不動産業界の裏を垣間見る。
口八丁で稼ぎまくる不動産会社のエリート営業・永瀬は突然、嘘がつけなくなってしまう。上司や顧客に言わなくてもよいことを言わずにはいられずに、営業成績も社内の評価もガタ落ち。それでも不動産の営業を続ける永瀬は、嘘をつけないスタイルで奮闘する。
正直にいくしかない永瀬を通じて、不動産業界の闇を知る!
不動産業界を知る意味でも非常に面白い今作だが、お仕事マンガとしても痛快で面白い!
面倒な取引先や上司と正直な永瀬のやり取りはハラハラしながらも好感が持て、さらには永瀬が教育係として面倒をみる新卒の月下も、新卒らしい真っ直ぐな感じで、こそばゆい感じもありながらも爽やかな気分になれる。
結果、正直に行くしかないという永瀬ではあるが、正直に働くことの良さを面白おかしく感じさせてくれる読後感。
感情タグBEST3
だんだんと正直営業が周りにも影響を与え人の心に響き始めてるのがいい感じ。
ただ、それだけでミネルヴァのあの手この手のあくどい戦略に太刀打ち出来るのか!?
すごい山場があるわけではないけど、不思議と面白い(*^^*)
上司が有能なら部下は変わる
匿名 2023年10月16日
トカゲの変化に関しては、やる気のなさそうなZ世代も上司次第では変えられるってことですね。
まあ漫画なのでうまくいき過ぎてる感はありますが、最初は働く気力がなくても、働いてるうちにしっかりしてくるというのは男ならよくある話ですね。
Posted by ブクログ 2023年05月03日
永瀬さんと親御さんのエピソードもあり、懐かしの(?)あの人の裏側のお話があったり、Z世代の彼には変化があったりと楽しい一冊。
親御さんの取扱説明書のセリフが今回1番心に残りました。