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Posted by ブクログ 2015年05月06日
「もしドラ」のコトラー版。3iと4Pが良くわかった。マーケティングとマネジメントのイロハがわかる。
zest for living、まだまだ学ぶことが多い。
「人々が製品やサービスを通して、より幸せな人生を送るためには何をすべきか」を追求することがマーケティングであると。
Posted by ブクログ 2013年05月03日
本の後書きにもかいてあるが、「もしどら」をコトラー版にした本。ストーリーのご都合主義について触れると評価は下がると思われる。しかし、この本を買う人はもともとストーリーが気になって買う人などほとんど居ないと思われる。わかりやすくコトラーの考えるマーケティングの具体例が知りたい層が買うのではないか?その...続きを読む層にとっては良い本だと思った。例えば、広告を打つ事がマーケティングだと思っているビジネスマン向けかな。
Posted by ブクログ 2012年12月23日
もしドラは,学校のクラブのマネージャの努力ののよさをもっと評価した方がいいのにと不満だった。
コトラーが教えてくれたのは,女子大生バンドがうまくできてこなかったマーケティングで成功するための鍵の1つなので,
とても大切で,とても解り易かった。
実際の女子大生バンドの成功事例を期待したい。
Posted by ブクログ 2012年06月19日
主人公が自分のバンドを売るために、コトラーのマーケティングを実践してゆく、ライトノベル小説なので、とてもわかりやすく・楽しく、マーケティングを学ぶことができました。
マーケティングの原理は、「ものすごくほしいものが、これぐらいだったら問題なく出せるでしょっていう値段で、いつも行く場所で簡単に買える...続きを読むことを教えてもらう」こと。
これがわかっただけでも、マーケッターとしては大きいです。
次は、コトラーのマーケティングコンセプトを読む予定です。
Posted by ブクログ 2018年10月28日
音楽活動において、コトラーのマーケティング手法を考え
実践していく本書
ビジョンとミッションから実行と評価まで
具体的な方向性を示すことで、見える形から、バンド活動をマーケティングし、さらにその先へとつなげていく
Posted by ブクログ 2018年10月07日
コトラー本に挫折(時間切れ)したので、ゆるいところから入ろうと思って買ってみました。 「もしドラ」のコトラー版そのものといった感じ。 女子大生バンドがちゃんとマーケティングをしたら成功しました、という話自体は出木杉ではあるものの、主人公の絢がまっすぐに動くタイプの人間という設定がキモだと思う。 とい...続きを読むうのは途中のコラムにある「サーバントリーダー」や「情熱/Zest」というキーワードからも読み取れる。 特にマーケティングのターゲットが顧客だけでなくパートナーも含まれる、といったあたりはぜひともいろんな人に読んでいただきたいところ。 締めの評価も忘れずに。 各章のタイトルを結びつけるだけでも概要が伝わると思うので、以下に抜粋。 ビジョンとミッション→現状分析→ターゲットオーディエンス→ポジショニング→4つのPのマーケティングミックス→実施計画とマネジメント→実行と評価
Posted by ブクログ 2018年02月05日
正直マーケティングを軽視していた。しかしなかなか面白いなと思った。4Pは知っていたがヘタするとだめな4P戦略を立てかねなかった。なぜなら「なりたい自分」がすでに決まっていて、それを実現するためのマーケティングと思っていたから。マーケティングとはバランスというコトラーの言葉があったが、ある意味独りよが...続きを読むりの拘りは潔く捨てる覚悟が必要であろう。真っ新から考えた方が優れた戦略が描けるのでは。「競合相手と同じレースでベストを尽くすこと」と「競合相手と異なるレースを走ること」は違い後者が重要。しばしば「競合相手の様々な戦略の中間をとる」→道の真ん中を歩く中間戦略をとった企業がどうなったのか・・・轢かれてしまったのである」とのコトラーの言葉。