【感想・ネタバレ】前科者 11のレビュー

「おかえりなさい」
そう言って、あなたの帰りを待っていてくれる人はどれくらいいますか?
これは一度、罪を犯してしまった・道を踏み外してしまった「前科者」に
社会更生の橋渡しをする保護司のお話。
一度の過ちだけでも社会から煙たがられ、立場の弱くなってしまう現代社会構造。
0からのスタートではなく、マイナスから0にするために
彼ら保護司は奮闘する。一切の報酬なく、ボランティアで。

一銭にもならない仕事でも、怖いもの知らずだと言われても、
「きれいごとが言える間は、きれいなその部分で人と接したい」
という彼女に圧倒されます。

保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とはなにか?
社会の在るべき姿を考えさせられる一作です。

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相変わらずハラハラさせられる

香代ちゃんが有能な保護観察官ってわかっていても、相手が元犯罪者だと思うと、心配になる。
みどりが陰に日向に力を貸してくれてはいるんだが、みどりも危ういところがあるからなあ。
今回は、みどりが夢破れた男に興味を持つエピソードがあるんだが、その男に絡むもう一人の男がヤバい感じで怖かった。このエピソードは何事もなく終わったが、この先また現れる事があると心配。
と、言うわけで次巻も楽しみにしています。

#タメになる

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2022年09月11日

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