜査&解決パートに終始する点が若干物足りなく感じた。
とはいえ、驚きの要素や中村青司の館らしいギミックもあり、夢中になって読み進められる作品だった。
『双子館の殺人』の刊行が今から楽しみである。

0
2022年12月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テンポ良く進んでいくような話でした〜

館シリーズの中で殺人を思わず起こしてしまったパターンってなかなか新鮮でした

にしても同じ名前のめちゃめちゃ生年月日の近い人ってどんくらいいるんだろう笑

10作目が出るかもという噂もありとっても楽しみです
久々に読み直そうかな〜

0
2022年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全然思ってたトリックじゃなかった…!
死体すり替えどころかまさかの影山逸史オンパレード!!!
後半「影山逸史」がゲシュタルト崩壊して頭ごちゃごちゃしかけた笑
雪山の別荘で仮面を付けられーーっていう設定がどうしても連続殺人を期待してしまう。故に、「当初の目的はただの物盗り」って真相に若干の物足りなさはあるけどそれでも最後まで「なーんだそんなことか」で済まないのは流石綾辻先生と言ったところですね✨
鹿谷も言ってたけど今回は犯人にちょっと同情しちゃうな…罪を隠すために更に大きい罪を犯すの典型だねぇ…

そして大好きな館シリーズが次で最期らしいと聞き……悲しいし寂しい…もっとたくさん続いて欲しいよ(;o;)

0
2023年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ


とうとう奇面館まで読み終わってしまった…!
去年からずっと読んできた館シリーズだから
寂しい〜。

今回は解決編!いつもの事件とは違い
偶発的に起こった殺人事件。
いやいやいや…切羽詰まってたのは分かるけどそれで首と指を切り落とすって中々すごいな!?

今までの館シリーズを読んでなかったらすごい!面白い!!ってなっただろうけど、今回のは被害者が1人だったり最後の最後にどんでん返しがなかったりと少し物足りなく感じてしまった…!
充分面白いのにハードルが高すぎるんだよね。

でもすごく面白かった〜!
次回の新刊が館シリーズの最後なんだよね。
悲しいさみしい。
首を長くして待っております

0
2023年02月19日

「小説」ランキング