そしてドラッガーの言葉を引用し「理想的なマーケティングは放っておいても物が売れる仕組みを作る」こと。そしてソーシャルマーケティング(社会的なマーケティング)=マーケティング3.0、つまり顧客や企業や投資家の「欲」を満たすのではなく、企業も公共機関もみんながみんなにとっての「良いこと」を追求する。それこそがもっとも「お得」な選択なのだとコトラーは我々に教えてくれている。一方古典的なマーケティングとは「良い物を安く作って広く販売し大規模に宣伝すれば売れるだろう」というもの。大量生産によって値段を下げ、技術革新によって製品の質を向上させたうえで製品を流通させたり宣伝すること」がマーケティングの仕事だった。現在も多くの企業がこの考えに留まってはいないか。ブランディングの3i、アイデンティティ、インテグリティ(言ってることとやってることが一致)、イメージ。Zest For Living、情熱に満ちた状態とは、生きていることを心から喜び、楽しみ、人生に熱中している状態。「人々が製品やサービスを通してより幸せな人生を送るためには何をすべきか」を追求する楽しさに満ち溢れた活動がマーケティングなのであり、それを心から楽しめる人こそが優秀なマーケターなのである。
Posted by ブクログ 2017年06月04日
小説・講義形式で、コトラーのマーケティング理論を学ぶことができる。
目次
第1章 ビジョンとミッション
第2章 現状分析~強み・弱み・チャンス・ピンチ・ライバルについて~SWOT分析
第3章 ターゲットオーディエンス
向き合う相手
第4章 ポジショニング
どう差別化して、何に見ら...続きを読むれたいのか
・3つのiが重要:アイデンティティ、
インテグリティ
イメージ
第5章 4つのPのマーケティングミックス
~何を、どう、社会にもらたらすのか
・4つのP:product,price,place,promotion
第6章 実施計画とマネジメント
~いつ、誰が、何を、いくらかけてやるのか
第7章 実行と評価
~どう世界を幸せにしたのか。
Posted by ブクログ 2014年03月06日
ストーリーは、トントン拍子で失敗もほとんどなく成功していくサクセスストーリーでした。
もう少し壁が立ちはだかる方がリアリティがあって面白くなるのではないかという印象です。
マーケティングの要素は随所に出てきてイメージしやすく、マーケティングの基礎を学ぶにはいい著書であると思います。
Posted by ブクログ 2013年11月13日
さらっと読めるので、
作者がメインとしているソーシャルヘルスへマーケティングを導入する目的に合致していると思う。
病院とか保健所で働いてる人がうまいこと患者さんや住民に働きかけるときに使えるんでは無いかってコトをさらっと読みながら知識にできると思う。
あと、研究とか。
地域の病院が差別化する為にはこ...続きを読むれ位は分析しなきゃだよな〜とかバンバン作って潰れた訪問ステーションに読んで欲しいとか思ったわ(苦笑)
メモ
SWOT
ブランドの3つのi
アイデンティティ.インテグリティ・イメージ
4つのP
プロダクト、プレイス、プライス、プロモーション
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Posted by ブクログ 2013年07月07日
[読んだ理由]==================
マーケティングに関する本が読みたくて検索してて、割と評価が高かった1冊だったので。あと著者が「統計学が最強の学問である」と同じ西内啓氏だったので。「高校野球のマネージャーが~」以来、ラノベ形式の解説本は意外とバカにできないと思ってることもあり読んで...続きを読むみた。
[読んだ後の感想]==============
事前にコトラーがどんな人でどんな主張を持つ人かを少しでも良いから知ってると読みやすいかも。そういう予備知識なく読むと、素人が思う「マーケティング」とは少し話の内容が違ってて面食らうかも。顧客第一とかビジョンとミッションが何より大事、とか。
