【感想・ネタバレ】へんなものみっけ! 5のレビュー

なかなか知ることのない博物館の舞台裏。
自然史博物館に市役所から出向することになった主人公を通じて、博物館の意義や学芸員の仕事や思い、動植物それ自体に触れる感じで、すらすらっと入ってくる、かなりの良作。
好きを突き詰めた学芸員の働き方は、ほっこりさせてくれつつ、自身を見つめ直させる力があり、動植物の話は新たな知識を与えてきつつ、子供心に火をつけてくる。
この作品の良さは何かと聞かれても、一つに絞り切れない様々な良さがある。人と自然と博物館、作品世界の全てがタメになり、ワクワクさせ、感化してくる。読めば人に薦めたくなる一冊。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今回もどの話も面白かったけど、子ども達4人で狼を探しにいく話、展開はベタだけど遠い昔には自分のなかにもあったはずの気持ちを掘り起こされたような気持ちになってかなりグッときました。
『スタンド・バイ・ウルフ』ってタイトルだから脳内にはずっとスタンド・バイ・ミーの映画の曲が流れてました(笑)

あと、極地研の科学館行ってみたいなぁ。

0
2021年01月15日

Posted by ブクログ

博物館の裏側を描いた作品の5巻目。相変わらず中の人でなければ分からないような着眼点の話が多くて面白い。

話中に自然史博物館と民族学博物館の違いが説明されているのだが、個人的にはその二つが分かれてることを意識したことがなかったので、国立科学博物館と国立博物館もそんな感じで分かれているなと思った。

後は正倉院に収められているお宝に描かれた鳥や、屏風に使われた羽から何の鳥かを鳥類学者の方が同定しているとの話題があり、これはすごく楽しんでやってそうだなと思った。 最近正倉院展で見たものが出てくるとは思わなかった。

0
2020年10月16日

Posted by ブクログ

202007/毎回面白いけど、今回は特に39話事務局長の話がよかった。曲・映画等をもじったり駄洒落だったりの各話タイトルも好き。

0
2020年08月02日

Posted by ブクログ

外に出るにつれ興味を持つにつれ、広がっていく人のつながり。薄井くんの「冒険」とともに、読者もいろんな人の心に活きる「科学」の芽に触れていきます。迫る任期終了…薄井くんはどう自分の道を拓いていくのかが気になります。陰働きに徹する事務局長のエピソードと、薄井くんの今後を示唆するようなオオカミ探しのエピソードが特に印象的でした。

0
2020年08月01日

購入済み

面白かったです!

一気に読んじゃいました。薄井さん、これからもがんばって!

0
2020年10月06日

「青年マンガ」ランキング