嶋津輝の作品一覧

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作品一覧

2023/11/20更新

ユーザーレビュー

  • 襷がけの二人
     昭和24年鈴木千代は、盲目で二回り年上の三味線の師匠三村初衣の家で住む込みの女中として働き始める。実は戦争前まで、初衣が千代の嫁ぎ先で女中をしていたのだった。
     
     大正15年、千代は親の決めた許嫁である製罐会社社長の息子と結婚した。その家の二人の女中がいて、年嵩のほうが初衣であった。初衣は芸者上...続きを読む
  • 襷がけの二人
    おもしろかった。テレビドラマにありそうなストーリー展開かな?それにしては刺激もあるし。サクサク読めました。個人的に選ぶ直木賞です。
  • 襷がけの二人
    「かたばみ」同様これも面白かった。

    作品紹介にあるように、確かに幸田文から有吉佐和子、それに続く小説。この二人の作家が大好きなので、期待して読んだ。

    目に浮かぶような描写。猫のトラオが抜けになっているのが現代的?で読みやすい。

    3人。いいなぁ
    読後感もいい
  • 襷がけの二人
    大正時代、裕福な家に嫁いだ千代と女中の初衣が生きていく話。
    めっっっちゃくちゃ良くて大好きなんやけど語彙力が足りないのと何がそんなに琴線に触れたのか自分でも分かってない自分が残念になる。

    千代と初衣の主従関係が戦後入れ替わり、再開して穏やかに暮らし直すまでの話なんやけど、この2人の関係性がとにかく...続きを読む
  • 襷がけの二人
    山田家に嫁いだ千代、女中の初衣にお芳ちゃん…三人の強固な絆に感極まる。茂一郎やお春、タケに反感を抱いたが、世相に翻弄されたと思えば不憫でならない。癒しのトラオ、物語に必須。

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