感情タグBEST3
ほっとする内容
題材が、暗くタブー的なところですが、絵がやわらかくほんわりした感じなので、暗さを感じさせません。
色んな患者さんがいて、様々なことが起こりますが、わりと楽しく読めると思います。
あと、実際に現場で働いている方の話を元にしているので、「こんなことあるんだー」とためになるところもありました。
とてもリアルです
これ経験された話でしたっけ?
すごくリアルだなと思いました。
でも、裏では看護師さんたちがそう思ってるんだと思うと、少し笑えて、そこがまたきれいごとじゃん済まない感じがして、いいですよね笑
最高!久しぶりの感動!
ここまでリアルな看護師描写、もしかして作者は元看護師?と思ったが本当にそうだった。私は介護士だが、認知症の描写などあるあるとうなずくことばかり。リアリティ溢れていて笑えたし感動した。
寂しげ
「終末期病棟」というものが存在することをこのマンガにてはじめて知りました。言葉からして寂しい名称…そんな病棟も陰では「ごみ捨て場」と呼ばれていることに驚きました。現実味が強いです。いろんな利用者さんのそれぞれの死に方に涙腺が緩んでしまうような終わり方もありました。
「死にいく命」が集う終末期病棟
死が一番そばにある病院で働く
2年目の看護師辺見
辺見が目にするのは、さまざまな患者の死と
人生が考えさせられる
考えさせられます
紙の本で1巻~5巻所持しております。
他界した父親の入院してた頃を思い出します。
入院患者が何を思い
その現場を指揮されている看護師が何を思い
人の行く先を解りやすく描かれていて、より考えさせられます。
お勧めしたい1冊です。
Posted by ブクログ
個性的な患者さんのエピソードが多くてホロっときたり笑ったり。
終末期病棟のお話ではあるけれど、重苦しさはさほどなく読みやすかったです。
最後のエピソードはちょっと重く感じましたが…。
ネタになるエピソードの陰で看護師さんたちの奮闘や患者さんの背負ってきたものなどもちゃんと描かれていて、単純なエンタメではなくあれこれ考えさせられる作品だと思います。
Posted by ブクログ
透明なゆりかごを読んでいるので、手に取ってみた。終末期病棟の話で、テーマが重いが読みやすい。死というものへの当事者、他者からの向き合い方が多種多様であった。軍曹の話は胸が締め付けられるようだった。本庄さんの話は、患者1人1人に向き合うことが現実的に難しい面もありどの程度まで時間を1人に割けることができるかなど考えさせられた。続きが読みたい。
匿名
重たいテーマだけど、コミカルに描かれているので読みやすいです。終末期病棟、治っていく期待は持てない分、確かに働く人たちは気持ちの整理が大変そう。いろいろと考えさせられました。
伝えたいことがあるんだ
正直、かなり拙い感じの絵なんですが。
それでも読む価値があると思います。
御本人も相当色々ある人生だったようですが、命を預かる現場にいた当事者だからこその言葉があって、なかなかに重いです。ナース達の日々のやり過ごし方に、ほのぼのしたり、芯の強さを感じたり。そしてこの巻の最後のお話なんかは、この絵のタッチに救われる気がしました。上手い人が描いたら逃げ道が無い...。
Posted by ブクログ
お別れホスピタル』は終末期病棟の話です。
にぎやかな見舞客のある寝たきりの臼井さんを妬んで、使用済みのオムツ(パンツ)を投げ込む、隣の大戸屋さん。
奥さんのことが大好きな85歳の大西さんを取り合う、79歳 独身の犬井さんと10年前にご主人を亡くした76歳の堀川さん。二人は大西さんを巡って日々喧嘩をする
が、大西さんが亡くなられると『退院したのよ』『あなたの気持ちわかるわ』『実はわたしも好きな人がここにいたの・・・』と少々ずれた会話で慰め合うようにな
る。『延命治療をしておじいちゃんを死なせないで!』と医師に懇願し、亡くなった時には『他の病院にすればよかった・・・』と文句を言う年金目当ての派手な家
族。抗ガン治療をすれば延びる命を『これ以上金のかかる治療はするな!もうビタ一文出さない!』と言い切る息子。その声をベッドで聞き涙する母親。
様々な患者と家族に翻弄される看護師たちの本音に『ですよねー』と同感する。
このコミックは絵がゆるい。しかし、このゆるい絵が、現実の厳しさを薄めて受け止めさせてくれている。
Posted by ブクログ
終末期病棟で働き始めた看護師2年目の辺見さん。
そこで出会う個性的な人々、6人を描いた物語。
熾烈な人生を送ったマサさんは、なぜ穏やかな笑顔で亡くなったのか?
軍曹と呼ばれる頑固な小川さんは、なぜ、肉を食べないのか?
それぞれ6つのストーリーに、ホロリとします。
人は、なぜ生きるのか?
もし、『死』に意味があるとすれば、その人の死から、生きる意味を学ぶため...(46p)
シリアスな内容ですが、緩やかなタッチや絵柄がほっこりさせます。
Posted by ブクログ
死ぬのは仕方ない。死ぬまでが嫌なのだ。
カルテ3の幸村さんを読んだときに「私もこうなるのかも知れない。性癖がバレる」と、焦りだし、どうかまともな自我があるうちに天国へ逝けますように、と考えました。
そのせいか、カルテ6の本庄さんの気持ちは、何となくわかる気がしています。未来の自分が、目の前にいる老人と同じならば、私のままで死にたいと考えてしまいます。
いまいち
沖田さんの漫画は初単行本からずっと読んでいるけれど、これが1番面白くないかも。
ギリギリムスメもいまいちだったけれど、ゆりかごに続くヒットを狙いすぎて失敗した感が否めない。
なんだろう、この違和感。誰にたいしても感情移入できない。
全てのお話が「あっそう」て感じ。ぜんぜん心に響かず、残らない。
これ、続けていくのは沖田さんにとってもあまりいいと思えない。