【感想・ネタバレ】女ともだちのレビュー

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Posted by ブクログ

「女ともだち」がテーマの短編小説アンソロジー

既に出尽くした感のあるテーマですが、昨今のSNSを取り入れた短編は8篇全て新鮮で面白かったです。

なんでも真似して来る女性を描いた村山由佳さんの「COPY」
女性あるあるです。
そしてそこに惹きつけておきながらのラストの急展開にはドキっとします。

坂井希久子さんの「ト・モ・ダ・チ」はイヤミスを連想させるどろどろした話で、もはやホラーの様にも思えて怖かった。

千早 茜さんの「卵の殻」は繊細な女性心理が描かれていて女性の執着がただただ恐ろしい。
「サバサバした女なんていないよ」のセリフが印象に残ります。

子供時代の競争意識、嫉妬心を描いた大崎 梢さんの「水底の星」
大人になってからの友人作り、在り方を繊細に描いた額賀 澪さんの「こっちを向いて」読み終えてタイトルを見るとなるほどと思えます。

柔らかい気持ちになれた阿川 佐和子さんの「ブータンの歌」
情景が絶えず浮かび、二人の女性の微妙でありながらイイ感じの距離感を感じた嶋津 輝さんの「ラインのふたり」
ややこしい人間関係ながら、こういうのも有りなのかと妙に女同士のリアルを感じた森 絵都さんの「獣の夜」タイトルがナイスマッチです。

怖さあり、優しさあり、嫉妬、憎悪、女ともだちには様々な感情が蠢いている事を改めて実感すると共に、親友、本当の意味で真友に出会うのは伴侶を見つけるより大変かも知れないと思った短編集。

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2023年02月11日

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全体的におもしろいけどまあまあかなあと思いながら読んでいたら、最後の森絵都の「獣の夜」がひたすらによくて、とある一文がぶっ刺さりすぎて気が遠くなるくらいによくて、一気にお気に入りの本になってしまった。 あまり大声で言えないいわゆる性癖みたいなものなのでこっそり隠しておく。 これからも私は私のネイチャーに従って生きていけたらいいな。 ハメはずさない程度に。

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2021年03月04日

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ネタバレ

とても面白かった!

SNSがただ”SNS”って出てくるものは読んでたけど、こんな風にfacebook、instagram,LINEって固有名詞で書いてくれると一気に身近に感じた。SNSって書かれるとどんなやつかなって考えなきゃいけなくなるから、フィクション感が増しちゃうんだよね。


↓以下ネタバレあり

●COPY
facebookを作ったのは玲なのかーなのか。
これが気になる。
読んですぐは話の流れで玲なのかなって思ったんだけど、便乗してしおりを貶めたりするタイプなのかなって疑問が抜けなくて。
部屋の写真はあったとしても、Facebookであげるような部屋の写真と、好きな人の部屋を隠し撮りした写真って、ちょっと違う気がするんだよね。
Facebookであげるなら、観葉植物とか並べた窓辺だったり、かわいくまとめたキッチンだったり。
好きなひとの部屋を隠し撮りするなら、思い出の写真を並べたコーナーだったりハンガーのコートだったり。
ああでもいま書いてて気づいたけど、思い出の写真コーナーで思い出話に繋げて暴露すればいいのか。いけたな。
「太陽がいっぱい」と「リプリー」を見なきゃわかんないかな。
短編だけど、すごく気になった一編。

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2019年02月07日

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女ともだちがテーマというだけあって
共感も怖さも面白さもあって
感情が良い意味でぐちゃぐちゃになる。

短編だからサクッと読めるし
作家さんによって文体も違うから
一気読みというよりは作品ごとに間を開けて読んだ。

最後の獣の夜が近い女ともだちが見事に描かれてて読みながらもドキドキした。

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2024年04月27日

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女の子のころから感じていた女としての楽しさ、生きにくさ、めんどくささ、近くてうざったく思えるときもある母親との関係性など、さまざまなものを感じて大人になったなと自分の人生を重ね合わせながら読むことができる。
これを読んだ男性陣はどのように感じるのか気になる。笑 きっと恐怖だろう。

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2024年04月21日

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女ともだちをテーマにしたアンソロジー

どの作品も、女性だからこそわかる女性同士の複雑な関係性と感情を描き出していて面白かった。
知らなかった作家さんもいたけど、この本で知ることができてよかった!

