感情タグBEST3
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抜群におもしろい!
これ初刊2015年なのに「孤独な肺炎」ってのが
あまりに今の新型コロナウィルスと酷似していて
旋律が走った。
久々に寝るのを惜しんで読みたいと思ったおもしろさ。
下巻が楽しみ。
舞台化希望
面白い!
密室劇の要素を踏まえ、登場人物も限られているので、舞台化したら面白そう。
登場人物が個性派揃いなので、舞台映えしそう!
恩田陸の作品の中ではサクサク読める部類なので、コロナ禍で暇を持て余す中、
一気読みしてしまった。近未来設定ではあるが、今般のコロナ禍を思わせる話題
も入っており、ある意味先見の明があったのだろう。
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登場人物が増えていくなかで、途中から名前ではなく特徴(「サングラス男」「ヘッドフォン男」「鳥の巣頭」等)で人物を表していたので、混乱することなく読み進められる。
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国際空港の入管で別室に連行された11人の男女。
何故この11人が拘束されたのか。
大規模な通信障害が発生し、大型台風が接近する中で「この中にテロリストがいる」と言われ、そのテロリストを見つけ出してほしいと言われる。
テロリストは誰か。
個性的な11人の推理にページをめくる手が止まらない。
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キャスリンのところどころおかしいセリフがおもしろい。
上巻では謎は提示されたけど、登場人物たちについてはまだまだ語られていないところが多そう。
とりあえず上巻での風呂敷の広げかたはおもしろい。下巻でどうなるやら。
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登場人物が多すぎて混乱するけど、一室に集められた人々(あと犬一匹)の共通点を絞り込んでいく様はスピード感があって、下巻ではどういう展開になるのだろうとワクワクさせられた。
また、2015年に刊行された作品とのことだが、物語内で出てくる「症状はSARSに似ていて、風邪に似た咳、頭痛等の症状が出たと思ったら、突然高熱を発し、急速に肺が壊死して、呼吸困難に陥る」「通信障害」「AED」が近年のコロナやauの通信障害、某元首相の事件で使用されたもの等、偶然とはいえ似た出来事が数年前に描かれているのが不思議な感じ…。
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登場人物がなかなか覚えられず何度か序盤のページを見直しながら読み進めた。
それぞれの人物が魅力的で面白かった。
長時間の乗り物移動や待ち時間などに読むのに最適な本だと思う。
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いわゆるクローズドサークル的な作品なのかなと。場所が空港で探すのはテロリストという状況ではあるけど。
ただ情報量が多すぎて(笑)視点もサクサク変わるので、スピーディー。
とんでもな感じの設定をすんなり受け入れされられるのさすがの作者です。
後編も楽しみ。
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主体がどんどん切り替わりながら、少しずつ情報が増えていくけど、肝心なところがまだ全然見えなくてモヤモヤする。
なのにおもしろくてどんどん読み進めたくなる。
こんなの待ってた!
下巻も楽しみ!!
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面白いです。空港の入管で突然別室に集められ、「当局はこの中に敬称なしのテロリストがいると見ているので、皆さんで話し合って見つけ出してください」とヒューマノイドに言われる人々…外界は超大型台風接近中で、通信機器も全てダウン。
ヒューマノイドがぶっちゃけ過ぎるけれど、本当に上はこういうこと考えそうだな…というリアルさがあります。
集められている11人(とコーギー。かわいい)も、観察力や思考能力が高い気がするので、少しずつ情報を明らかにしていくのにワクワクします。
キーパーソンは触れたら相手の思考が読める少年だな。。
続きも楽しみです。
てか、テロリストが消滅させたいの、台風では…?って思ったりしましたがそんな牧歌的なことにはならない、はず。
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恩田陸氏の小説らしく、閉鎖された空間で
限定された登場人物がちょっとした行動や
会話を通して、物語の全貌が徐々に明らかに
なっていく展開です。
近未来が設定になっているらしいが、現実のことの
ように感じてしまいます。それくらい小説の設定に
現実が追いつきつつあります。
つまり現実の進化のスピードは増しているという
ことですが、それはラストで感じることになり
ます。
科学の「今」を知るには最適の一冊です。
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上巻を読み終わってなお物語がどう進むのかまったく想像できないにもかかわらず、とても面白いことだけは分かる。
早く続きが読みたいので、このまま下巻に突入しよう。
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面白い!笑
初対面で名前がわからない同士なので、印象のみで語られるお互い同士が本当に面白い。
最初は混乱したけど、突然集められ、普通の精神状況ではない時って、こんなふわふわしてて不安定なものなのかもしれないなぁ。なんて思いました。
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久しぶりだが、この会話や考え方を楽しめる感じが恩田作品だなぁ、とわくわくしながら読み進める。
目線が変わるので
ある男性はある男性を不審に思っていたり
ある男性は女性を、また別の物事に疑問を抱いていて
全情報を受け止める読者としては
誰もかれもが怪しく、また実はこうなのでは??と
いろいろ勘ぐってしまう。
自分が本当の自分なのに、それでは証明にならず
証明書というタグがないと誰にも証明できない とか
人間は洗い物をしながら、運転しながら、ながら考えることができる とか
「なるほどなぁ~」というネタがちりばめられているのがまた楽しい。
結末は全く読めないけれども。。。
下巻を早く読みたい。
恩田さんの本を読むのが久しぶり
上下巻あるので読むのに時間がかかるかと思っていたのですが、先が気になってすらすらと読めました。
入国時に止められた10人とヒューマノイドのキャスリン、キャスリンが言うのはこの中にテロリストがいて誰がテロリストか話し合ってほしい…話し合いって⁈どんなテロかもわからない…本当に話し合いで見つかると思ったのか、面白いけれど、無理があると思いました。
迫り来る台風、バイオテロ⁈、キャスリンも含め登場人物が憎めなく、最後はホッコリしました。
同じキャラのお話しが読みたいなぁと思いました。
未来は明るいのか⁈
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まさしく、恩田ワールド。登場人物が多いので途中、途中、頭の中で整理しながら、目は文字を高速で追っていました。下巻も楽しみ、どう結末するのだろか。『消滅』とは?!