ストーリーは特に奇をてらった感じもなくて読みやすくて、本題のマーケティングの内容に集中できてよかったと思う。もう少しオドロキの展開、とかあっても面白いのでは、とは思うけど、まぁそれは本題ではないからなぁ…。
[備忘録]======================
■第一章:ビジョンとミッション
ミッションとは「その企業の存在理由」、ビジョンとは「どのような企業になり何を達成したいのかを説明するもの」。
「成功している企業は金銭てき利益から出発して計画をたてるようなことはしない」
まずすべきことはミッションの実行であり、金銭てき利益はあとからついてくるのもなのです。ヴァージン・アトランティック航空が自らを運輸業者ではなくエンターテイメント業者と位置づけたことにせよ、マクドナルドが並外れた品質・サービス・清潔感・勝ちのレストランの提供を目指したことにせよ、セイオクした企業はいつも同業他社と一線を画すビジョンやミッションを持っていました。
最近では多くの企業がこのようなビジョンやミッションについてウェブサイト等で言及していますが、その多くが空虚なものになっている。「社員は重要な財産」「われわれの領域についてベストを尽くす」「地域社会に貢献する」そういったお決まりの「例文集」から抵当に抜き出された言葉をランダムに組み合わせたような、馬鹿馬鹿しい戯言を並べるくらいなら意味は無い。
■第二章:現状分析
「人のためにならないこと」をビジネスにするほうがどうかしてるの。ゴミみたいなもの作って、大量のセールスマンをこき使って、なんとか利益をたたき出してるような会社が長続きするはず無いじゃない。
■第三章:ターゲットオーディエンス
SWOT:Strength(強み)、Weakness(弱み)、Iooirtunity(機会)、Threat(脅威)の頭文字。内外のポジティブな要因とネガティブな要因を考えること。
「全ての問題というのは、上手く姿を変えた機会である」
問題や不安は裏を返せば大きなチャンスなのです。この世に存在する多くの問題は解決可能で、解決するアイディアにたどり着きさえすれば、その問題は大きなチャンスということになります。
■第四章:ポジショニング
戦略:誰のどんなニーズをターゲットとするのかを明確にし、そこに向けた明確な特徴を持つ魅力的な価値を提案し、その価値を届けるために必要なプロセスを整備する。この3つの要素が全て満たされた時初めて「独自の戦略」を持つことができますが、多くの人や組織はこのように「独自の戦略」を持つことが出来ていません。
われわれも、もし日々の仕事で誰かと競い合うことに疲れることがあれば、自分の戦略自体を見なおす良い機会なのかもしれません。
■第五章:4つのPのマーケティングミックス
人生を喜び、人生に熱中し、人を幸せにすることに喜びを感じられることが、マーケターの一番重要な才能なの。
人が人を喜ばせるのに、お客さんかどうかなんて関係ないんじゃないかな?友達であろうと、家族だろうと、相手を理解して、相手が何を必要としてるのかを思いやって、自分の可能な限り、相手が喜ぶことをしてあげられる人の周りには、自然と人が集まってくるもんだ。
コトラーが強調するリーダーの仕事は「ビジョンを持つこと」、言い換えれるならば「人には見えていないものを見ること」なのです。まだされも気がついていない素晴らしい景色を見据え、「これが達成できたら凄いじゃないか」というビジョンに情熱をたぎらせなければ、仲間の情熱に火をつけることなど出来ません。
リーダーはフォロワーから「自分たちに尽くしてくれている」と思われなければいけない、ということです。このようなリーダー像を「人に使えるリーダー(サーバントリーダー)」と読んでおり、真のリーダーシップはリーダー自身の利益のためではなく、フォロワーのために発揮されるべきとしています。そしてそのようなリーダーの資質によって、献身的なフォロワーを得た時に始めて、リーダーシップは最大の力を発揮するのです。
■第六章:実施計画とマネジメント
ビジネスだろうとなんだろうと、その中心にはあくまで一人ひとりの人間の心があるの。その心を中心にして、組織構造や、有形無形を問わない様々な報酬や、意思決定プロセスなんかのマネジメントも適切に考えなおして、そこで初めて戦略は機能する。