特に印象に残っているのは村山由佳さんの『COPY』
ラストが衝撃すぎて、もう一度読み返さずにはいられない。

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2024年01月28日

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ネタバレ

女性作家8人による、「女ともだち」がテーマのアンソロジー。


うむむむ、女の友情はもろいというけれど、こんなにすごぉ〜く気持ち悪くて、べとっとするものばかりだろうか…
相手と『同じ』を競うような構図が、いくつもの作品に…あー、たしかに、『おそろい』スキだよなぁ…トイレ一緒に行ったりしてるよなぁ…
いやはや。下手なホラーより怖い。
どれも面白かった。

その中で、「ブータンの歌」は、くすっと笑えて、阿川佐和子さんらしい軽やかさだった。

「ラインのふたり」嶋津輝さんは初読。ちょっと山本文緒さんのような奇妙な迫力。
他の作品も読んでみたい。

「獣の夜」森絵都さん、爽やかな作品しか読んだことがなかったので、ジビエを貪り喰らいながらテンションが上がっていく女二人のパワーに圧倒された。痛快。

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2023年06月20日

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ネタバレ

女の嫉妬、依存、束縛、共鳴、味方
全部つまった1冊だった。

支配したいほど相手を想うことはもはやもう友情ではなくなってるところが怖いところで。

怖い部分ももちろんあるけど、やっぱりいつまでも変わらずしょうもないところで笑いあえるのも女友だちのいいところというのも伝わった本だった。

個人的にはブータンのうたが好きだった。

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2022年04月17日

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完全に個人的好みででいうと、前半の千早さんまではおもしろかった。
(これは個人的趣味。女同士の業の深い話ばっかりが好みだったので、残りのお話は、結構すがすがしい話だったから)

特にしょっぱなの村山さんの話は叙述トリック!という感じで「ぎゃー!そうだったのそういうことだったの騙された~~~~~!!!!」という、シンプルかつインパクトの強い驚きがあった。あれは絶対見破れない。

坂井さんはやっぱり好きだ。前回BUTTERを読んだけど、短編の方が好きなのかも、と思った。坂井さんの短編があれば読んでみたい!

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2022年03月01日

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女性作家たちが描く、「女ともだち」のアンソロジー。
やさしかったり、ヒリヒリしたり。離れたりくっついたり。女同士だから分かり合えること、女同士だから叶わないこと。

どれも絶妙な距離感がたまらない作品ばかりだった。

初めの2作はゾッとする感じ。

額賀澪さんと嶋津輝さんは初めましてだったけど好きな感じだった〜‪

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2021年12月17日

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千早茜さんが書く小説が好きで買ってみたけど
正しい女たちに出てくる読んだ事ある短編小説でした( ¨̮ )

他の作家さんも面白いと思うのがあって
他にも読んで見ようと思った。

ゾッとしたりお前かーいて思ったりできて
面白かったです。

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2021年08月15日

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COPY 村山由佳
ト・モ・ダ・チ 坂井希久子
卵の殻 千早茜
水底の星 大崎梢
こっちを向いて。 額賀澪
ブータンの歌 阿川佐和子
ラインのふたり 島津輝
獣の夜 森絵都
8人の女性作家による、女性ばかり出てくる8つの短編集。豪華な顔ぶれの短い話が詰まっているから読み終わるのがあっという間でなんとももったいない。けど、読んだことのない作者の作品を読んで興味を持つきっかけとしていい機会になったかも。
男性目線でよく描かれるような、勘違いとか思い込みによるおかしな描かれ方を全くしてないから、不快感がなくて安心して読める。その代わり女同士のイヤな感じの世界観はごまかしがなく描かれてしまうから、思い当たるフシがある分、胸が痛い。