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久々に恩田作品を読んだ。相変わらず面白い。
結構な数の登場人物が同時に同じ場所にいる状態が長く続くが描き分けが上手いので混乱しない。
「ゴドーを待ちながら」が話の中にでてきたがこれも不条理劇の様相を呈しており舞台脚本になりそう。
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フーダニットのミステリなのか、サスペンスなのか、SFなのか、思考実験なのか、何がやりたいのかがよくわからないので、飽きずに読むことはできるが落ち着かない気持ちで読んでいた。空間描写の抽象性、口をぱくぱくした、という描写などに星新一風の文体を感じたのでふと思ったが、これがショートショートだったらミステリやサスペンスにしては弛緩した雰囲気とユーモラスな登場人物たちの台詞にも納得がいく感じだった。
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クセのある人物が1つの空間に集う、群像劇のように物語が進んでいく。あるあるだが視点移動、人物が多いためある程度しっかり読まないと状況や心情がうまく読み取れないと感じたため注意。
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上下巻の上巻
空港で足止めされた人たちでその中のテロリストを探し出してくださいって
しかもそれを言ってきたのはヒューマノイドで・・・
10人以上でてくるともう誰が誰だかって状態になってしまいます
展開は遅く感じましたが飽きることなく読み進められました
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登場人物が多く、コロコロと視点が変わって物語が進行するので、頭を整理しながら読みました。
別室に連行された11人。その中にテロリストがいる。キャサリンと名乗った女はヒューマノイド。
上巻はあっという間に読み終えました。
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空港の入国審査で別室に連れ去られる人々
その中に紛れているテロリストを探すことをお互いに課された
上巻ではまずは人物と状況説明、そして変なロボの登場が主な内容
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登場人物が11人いて、各章ごとにこれら人物が主となり展開していくため、覚えきれず、名前を書き出して、読み進めることに…
外見的な特徴は覚えやすくても、登場人物の名前が難しく文字の中では、しばらくは外見と文字が一致せずメモを見ることに。
登場の説明がない1人と、なぜこの人が登場するのかと思う人が1人。おそらくは、後者がテロリストだろうと(かなり自信あり)、思いながら下巻に。
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国際空港の入管で別室に連行された11人による密室劇。
天災、テロ、感染症、サイキック、ヒューマノイド。色んな要素が含まれていて一言で表しづらい小説です。
行動や時間の制限で不安を煽られながら、登場人物の1人となって推理をしてみるものの、著者の世界に翻弄されるばかり。
どんな展開になっていくのか読めません。
Posted by ブクログ
【内容】
超大型台風接近中の日本。国際空港の入管で突如11人が別室に連行された。時間だけが経過し焦燥する彼ら。大規模な通信障害で機器は使用不能。その中の一人の女が「当局はこの中にテロ首謀者がいると見ている。それを皆さんに見つけ出していただきたい」と言った。女は高性能AIを持つヒューマノイドだった。10人は恐怖に戦きながら推理を開始する。
【感想】
「蜜蜂と遠雷」を読んだ時と同じような印象。
言葉にするのは難しいが、
沢山の登場人物のバックグラウンドがしっかり描かれるから、其々を一人称にして述べられる描写は程々にリアリティーがあるのだが、作られたリアリティーという感じがするから、あまり心に響かないのかな、と思ったり。
Posted by ブクログ
下巻までの感想含みます。入管で止められた10人、この中にいるテロリストを見つけ出すために閉じ込められた部屋で過ごすという話。登場人物を把握し、伏線かも?というのを戻って確認したりするので読むのに時間はかかりましたが、会話劇としてはスリリングでおもしろかったです。なんと言ってもキャスリンが異質で複雑でこの本にしかないおもしろさを出してると思います。しかしタイトルの消滅とは何か?というのが明らかになるラストは、完全に予想外すぎて結構唐突な感じがありました。
Posted by ブクログ
台風接近の国際空港に、紛れ込んだテロリスト。11人の容疑者が時間制限の中、テロリストを探し出すミッションを課せられます。状況が非日常のため、否が応でも緊張感が高まります。下巻に続く。