【感想・ネタバレ】セキュリティ・ブランケット(下)のレビュー

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愛すべき登場人物たち

下巻は淡々と読み進めてましたが、やっぱりそれぞれのキャラクターが魅力的で、全員嫌いになれない、いや、全員が好きで、この街の住人になりたいくらい愛おしかったです。
上巻ほどの心の揺れはなかったけど(上巻がありすぎ笑?気持ちがおっつかなかったもの笑)、いい意味で吹っ切れる人、手放す人、つかもうと一歩進む人、一歩引いてあったかく見守る人とさまざまで、それぞれの成長や大人で枠をふと気づいて取っ払う様子は読んでて心地よかったです。
この愛すべき人たち、また会えるみたいでめちゃくちゃうれしい!楽しみです。
鼎ちゃんと龍くんの親離れ子離れのシーンはグッときたなぁ。

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2021年09月24日

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構想10年

主人公 宮と、彼の親代わりの鼎を中心とする人間模様。人の心の機微を丁寧に描いています。しかも続編も構想にあるそうです。上巻下巻を読み終えて振り返ると、宮は勿論、色々変わったんだなぁと感慨深いです。これからどう変わっていくのか楽しみです。

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2019年08月06日

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凪良作品で一二を争う感じ

凪良作品は文章に過不足がなく非常に読みやすいです。読書中は光景が常に頭に浮かび、それゆえ物語に入り込んでしまいます。今作もそうでした。ちょっとだけ…のつもりが、いい歳して徹夜で読んでしまった!
今までは『いとしのいばら姫』がダントツで好きだったのですがそれを超えそうです。あの話は白いカメリアが印象的でした。

作中、何度もリフレインされるエピソードがあります。綺麗で甘くて暖かい、宮(主人公)にとって幸せの象徴ですね。例えも素晴らしくて、薔薇色のゼリーのような、なんて。
家族愛を感じさせる胸がキュッとするエピソードなんですが、クライマックスにコレ来ました。宮と私、涙腺大崩壊。しゃくりあげながらノベルス読んだのは初めてです。

続編に意欲があるようなあとがきでした。是非お願いします。素敵な終わり方だったのでこれはこれでいいんですが、鼎の方も気になるし、お付き合い後の宮の日常ももっと読みたい!

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2018年03月01日

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ネタバレ

4人の視点がくるくると入れ替わる、おもしろい構成でした。
年上組に萌えに萌えて、絶対にこの組み合わせにはならないんだろうなと分かってはいたものの、鼎と高松の関係性に終始しびれまくっておりました。プラス、鼎を10年支え続けた万ちゃんのやさしさにも悶えました。

宮くんはかわいかったし国生はどんどん男らしくなっていくし、年下組もよかったんだけどなー。いかんせん、年上組が好きすぎたので☆マイナス1で。

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2022年11月14日

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いったい誰と誰がくっつくのかハラハラしてページをめくる手を止められませんでした。登場人物の皆が相手を思い悩みでも好きという葛藤に苛まれながら少しずつ前進していく様子が愛しく感じ全員が幸せになってほしい~と思いながら読んでいました。

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2022年04月17日

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ツンデレ美人がとてもすきなのでどうしても主人公の宮より鼎へに親身になりました。一途で切ない鼎の恋が叶えるようずっと応援したのに…ちょっとやるせない気持ちですけど、でも国生君がいい男なので安心しました。

#胸キュン #カッコいい #萌え

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2022年01月06日

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すでに何回か読み返し済。宮が幸せになって良かったなー。親代わりの鼎の気持ちを知り、高砂から身を引こうとする宮。そしてそんな宮相手に、悪戦苦闘する高砂のシーンはコミカルで終始にやけて読んでいた。最後にあるエッチはどちらも幸せすぎてごちそうさま。溺愛おいしいです。もぐもぐ。無事一組のカップルが出来上がってハッピーエンドのこの巻。残るあと一人はどちらの男を選ぶのか?続きがありそうで嬉しい。

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2018年06月29日

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上下まとめて感想

凪良さんは好きなのとそうじゃないのが分かれるのでどうかなと思ったけれどあんましハマらない方だった…良い感じに砕けたノリのエンタメ王道展開に人間の感情の危うさ横暴さ、それでも恋をせずにいられない気持ちを軽快に描いた群像劇ドラマ、ここでいったん終着。
あまり誰のことも好きになれない感じだったのはただのわたしの好みの問題なのでうーむ。
人間はみなそれぞれのドラマの主人公、誰かが報われた時には誰かが傷ついている。
掛け違えたボタンは戻らない。
色々と人生哲学的なモチーフが盛り込まれてるあたりに感じ入りますね。
鼎と高砂がひたすら不憫でもうな〜〜。
国生は頑張ったな〜〜。
宮はいい子だからな〜〜。

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2018年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が思っていた所に納まって嬉しかったけれど、途中は結構涙腺やられましたね。鼎と高砂の関係はなんとも複雑で切ないけれど、ウザいが国生がやっぱり鼎の事が大好きすぎて応援しちゃうんだよね。続きがあるみたいなので楽しみです!