COPY
あーいるいる。こういう子。と思わせておいて、えっ、そうなの?というどんでん返し。佐智子が大学辞める理由とか、玲がなぜそんな回りくどい方法を取るのかよくわからなかった所があった。
ト・モ・ダ・チ
人との距離感をすごくうまくやっていけてる、と思わせる早苗。途中、普通なら1時間で終わらせる入力作業を指1本で午前中いっぱいかかっているあたりからあれ?と思わせて、やっぱり、問題のある女子はキミだったのね。怖い怖い。
卵の殻
いいよいいんだよ。遼子さんは何も間違ってない。私だってそうしたいと思うもの。普通はそこまで出来ないけど。
水底の星
子ども時代のスイミングスクールでの話。女ともだちというよりもスポーツを習うということに主体がある。けどやっぱり女子同士の嫉妬や怒りで起きてる話だから、やっぱり女友達の話なのかな。自分の生きてきた中でも思い当たることがたくさんありすぎて、ずっしりきた。裕のその後が気になる。

こっちを向いて。
あまりピンと来なかった。仕事上の付き合いの人とは所詮仕事が切れたら赤の他人なのか?というような話?いい大人の女性が二人でいつまでもメニューを決められないでいるところとか、私情でクライアントの無理な値引き交渉にダメと言えない所とか。読んでいてイライラ。仕事の出来ない女だってそこまでバカじゃないだろう。

ブータンの歌
学生時代の思い出せないくらい地味なクラスメート。たまたま再会して、いつの間にか自分に元気をくれる、すっごく大事な存在となっていたようだ。もう会えないけれど。なんだかいい話。ほっこり。

ラインのふたり
工場のラインで仲良くなった二人。何でもない日常なんだけどおもしろい。毎日こんな感じでいいじゃないか。と思わせてくれる。

獣の夜
これはね。いいよいいよー!自由!
肉を食べて、ボトルを空けて、思うがままに自由に生きるのさ。乾杯!イェイ!って感じ。読後感爽快!

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2021年02月19日

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女性作家8人の短編。どれも面白かった。ゾクっとしたり、女友達ってそうだったなーと身に覚えもあるものもあり、やはり女性作家だけにリアリティがありつい肯いてしまった。初めましての作家さんとも出会えるのが短編を楽しむ醍醐味でもある。

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2020年09月19日

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女友達同士のあるある三昧。なかなか面白いストーリーが個性的に繰り広げられる。この作家はここを攻めてくるのね〜とか思いながら読めるのも楽しい。

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2019年07月31日

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ネタバレ

女性作家8人の「女ともだち」をテーマにしたアンソロジー。こういうアンソロジーて、「ん?」て思うものが入っていたりもしますが、今回はどれも面白かった。初め3篇は女性のドロドロした部分をクローズアップ。友達ストーカー手怖い!でもこんな心理なんだろうなぁ。大崎梢は未熟な子供同士の嫉妬、大人になるともっと世界は広い、と思えるけどこれくらいの年の時はこんなかんじだよなぁ。後半になるにつれて女友達ていいなと思える、明るい気持ちで本を閉じられました。

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2019年07月11日

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女ともだちかぁ…ドロドロだろうな…
と、読むかどうか迷っていたのだが、気が付いたら読んでいた。

しかし、内容は、予想の斜め上を行くもの。
私の思い描いたドロドロは“三角関係”とか“ライバル”とか“嫉妬”だったのだが、それは、さすがオバチャン、認識が古い!!…という感じで。

最初の三作は、三部作?この本には裏テーマがあるの?と思わせるほどの共通点があり…なんというか、サイコパス?
普通と異常の認識が、いきなり反転するところなど、胃袋がグルッと裏がえるような気持ち悪さを味わう。
大崎氏の作品は、知ってる舞台に知ってるキャラが友情出演のサービスあり、テーマもひとひねり。
阿川氏の作品は、女の友情はこういう時に発生する、というか、こういう状況でないと成立しないという真実がはっきり述べられていてさすが。
読後感に飴チャンもらったくらいなほのかな嬉しさと、きっと大丈夫…みたいな安心感がある。
森絵都さんの描いた女同士の共感が爽快で、一番好きな関係だった。

