【感想・ネタバレ】辺境の思想 日本と香港から考えるのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

日本と香港の知識人の往復書簡です。腰を据えて何かを論じるというかはつらつらと思索を書き連ねていく感じなので難しくも読みにくくもあります。日本も香港も国際的で先進的な場所ですが、同時にそれぞれ中華文明の辺境・西欧文明の辺境という性格も持っています。そして辺境であればこそ文明の中心の古い要素が残るという、基本的にはそういうイメージが全体を貫いています。
香港が唐代の敦煌につながるようなアクロバティックな思索はカッコいい。何度か読み返してここから私も思索を広げたいなと思います。

0
2024年04月25日

Posted by ブクログ

難しかった、、、というか情報量の多さとカタカナ語の多さについていくのが必死やった。

「世界の世界性を瞬間的に生成するものは、テロへの恐怖と不安」
「文化には『統合する力』と『分離する力』がある」
っていうのはなるほどと思った。
何より、著者が数カ月前に書いたものを振り返ってみるともはや隔世の感がするっていうぐらいに、香港の文化風速は早い(速い?)ってことを知ったし、早く行って肌身で感じたいなって思った。絶対面白い都市。

0
2019年05月04日

「雑学・エンタメ」ランキング