「これからの時代は社員やパートナーに対してもきちんとマーケティングの原理に基づいて理解し合い、協働して社会に良いことを広げていくべきだ」
■第七章:実行と評価
非営利な組織がちゃんとした戦略性を持たない場合についても、営利企業が社会に良い価値をもたらせない場合についても、どちらも持続可能性は低いでしょ?きっと本来なら、社会的なミッションと、ビジネス的な戦略性は、高い次元で融合すべきものなのよ。
Posted by ブクログ 2012年08月29日
マーケティング版のもしドラ。フィリップ・コトラーのマーケティング論を少女バンドのマーケティングを舞台に小説化したもの。コトラーの伝えたいエッセンスがバンバン伝わってくる、読みやすさ。中身はミッション・SWOT・4P・3iが中心。
著者は東大医学部卒のマーケティングコンサルタント。
Posted by ブクログ 2012年02月24日
もしドラのコトラー版。
マーケティングの基本が分かりやすくなってる、小説仕立て。
第1章 ビジョンとミッション~なぜ、何をしたいのか~
第2章 現状分析~強み、弱み、チャンス、ピンチ、ライバルについて~
第3章 ターゲットオーディエンス~向き合う相手はいったい「誰」なのか~
第4章 ポジショニン...続きを読むグ~どう差別化して、何を見られたいのか~
第5章 4つのPのマーケティングミックス~何を、どう、社会にもたらすのか~
第6章 実施計画とマネジメント~いつ、誰が、何を、いくらかけてやるのか
第7章 実行と評価~どう世界を幸せにしたのか~
Posted by ブクログ 2012年02月15日
すごく読みやすく即日読めてしまうくらいな内容でした。
これをきっかけに興味を持つにはちょうどいいのかも。
出来すぎな話ではあるけれど、ドラマとかにしたら面白そう。
Posted by ブクログ 2011年10月30日
導入としてはいいですね。
さっくり読めるところもよし。
P46
古典的なマーケティングの考え方
「良いものを安く作って広く販売し、大規模に宣伝すれば売れるだろう」
現代的なマーケティングの考え方
「顧客を中心として相手を深く理解した上で、相手が欲する価値を届けるというプロセス」
「社会に良い...続きを読むことを届ける」
Societal Marketing(社会的なマーケティング)あるいは、マーケティング3.0という未来のマーケティングのあるべき姿
人々にどうすれ『良い行動』をとってもらえるか
P72
「全ての問題というものは、上手く姿を変えた機会である」
「機会が機会でなくなるより前に、それが機会だと見抜くことは難しい」
Posted by ブクログ 2011年07月30日
もしドラを真似た、コトラーのマーケティング理論を女子大生のバンド活動に適用したビジネスライトノベル。マーケティングの初心者でも分かりやすい内容。もしドラの次はこの本。
Posted by ブクログ 2011年06月27日
思ってたよりも面白かったです。
どうせもしドラにあやかったのかと思ってたのですが
コトラーの本を一冊読みたくなりました。
ちなみに中身はマーケティングのやり方、考え方が女子大生のバンドで考えられていてわかりやすかったです。
どう考えて、どうアクションを起こしていくかがストーリーの中で色々感じるも...続きを読むのがありました。
ちょっと試してみたいな。
Posted by ブクログ 2018年10月29日
「もしドラ」以上にあざとそうな装丁の「萌え系ビジネス書」を手に取りました。
ヒロインたちのバンド活動をマーケティング手法で組み立て成功するという基本線。
ケーススタディに徹した背伸びをしない姿勢には好感が持てました。
しかし、ラストのソーシャルマーケティング活動では、著者の活動をそのまま重ねているよ...続きを読むうで、かなり唐突でしたね。
しかし、著者らは「もしドラ」の派生をやろうと堂々としているところが肩透かしですね。
Posted by ブクログ 2015年04月05日
マーケティングとは?