子供の頃は友達がいないと学校でやっていけないから、毎年春はとにかく必死で友達を作ったなあ…趣味や考えが一致しなくても、友達になってくれる人ととにかく一緒にいた。
だから、この作品集も、子供の頃の友達から始まる物語が多い。
大人になって友達を作るのは難しい。
いなくても特に困らないことも多いし…
ただ、子供の学校関係なんかになると、俄然、友達がいないと困ることになる。
学校って何なんだろうなあ…
あ、このアンソロジーには関係なかった。

『COPY』村山由佳
『ト・モ・ダ・チ』坂井希久子
『卵の殻』千早茜
『水底の星』大崎梢
『こっちを向いて』額賀澪
『ブータンの歌』阿川佐和子
『ラインのふたり』嶋津輝
『獣の夜』森絵都

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2019年04月20日

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村山由佳、坂井希久子、阿川佐和子、森絵都ら当代きっての人気女性作家8人が、「女ともだち」をテーマに豪華競作! 微妙であやうい女性同士の関係を描きだす、逸品ぞろいの短編小説。

女友達って本当に微妙・・・

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2018年12月18日

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ネタバレ

*村山由佳、坂井希久子、千早茜、大崎梢、額賀澪、阿川佐和子、嶋津輝、森絵都―当代きっての人気女性作家8人が「女ともだち」をテーマに豪華競作!「彼女」は敵か味方か…微妙であやうい女性同士の関係を、小説の名手たちが描きだす逸品ぞろいの短編小説集。コワくてせつなくて愛しい物語の世界をぜひご堪能ください*

前半は女同士の執着や束縛が続くありがちな展開でしたが、後半は力量のある作家さんの本領発揮で、一味違う物語を堪能しました。
特に気に入ったのは、森絵都さんの「獣の夜」。最初はハラハラしたものの、パプリカで大笑い出来る、いつでもあの頃に戻っていける、これこそが女の友情の真骨頂ですね。でも、これはひと歳取らないとわからないかも。型に嵌らず反旗を翻す二人がカッコよくて、痛快な物語。

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2018年09月18日

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●COPY/村山由佳
●ト・モ・ダ・チ/坂井希久子
●卵の殻/千早茜
●水底の星/大崎梢
●こっちを向いて。/額賀澪
●ブータンの歌/阿川佐和子
●ラインのふたり/嶋津輝
●獣の夜/森絵都

はじめの3作は、「これってホラーアンソロジーだっけ?」と思わせるお話。
個人的には額賀澪と森絵都が特におもしろかった。

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2018年04月20日

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全体的にアブナイ女性が多く登場する。初っ端から、えーこわっと呟いてしまうような作品たちがいろいろ。

「ブータンの歌」はいい終わり方。阿川佐和子さんの小説初めて読んだな。
嶋津輝さんも初めて。知らない作家さんだけど、独特の雰囲気が面白かった。
森絵都さんは爽やかな作品のイメージだけど、これはけっこうドロッとしてる。でもいい友情。ジビエ・フェスタ、楽しそう。私は石垣牛の方が食べたいけど。

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2023年12月26日

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ネタバレ

ハートフルを想定してたので初っ端2本で疲れてしまった…

いや、村山由佳、坂井希久子ともにめちゃくちゃ上手なんだよ。予想を裏切ったり、小さな違和感が散りばめられたり。

千早茜の卵の殻…なりすますまでは小説として面白かったんだけど、自分の身近なところで夫を当てがっててちょっと引いた。卵の殻を潰したい気持ちはピンと来なかったな。


好きだったのは
ラインのふたり/嶋津輝
獣の夜/森絵都

女ともだち…ほのぼのを連想するワードだと思ってたよ

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2023年04月11日

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村山由香・坂井希久子・千早茜・大崎梢・額賀澪・阿川佐和子・島津輝・森絵都
女性作家8人のアンソロジー

切ない物語・ほのぼのとした物語・怖ーい物語。
総体的に、女友達って、こんなに怖いものなのか。

幸いに、私の「女友達」には、こんな怖ーい女性が居ないので・・・。

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2023年02月02日

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このアンソロジー、構成がうまい!!!!

