【感想・ネタバレ】浮雲心霊奇譚 赤眼の理のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと気になっていた作品で、とうとう手を出してしまいました…。そして、予想通り面白かったです。
江戸時代のお話で、しかも幕末のお話だなんて…設定からもう好きになる要素しかないです。

八雲はカラコンでしたが、「浮雲は赤い布なんだなぁ」とか。八雲はそこまで笑わなかったり、人と関わらないようにしてたけど、「浮雲は違うなぁ」とか。その違いがわかるのも楽しかったです。( 違う人間だから当たり前なんですけどね… )逆に同じところもあって、それもまた楽しいです。

幽霊はもちろんのこと、時代設定が存分に活かされていて『花街』や『武家と町人の身分差』などなど…そんなのこれから楽しくなるの決定じゃないですか…!
あと、剣術( ? )が思ったよりも出てくるので、戦闘シーン( ? )もそこそこあります。
なので、幽霊の描写怖い! → 頑張れ少年 → 戦ってる!すごい!ワクワクする! → 色々思うところはあれど解決!と思うことがコロコロ変わって、楽しいです。

今作は色々な形の愛のお話でした。子を思うは母強しですね…。恋愛であっても相手を思う気持ちが強いのにもびっくりでした。殺されてもまだ好きなのは本当に。ただ、睨んではいなかったっけ…?と不思議な気持ちにもなりました。

続きもあるので、このまま読もうと思います!

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2022年07月10日

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