→まず企業がすべきなのはミッションの実行であり、金銭的利益は後からついてくる
マーケティングとは可能な限り顧客と社会を幸せにする優れた価値を提供するためのプロセス
マーケティングで重要なのは、
アイデンティティ、つまり顧客のニーズに合致したユニークな切り口
インテグリティ、言...続きを読むっていることとやっていることを合致させる
イメージ、機能や性能面でアイデンティティを実践するだけでなく心を掴む
Posted by ブクログ 2014年06月11日
読書メモ
・リーダーシップ
リーダーの仕事は「ビジョンを持つこと」。つまり「人には見えていないものを見ること」。
リーダーはフォロワーから「自分たちに尽くしてくれている」と思われなければいけない。人に仕えるリーダー(=サーバントリーダー)。
→真のリーダーシップは自身の利益ではなく、フォロワーのた...続きを読むめに発揮されるべき。
Posted by ブクログ 2012年10月06日
コトラーの導入としては悪くないのかもしれないけれども、ラノベ的な要素とマーケティング的な要素との割合が悪いように感じた。ラノベ要素が多すぎるかなと(もしドラと比べて)。それゆえに内容が非常に薄く感じた。
Posted by ブクログ 2012年07月25日
もしドラのマーケティング版。コトラーの理論がわかりやすく概説されている。マーケーティングで一番大切なことは明確なビジョンを持つこと。そして自らの強み、弱みを把握し、顧客のニーズを調査すること。最後は情熱が大事。
Posted by ブクログ 2012年02月17日
ノート二ページくらいにまとめきれる内容のマーケティングに関する知識が得られる。ストーリーは、類似の他書と比較して特筆すべき点はないが、すらすら読める。序盤、これはと思うポイントが凝縮されていた印象があるが、後半につれて内容が薄まっていくように感じ、全体的に薄い気がしてしまった。
Posted by ブクログ 2012年01月05日
1月から始まるマーケティングの授業の予習として
読んで見ました。
こういう物語形式でさくっと学べるのは、気軽でいいですね。
話のストーリーは、バンドをやっている女子大生が
大学で学んだマーケティングの授業を活かして、
お客さんをたくさん集めたライブを行うというお話。
この先話がどう進むのだろうとい...続きを読むうドキドキ感はないものの、
手軽にマーケティングのさわりをお勉強することができます。
コトラー読む前のウォーミングアップって感じ。
Posted by ブクログ 2011年10月04日
コトラーのマーケティング論を物語り仕立てで実践していく。
ビジョンとミッションに始まり、SWOT分析、ターゲッティングとポジショニング、4P、実施計画とマネジメント、評価という一連の流れを女子大生絢が実践していく。
コトラーの入門書。
Posted by ブクログ 2011年07月24日
「もしドラ」同様の小説仕立てのビジネス入門書。
読みやすくて、マーケティングについてよく理解できます。
しかし、小説としては、都合が良すぎるパターンがあり、展開が読めるところもあるので、ちょっといまいち。ほろりとするシーンもなく残念。
ただ、本書で語られている「失敗した4P」についてはとても参考...続きを読むになりました。4PはマーケティングミックスでProduct, Price, Place, Promotionの頭文字をとったもの。
失敗例では、Price,Promotionあたりで、友達からの信頼を失いそうになってしまいます。確かに、その組織が真に顧客に提供したいもの、届けたいものをしっかり考えないと、陳腐なPrice,Place,Promotionになってしまうなぁと理解しました。
とはいうものの、最終的なライブのイメージは、この失敗した4Pがなくても、そこまでの話の流れを考えると、なんとなく想像できてしまいます。そこが小説としては、ちょっと残念なところ。逆に考えると、そこにいたるまでの活動がいかに重要かがわかります。顧客を見ることってとても重要ですよね。
あと、本書で初めて「ソーシャルマーケティング」なる言葉を知りました。
良い行動を売るためのマーケティング、社会に良い価値を生むマーケティング。こういったことを推し進めているコトラーさんってすごいですね。
最後に、コトラーのMarketing Insights from A to Zで、マーケティングに関する重要なキーワードに収められているキーワードの最後のZがZest(情熱)。
情熱が重要って語るコトラー。
マーケティングだけでなく、リーダシップそのものに必要な言葉ですよね。