最初は女友達という独特の
ヒリヒリ感、もやもやしたもの、
縛り縛られる逃げられない女の友情の話しで
グッと掴まれる
ここまでは無いものの、やっぱり時には
面倒くさい、共感できる部分についつい入り込む

そこからだんだんと
でもやっぱり女の友情っていいよなぁというお話しが
特に最後の森絵都さんのお話がすごく好きだった

女友達は脆くて危ういけど
どうしようもなく男にはわからない無敵なものだ、ともおもった

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2021年11月16日

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ネタバレ

女友達ってこんな感じーと、うなづける物もあって楽しめました。

とくに一話目、二話目のは怖かった〜 

思い当たる節ある。

女の人って友達にも依存する人結構いるよね。
友達の取り合いとか。
私だけの◯◯ちゃんみたいな。
ヤキモチ妬かれたり。

恋愛時と似てるのかもね。

女の私で面倒くさいと感じる子は、やはり振られたり離婚したりしてるもんな。


男女限らず依存する人って、魅力ないのよ。
気をつけないとね。

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2021年08月25日

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女同士の様々な"友情"の形。"友情"の枠から外れたようなネジ曲がった想いが描かれた作品もあり、それが、あまりに自然で少しゾッとした。苦手な話もそこそこ。でも女同士の友情って独特だから多くの人が歪んだ想いの1つや2つ持ってるんじゃ無いですかね。卵の殻、こっちを向いて、獣の夜が良かった。

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2021年07月30日

Posted by ブクログ

職場、学校、異性など、様々な場面における女性同士の関係が描かれた短編集だ。作品ごとに作者の個性が出ており、スッキリする結末もあったが、何だか飲み込めない感覚でストーリーが終わり読後の印象が薄い作品もあった。最後の森絵都さんの作品は中心人物2人がとても良い関係で、私もこんな女友達を作りたいなと思えるような、清々しいお話で面白かった。

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2020年09月20日

Posted by ブクログ

短編集なので読みやすかった。
女友達特有?の嫉妬や、馴れ合い方、友情が描かれており、絶妙。社会人になって、住む世界が変わって疎遠になって、そうそう。社会人として出会って、学生時代なら友達になれたはずなのに一線置いてしまって、そうそう。と行った感じ。大人になったからこそ築ける関係、大人だからこそもう昔のようには出来ないこと、複雑だけどリアルなストーリー

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2019年06月11日

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8人の女性作家のアンソロジー
村山由佳
坂井希久子
千早茜
大崎梢
額賀澪
阿川佐和子
嶋津輝
森絵都

額賀澪さん、嶋津輝さんは初めましての作家さん。
”女ともだち”って…
ちょっと恐ろしい…

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2019年01月15日

Posted by ブクログ

有名作家さんたちのアンソロジーということでかなり期待度高めで読み始めたけど、女特有の面倒くささが際立って食傷気味に。短編なので食あたりになってしまうのかと思うほどに短いスパンで嫌な気分に何度も突き落とされて。
と思ったら最後の3作で救われたかな。
女ともだち。いなきゃ寂しくて、男の人とでは拭えない傷もわかり合えたりするけれど、ちょったしたことで亀裂も入ったり、おなかの中では何を考えているかわからなかったり。
複雑だなぁ。

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2018年09月01日

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COPY 村山由佳 そっちかー!
ト・モ・ダ・チ 坂井希久子 怖い。侵食系電波
卵の殻 千早茜 ある。こういうのある。
水底の星 大崎梢 朋美に幸せを。
こっちを向いて。 額賀澪 駒木さんズルない?
ブータンの歌 阿川佐和子 ブータンの押しに引く。
ラインのふたり 嶋津輝 小気味いい
獣の夜 森絵都 泰介とカトマリ爆せろ!

読み始めの話で胸がざりざりして中々読めなかったけど全体的に長くもなく短過ぎずで読み始めるとサクサク。
しかし女関係のことばかりなのでもたれるー。うおーってなったりしょぼんとなったり感情が忙しくて疲れた。
個人的に楽しく読めたのは獣の夜。
サプライズを企てたカトマリ達サークルの人らの本心がよく分からんけど、泰介も近いとこに手出し過ぎだしカトマリも意味不。ジビエ食べたくなるし異国のイケメンにも会いたくなる。

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2018年08月02日

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