制作進行という仕事について、皆さんは知っていますか?
キャラクターデザインやシナリオといったいわゆる花形とは違う、人と人との関わり合いを含む多くの能力が求められる仕事、だけどいなければ仕事が進まない、絶対に必要なクリエイティブの職業。それが制作進行です。
「ぼくたちのリメイク」という作品は、その制作進行を担うことになる主人公がいます。
主人公、橋場恭也はゲーム会社勤務でしたが、その会社が大変なことになり、実家に帰ります。しかし、あるとき目が覚めると時代は10年前。大学に入る前に戻っていました。
大学では、なんと元いた時代に素晴らしい活躍を残していたクリエイターたちが同級生として眼の前に現れます…!
素晴らしいクリエイターになるはずの同級生を試行錯誤しながら導いていく主人公。調整に調整を重ね苦しみながらも進めていく姿には、読んでいる皆さんにも伝わるものがきっとあります。ぜひ読んで共感してください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
皆で期限までに何かを作り上げるというのは、とても大変なんだろうけど、こんな大学生活はなんだか羨ましい。とはいえ、人脈を含めた恭也の尽力がなかったら美研は悲惨なことになってただろうな。桐生先輩が酷すぎて笑った。
ナナコが歌に目覚めて大きく進歩した巻。今度は貫之に問題が発生。家事情となるとかなり複雑に。エリート家系だと何かと苦労は絶えない。
面白い
主人公が関わらない未来で歌がうまかったはずのナナコが音痴で、もしかしたら主人公がやり直した世界と10年後の世界がどこかで繋がってるのかな?とも思いました。普通に何かきっかけがあったのかもしれないけど。
ナナコの話
何かに本気で取り組むのは、本当に大変なことだと思います。
本気で取り組んだことで失敗することの怖さといったらない。
けど、そこを乗り越えないと先もない。そんなナナコの話です。
一方で、シノアキやナナコとも、いい感じになり、これも青春と感じる2巻です。