「おかえりなさい」
そう言って、あなたの帰りを待っていてくれる人はどれくらいいますか?
これは一度、罪を犯してしまった・道を踏み外してしまった「前科者」に
社会更生の橋渡しをする保護司のお話。
一度の過ちだけでも社会から煙たがられ、立場の弱くなってしまう現代社会構造。
0からのスタートではなく、マイナスから0にするために
彼ら保護司は奮闘する。一切の報酬なく、ボランティアで。
一銭にもならない仕事でも、怖いもの知らずだと言われても、
「きれいごとが言える間は、きれいなその部分で人と接したい」
という彼女に圧倒されます。
保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とはなにか?
社会の在るべき姿を考えさせられる一作です。
感情タグBEST3
今回はヘビーだった
子供を殺してしまった母親のエピソードでした。
周りがこぞって助けようとしていても、本人が死ぬことを決めていたらもう止められないのだろうか。
本人が幸せになるつもりがなければ幸せにはなれないのだろうか。
本人さえその気があれば、もうちょっとで幸せになれそうだった。
佳代ちゃんはこの案件をどう感じているのか。
保護司の考え方の変革が必要と言うけれど、こんな他人の人生に入り込むような大変な仕事、変革が必要なのは保護司ではなく保護司の資格や立場を帰っていく方が必要なんじゃないか。
とまあ、いろいろと考えてしまいました。
予告には、またヘビーな案件の予感・・・