感情タグBEST3
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「道っぱたから大根が生えることに意味なんかありゃしないが、これに感動したりする人間から、見学料を取るっていう阿漕な商売でしょう。」
金森さん核心ついてるなー。
演出面の話が面白かった。やっぱりクリエイターたちはベタな正攻法は使いたくないものなのね。
金森氏、カッケー!
アニメから入りました。アニメの続きが知りたくて読みました。
想像以上に面白く、ぐぐっと映像研の世界に入り込んだ。
作者の演出が独特で、1巻はちょっと読むのに苦労したが、2巻め以降は面白過ぎて一気に読んでしまった。アニメに限らず、クリエイターとは四六時中こんな事を考えているのかなあ。クリエイターの頭の中を覗き見た気分。早く続きを読みたい!
映像研
映像研の存在が他者に影響を与え、世間に知られていきます。
どんどん成長していく映像研だけど、根っこのところでは何も変わらない浅草たちにとても安心します。
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「何してたんです」
「ザリガニとドングリとってきた。百目鬼氏のごはんじゃ」
「百目鬼氏はアライグマじゃねんですよ」
神がかったセリフ回し健在の第五巻。
「お待たせー!自転車に乗り遅れちゃって」
とか大好き。
お話の方は河童を捜索したり謎の時計台を発見したりで、学園都市モノの楽しいところ詰まってます。だんだん映像研に巻き込まれて動く人が増えてきました。
最後のテスト上映の演出は音響の表現?
続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
映像研の建物ってアレだ、こっちの文系部のバカタレがおフランス文学のナニに触発されてロボット研究会造ったころからあった、訳か。
もはやブレードランナーのパロディだ「プティアンジェ対コナン」だが出てきても驚かないです。
本書所収の浅草氏が描く設定画が、ちゃんと衒ひのないスケッチが出て、皆さんそれに対してアレして、そんでもって、になる。ほほぉ。
通常の設定画は、書く人も一緒な上、表現が異なる。浅草さんの河童のセンスは好きだー。
なんか、わたしが大童先生の担当編集者になったらここまで行くとは思へないが、でも何某かの形で、ネームを単行本内に入れたいと思ふ。なんかそんな熱いアレが入ってゐる。
アニ研の人の体系の仕方が、「あのモワァー表現はタバコ(を喫む不良生徒はゐないらしいが)でも蚊取り線香でもなく、彼らの熱気である!!」みたいななんかがある。てふか、彩色でガンドレスですか。まぁ多分、批評についてなら『空飛ぶゆうれい船』の方が難しいんだと思ふけども(確かに、以前『死人にシナチク!』関係で、確かあさりよしとお先生が、「マニアックなガキが『空飛ぶなんとか』ぽいものを批評」するネタをやってた筈であるが)。
そのアニ研の人が、彼らを「道端に生えるダイコンは意味がないがそれに感動したりする人」がゐるのでそこから金をとる阿漕な商売とする金森P(夏服が良いな)に
「映像研は道っぱたの大根 いいね」
と評し、金森氏を詩人といふ。宮崎駿アニメについて熱く語る人の描く、作品にはアグリカルチャーを根とし、書くそれを枝葉とする体系がちょろっと出るんだよな。
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映像研+音響は勿論だが生徒会も釣りもアニメ研も警備たいがい奇人変人の集まりだ。
老舗の本屋、時計塔と経験したことのないノスタルジーに心踊らせる。
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我らが、金森女史と会話が出来る仮想敵(世間とまにあ)の立場の彼は、どぅみても彼氏だわ。
4巻に比べ、一気に話が進んだね、新キャラの音響部さんの働きがわかり易い。
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映像研には手を出すな!(5)(ビックコミックス)
著作者:大童澄瞳
小学舘
アニメーションを作っているとどうしてこんなに面白いのか作者は天才か?
タイムライン
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おかしい、挫折がないぞ。
タヌキのエルドラドでナニかが剝けたのか。
胡散臭いが影響力のあるアニ研。
芝浜高校のバックボーンの軍事というのがみえて、
アニ研鈴木のキャラ的にも60-70年代感がうっすら。
とはいえ、金森氏がめっちゃいいこと言ってるようだし、
単純な銭ゲバ文化無理解キャラではなく、まさしく
『プロデューサー』の擬人化であり、面白い奥行き。
しかし、実写化には手を出すなよ。
放課後Rとかにしておけばよかったのに。
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力の使いどころが来たんですよ。直しましょう時計塔、価値を再生させます。 メッセージなぞなくたって構わんのです。客はいつだって内容を誤解するんですから。道っぱたから大根が生える事に意味なんかありゃしないが、それに感動したりする人間から、見学料を取るっていう阿漕な商売でしょう。 甘酒には生姜だろ
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ついにアニメ研究部が登場。基本的に「批評家」っぽい風貌で登場しており、金森氏も微妙に嫌がっている風なのであまり印象が良くない。
得てしてクリエイターは批評を嫌うわけだが、本巻に登場するアニ研部長はその典型であろう。偉そうでギョーカイの論理がどこでも通用すると勘違いしている。金森氏との初顔合わせの時が如実にその傾向を表していた。
もちろん、ぼくは批評は好きだが、クリエイターからリスペクトされない構造がここにはあるのだというのがよくわかる。アニ研部のようにならない事が大事だな。