アホの壁(新潮新書)
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アホの壁(新潮新書)

748円 (税込)
523円 (税込) 5月2日まで

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なぜそんなアホなことをするのか、そしてアホなことを言うのか? 無益な争いに血眼になり、破綻必至の計画を立て、互いに殺しあうに至るのは、いったいなぜなのか? 文化的文明人を自任する現代人が、いとも簡単に飛び越えてしまう「アホの壁」をめぐり、豊富なエピソードと心理学、文学、歴史ないまぜでつづる抱腹絶倒の筒井流人間論、ついに登場!

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アホの壁(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年06月19日

     往年の「乱調人間大研究」を薄味にしたような読み心地。
     焦点的自殺の実例紹介で、肌に粟を生じた。
     フロイト的過ち(フロイディアン・スリップ)は身を以て味わった。会えば確実にイヤな思いをするであろう友人宅へ向かう際、反対方向の電車に乗ったり、乗り越したり……。
     著者のフロイトへの傾倒ぶりがうかが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月13日

    二番煎じを公言するユーモアと、
    それに反する意外にも真面目な内容がいい加減(ダブルミーニング)。

    コミュニケーションの壁について書かれた
    「バカの壁」に対し、
    本書は良識とアホの壁について書かれている。

    第二章にある
    「アホな怪我は焦点的自殺」という項を読んで、
    自分が小さい頃、二度交通事故にあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月22日

    筒井康隆の新書。
    養老孟司の『バカの壁』はのオマージュだが、『バカの壁』は、人と人とのコミュニケーションひ阻害する壁について論じたのに対し、本書では筒井がその体験と俗流科学で、人それぞれにある良識とアホの間の壁とは何か、なぜ人は直ぐに壁を乗り越えてアホの側に行ってしまうのかを論ずる。
    アホな行為、原...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月06日

    バカの壁ならぬ、アホの壁。筒井康隆が考察する「アホについて」のあれこれ。人はなぜアホな戦争をするのか? そして最後はアホを肯定する! 面白かった。己のアホさにもちょっと気がつく一冊。一読推奨。

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    Posted by ブクログ 2011年07月18日

    筒井康隆のアホの壁を読みました。筒井康隆流のアホ論でした。堂々と養老孟司の「バカの壁」のパロディだと書かれていましたが、それなりに面白く読みました。なぜ人はアホなことを言うのか、というテーマではアホなことを言ってしまうシチュエーションが面白おかしく書かれていました。また、なぜ人はアホな計画を立てるの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月18日

    この題材にこの作家、というのが正に当てはまる本である。

    無意識にアホな場合は無価値であるが、
    意識的にアホになれれば価値が生まれるということがわかる。

    価値のあるアホには需要がある。
    筒井康隆はSF小説で数多くのヒットを出しているが、
    SFは常識では考えられない世界をあたかも存在するかのように描...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月28日

    個人的には養老孟司の「バカの壁」のほうが好きだが、筒井康隆の「アホの壁」も面白かった。アホが潤滑油となって世界が進んでいくのかもと想像すると楽しい。

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    Posted by ブクログ 2022年10月13日

    エンターテイメントの大御所が書くアホな言動や行動の分析集です。ここでいうアホとは、芸術性や文化的価値のない、つまらない行動のこと。
    おふざけ満載のパロディ書かと思いきや、丁寧に分類されたアホ事例を冷静に心理学的観点から分析されていて、また日頃感じることが巧みに言語化されていて、さすがと思ってしまった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月14日

    うーん、自分も当てはまるところはあった。
    あほなことをやっているなぁ~と認めるしかないだろう。
    さらっと読める筒井エッセイ。

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    Posted by ブクログ 2019年07月08日

    筒井康隆が新書を出すとは。もう少し毒とブラックユーモアを期待したが、中途半端な内容だったかも。
    著者が30年前に書いていたら、もっと過激な「アホの壁」になってたかもしれない。

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