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Posted by ブクログ
早々に第3部フィオリ・ディ・ジラソーレを終了し、始まった第4部下町テーラー編は日本を舞台にした物語である。
折り返しのコメントに「十五年も勿体ぶった、本格的な日本編」とあるように、いよいよ日本人に焦点を当てた仕立て物語が描かれていくようであり、これまでとは異なる視点で物語を見ていくことができるシリーズとなりそうだ。
今回、前巻で設えられた物語的経緯に一つ区切りを付けて日本編を本格的に始めようとしているが、この一巻からしてすでに日本編を描く気風のようなものが見えている。
これからの物語にも期待しつつ、まずは星五つで評価したい。
物語構造は変化していないのだが、なんと言っても身近さがまったくもって違っている。
我々にとってより切実な物語と、服飾知識とを見ていけることに大いに期待している。
凄腕テーラー
ナポリで腕を磨いた服飾職人が下町の古いテーラーを一時預かりお客の悩みを解決していく。スーツに関するウンチクがふんだんにあり、なかなか面白い。
新しい世界
あまりスーツに触れてこなかった人生なので、始まりのお話などが出て来て新鮮でした。
ここまで、服装で人生が変わるかと言ったら、あまりそうは思えないですが、見た目は大事なんだな〜と。
衣装で、気持ちが変わるのはよくわかります!共感です。
日本での活躍も面白い
日本での活躍を描く本シリーズも面白く拝読いたしました。スーツスタイルの持つ効果を考えさせられ、自分の装いを見直す機会になります。