辺境の思想 日本と香港から考える

辺境の思想 日本と香港から考える

1,629円 (税込)

8pt

3.5

頼れる確かなものが失われた中心なき世界。
自由と民主が揺らぐカオスな時代。
未来への道は辺境にある――。

2011年3月の東日本大震災、2014年9月の雨傘運動。
日本と香港。
大きな転機を迎えた2つの「辺境」から未来へのヒントを探る、
往復書簡の記録。

【目次】
第1回 辺境(ホンコン)から辺境(ニホン)へ
第2回 言葉と民主主義
第3回 念じれば響く――都会のある祭りの灯
第4回 辺境の2つの顔
第5回 過去の辺境、未来の中心
第6回 香港――渦巻状の交通路
第7回 刻々と変化する文化速度
第8回 日本にとってサブカルチャーとは何か
第9回 話したいことが無数にあるようだけれど、残念ながら私には分からない
第10回 「きれい」は「きたない」――列島の周縁から
第11回 光と影の辺境文化――都会・映画・中国ナショナリズム
第12回 ナショナリズムから都市的アジア主義へ
第13回 真・自由の彼方へ
第14回 近代を広げ、豆を育てる

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辺境の思想 日本と香港から考える のユーザーレビュー

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    購入済み

    2024年04月25日

    日本と香港の知識人の往復書簡です。腰を据えて何かを論じるというかはつらつらと思索を書き連ねていく感じなので難しくも読みにくくもあります。日本も香港も国際的で先進的な場所ですが、同時にそれぞれ中華文明の辺境・西欧文明の辺境という性格も持っています。そして辺境であればこそ文明の中心の古い要素が残るという...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年05月04日

    難しかった、、、というか情報量の多さとカタカナ語の多さについていくのが必死やった。

    「世界の世界性を瞬間的に生成するものは、テロへの恐怖と不安」
    「文化には『統合する力』と『分離する力』がある」
    っていうのはなるほどと思った。
    何より、著者が数カ月前に書いたものを振り返ってみるともはや隔世の感が...続きを読む

    0

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