感情タグBEST3
面白い
絵はまだまだ拙いですが、内容はさすがドラマ化しただけあってめちゃくちゃ面白いです!他の方のレビューでは、どんどん画力が上がっていくみたいなので続きが楽しみです!
もはや
自ら書いているとおり伝説的なのかもしれない作品。
ジャンプ+版を読了して、アニメ化の話を聞いてとうとう手を出してしまったが、
やはり絵には面食らう。しかしこのまだラフと言ってもいい段階で描ききり世に出した
熱量というか勢いはスゴい。
定評のある作品ではあるけれど
なにこの絵?
これって、いわゆる「ネーム」じゃないの?
これで作品として出していいの??
少年ジャンプ+のリメイク版を少し読んだことがあり、期待して読んだんだけれど、これはひどい。
もちろん、ストーリーがしっかりしていることが一番大事であり、その点は問題ないんだろうけど、マンガはやはり絵も大事。
4コマ漫画ならともかく、長編でこの絵はないでしょ。
上手い下手の前に、きちんと描きこんでないんだから。
この絵のレベルなら、小説の方がまだ頭の中で想像できる分良い。
これではマンガとして評価対象外とせざるを得ない。
補足
文句だけじゃダメと思い、無料の間に14巻まで読んでみた。
絵そのものは3巻あたりから少しずつまともになり、6巻以降はベタ塗りも増えて「ちょっと手抜き気味の少女漫画ならありそう」なレベルになる。
10巻前後からは、キレイに描写したキャラ絵に関しては「うまい」と言ってもいいレベルに。
一方のストーリーは、10巻で第一部が完結する。
当初の「広告代理店勤めの、天才に成れない主人公」の話と、「器用に生きられない天才」の対比の話は、4巻あたりからドラマチックに展開していく感じ。
それぞれが全く違う物語かのように、日常を描いたものと、非日常的な物語が並行して描かれ、主人公を支点に少しずつ影響しあうという流れ。
一方で、基本がオムニバス形式かつ未来の時点から過去を振り返るようなエピソードがちょこちょこ入る点は、狙った手法というより、話を後から膨らませるように作っていった感も感じられる。
特に、第二部となる11巻以降は、既に書かれた話とも内容が一部被っており、焼き直し感が強い。
15巻以降を読んでいないので何とも言えないが、エレンという天才を中心と据えた内容から、広告代理店で働く「天才ではない」(凡人という訳でもない)主人公の物語によりシフトしている感じ。
この物語としては、第一部だけで完結していた方が良かったんじゃないかとも思える。
まあ、「天才と、天才に成れない2人の、それぞれの苦悩とその克服」という意味では、やはりなかなか深くてエモいストーリーと言えるだろう。
後は、やはり当初の作画、そして全体のストーリーに関しても、当初のものと異なってきている気がする「ブレ」が問題かな?