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2018年02月11日

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ネタバレ

楽しみにしていた下巻。どうなるんだろう…って、心配8割なところで続きましたからね。
ややこしく縺れまくったひそかな恋愛模様が、一気に暴露されてしまったわけで、宮には衝撃が大きすぎたでしょうね。
そんな時に実の父親登場とか、本当にダブルパンチ浴びせられたようなww

白黒つけてハピエンで!…などという一筋縄ではいかないところが面白くもあり、歯がゆさをかんじるところでもありました。
センセの恋愛群像劇はなかなかクセが強い!と思いました。
誰の立場に立ってみても、すっきりとした気持ちだけではなく、切ない胸の苦しさを感じずにはいられないです…
まぁそれが、恋愛の本質なんですけどね。
特に鼎の長年にわたる片恋を思うと、狂おしいまでに切ないです…
鼎は奔放だけど、本当は一番臆病でデリケート。そして宮を大事に思う気持ちは、本当の親そのものです。
そんな鼎がいてくれたからこそ、今までまっすぐ育つことができたという自覚もちゃんとある宮。だから鼎を思って、ずっと自分の気持ちを二の次にしてきたいい子だったんだけど、思いやって自分を押し殺すことより自分を大事にして遠慮せずに生きることの方が大切なことで、真の恩返しになるって気づいたのはすごい成長だと思いました。
自らパリに行こうとか、その勇気に胸がいっぱいになりました…
高砂はほんとにいい人で誰にでも優しいのですが、意外に鈍いですよね…?
自覚がないままに、逃がした魚はめっちゃ大きいってかんじw
今度はきちんと宮と幸せになってほしいです。

一方、なんかすごいことになってるのが鼎とそのメンズですね。終わったのかと思ったら、さらなる展開が(笑)
こういうところが面白かったです。
でも、鼎の胸中を思うと何だか泣けます…なんていうと万座と国生に失礼ですよね~
どうなるんでしょうかね、このトライアングル。ぜひ続きを読んでみたいですw
スピンオフか続編プリーズ!
口の悪いツンデレ女王が幸せになれますように。

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2018年01月31日

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ビミョー。。

「誰かが誰かを好きになることを誰かが口出しできない」うんうん正しい主観ではあるけど自分で飼い慣らせない気持ちこそが恋ですよね〜なんて遠い記憶を手繰り寄せてみた(笑)。グルグルしまくってからのやーっとの宮と高砂ですが、んん〜上巻より良かったけど何だろなぁ、あんまりピコーンとは来なかったな(語彙。笑)。宮がいい子すぎ?高砂がフニャい?鼎がおとっつぁんすぎ?華がないってゆーか展開が単純に面倒くさすぎた。あと「ちゃん付け」がね、どーにもこーにも気になる。

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2018年03月15日

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ネタバレ

いろいろありましたが収まるところに収まったという感じ。
でもやっぱり私はカナちゃんサヤちゃんカプで幸せになって欲しかったなー♥

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2023年11月04日

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ネタバレ

高砂×宮
なのか
高砂×鼎
なのか、
国生×鼎
なのか、
万座×鼎なのか。

どのCPでも全然イイと思った。
でも実は、高砂×鼎 を推したいって思いながら読み、
まぁ、ハッピーエンドにするなら、そうなるよなーと言うパターンの 高砂×宮 で落ち着いて
「あぁ、そうなるよね、うん」って感じで読み終わる。
鼎がなんか不憫だぁ。
国生も万座も狙ってるけど、きっと鼎は高砂が好きなんだろうに。

密かに、国生と宮がチューする時がなんか一番ドキドキしちゃった。

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2023年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

宮くん、頑張ったね~。

国生×鼎は、ご想像に任されちゃうのかな~?
凪良氏だったら、あとがき後とかに、数年後とか書いてくれそうなのに残念。
創作脳が無いから、ハッキリ結果が欲しかったな。

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2018年02月05日

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