【感想・ネタバレ】アホの壁(新潮新書)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

アホの冒頭から読みだすと頭に全く入ってこないことも
後半から読みだすと頭に入って来るのかもしれませんよ。

0
2017年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本屋でタイトルを見た時に、「バカの壁」のパクリ本かなと思った。しかし、パクリ本ではなかった。著者は何故人間はアホな行為をするのかを鋭く分析している。

私も本書の例に出てくるようなアホな行為をする。会話の途中に、会話の内容と関係の無い不必要な知識を披露したりする。これはタダのアホだ。

しかし、何故そのような行為をしてしまうか。著者によると、このような行為は脳による潜在的バイアスによるとのこと。以前の良かった記憶は、現在その記憶を良いと思っていると過ぎない。だから、良いと思っている感覚のままアホなことを喋ってしまうという。

私は、たまに友人に本で読んだ知識や、ネットで得た情報を分析した結果を友人に思いっきり喋ってしまうことがある。なるほど判断のバイアスか。なるほど。

0
2011年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アホとは言うけど人間だれしもがやってしまう行動を指摘し取り上げた本。完全にいなくなってしまうのもどうかと思うがしかし本書で取り上げられたアホが多いのも事実だと思う。読んでいて知らなかった、間違った使い方をしていたなんてことは多く、思わず関心してしまう部分もあった。

0
2015年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルに似げない全く真面目な内容。相手が傷つくようなことを男性に対して平気で言う女性がよくいて、若い時分であれば小悪魔的で可愛いなどと言われもするが、歳をとってもまだ若いときにもてはやされた記憶が残っていて言い続けるアホな女性がいる。他人の仕事に口を出し、滅茶苦茶にしてしまう女。いくら言っても理解せず、そもそも学習しようという気がない女。つまらないことばかり口にして、怒ると泣く女。人間の右脳と左脳は脳梁によって連結されているが、女性は男性に対してこれが太く理性と情緒が判然と分けられることなく発語するとこが多いとのこと。ふむふむ、なるほど、と唸らされることしきりである。このほか、多くのアホ事例が紹介されているが、最後はアホといえど、社会の暗部を照らし人々に現実をしっかり認識させる大いなる役割を担っており、アホおればこそ人類の歴史は素晴らしかったと結んでいる。自分のような者にも存在意義を見いだせたようで少しく嬉しかった。

0
2013年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 エロスの対償行為としての文化の発展が遣る可くもないタナトスとしての戦争を抑止することになるというフロイトアインシュタインの往復書簡の引用。女性の脳漿が男性のそれよりも太いことによると思われる感情を理性によって抑えることが女性はしがたいという養老孟司説を披露。その他諸々の知識の断片を興味深く解説している点において価値がある。あとは最近の先生の作風によく見られる「おじいちゃんの愚痴」。あっさりと適当に流した仕事のように読めてしまう。

0
2011年10月22日

「エッセイ・紀行」ランキング