【感想・ネタバレ】堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?のレビュー

堀江貴文と老舗鮨屋のトップ8人による対談集である。鮨職人TOPの生き様、どのような経緯で鮨職人になったかなど対談の中で読み取ることができる面白い本である。著者が常日頃から言っている「鮨屋の修行は無意味」の意図も読み取れる。また、8人の中には修行をしていない職人や別ジャンルの料理人から鮨職人となった人もいる。修行がない職人も皆生き様が一流で、ビジネスの視点からも大変勉強になる。個人的に興味深かったのは「ネタの仕入れ方」。新鮮な食材を仕入れるためには努力を惜しまない職人たちの心意気が感じられる。1冊を読み終える頃には「美味しいお鮨が食べたい」と思える1冊である。

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Posted by ブクログ

物議を醸したホリエモンの「鮨屋に数十年の修行は必要?」って発言。今の時代他に効率的なやり方があるという主張だろうけど世間は沸くよね。ちなみにこの本はそういう主張というよりは若手寿司職人の工夫や気づきをホリエモンが聞くという構成。どちらにせよ凄いためになる。

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2019年12月08日

Posted by ブクログ

いろんな鮨職人のお話は面白かった。
結論、私の理解は理不尽な下積みでなくちゃんと仕事を理解した中での修業は必要。

仕込みは基礎であり一生勉強が必要である。
包丁や握りは効率の良い学び方があるし、そして何より客と対面してからが本当の修業。これからは人間力がとにかくモノをいうので、どんどん現場を経験して発信していくことが大事。ということがわかりました。

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2023年06月11日

Posted by ブクログ

いろんな経歴のお鮨屋さんがいるんだな。それぞれの個性があっておもしろい。高級なお鮨屋さんはやっぱり敷居が高いんだけど、これだけ懸命にされてるのに値するお値段なんだろうな。夢中になれるお仕事に就いたというのは憧れる。みなさん邁進なさってほしい

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2022年06月29日

Posted by ブクログ

プロフェッショナルとしての働き方に対する大きな気づきが得られた。7人の鮨職人に共通しているのは、自分の美学、哲学を有していること。「人は人によって磨かれる」というけど、まさにその通り。考え方次第で世界は無限大なんだろうな。お鮨食べたい。

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2020年09月19日

Posted by ブクログ

ちょっと期待した内容とは違ったなー。

日本の美って何だろうと考えたら、その一つとして鮨に辿り着いた。鮮度が命の刹那的な食でありながら、ネタの仕入れから、魚の捌き方、握り方まで全てが繊細な過程を踏んで人々の胃袋を満足させる。そんな鮨には日本人の繊細な美意識が如実に反映されていると思う。

鮨職人の思いがいかに鮨に込められているかを知りたかったが、職人の紆余曲折をまとめた本になっている。

まー、普通に読んでて楽しい。
ネタの差こそあれ、SNSが鮨屋を同質化させ、スナック化させてるという話は面白い。今の時代、鮨屋は下積み的な修行よりも「人間力」を磨く方が合理的なのでは?という納得のいく結論で締めくくられる。

日本人として、季節ごとに一回鮨を味わう機会を設けるのは大事かも。

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2020年05月08日

Posted by ブクログ

ホリエモンが上から目線なようなそうじゃないような、、そんな高くておいしいお寿司屋に行ったことないから、あんまりわからないことが多かった、、

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2020年01月08日

Posted by ブクログ

鮨職人に修行は必要か?
当然必要だけど、昔と今では意味が違うのだろう。
鮨というとなんとなく職人気質なイメージが強いが、
もちろんプロとしての技がありつつ、
伝統と、新しいチャレンジを模索する方々、
おそらく世間一般の庶民考えとは違うロジックを読めておもしろかった。
一回の食事に、万札を出したことなんて数えるほどしかないが、今度そういう食事もしてみたくなりました。
もちろん実際にするかどうかは別です。

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2019年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホリエモンと寿司職人7人の対談集。
ホリエモンの本を読むのは初めてだが、なかなか興味深かった。
7人目の新井氏との話が良かった。

人間力の磨き方として、
たくさんの人と触れ合って、いやな気持も理解するように努力する。
つまらない場所でも楽しく生きる。
一日を楽しく過ごすのも、つまんなく過ごすのも、自分の脳の使い方次第、暮らしでも仕事でもそう。

サクサク読めたし最後の最後で良い知見も得られた。

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2019年11月04日

Posted by ブクログ

若手鮨職人との対談集。鮨と言えば、昔ながらの職人の世界を想像するが、実際にこの対談されている職人はどのようにしてなったのか?どの職種でも人手不足と言われる中、このような職人も人気職とは言えない。それでもその道に進む中には、それなりの目標がありそれを上手く達成出来ていると感じる。この書籍に登場している方々は、一般的な鮨店よりは高級店を出されているので、その辺の内容を考えれば面白いかもしれません。

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2019年01月12日

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