感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
杉井光ってこんな速筆な人だっけ?
キリカも出たばかりなのに。
最初、「神様のメモ帳」の舞台を
十九世紀の欧州に移した印象だったけれど
これは違いますね、
「さよならピアノソナタ」がまだしも近い。
…途中、変身バトルモノにもなるけどな(笑)
芸術家の魂の叫びが全てに優先する系の物語。
大好物。マンガでいうと「昴」とかな。
ゲーテの、ファウストの最後の台詞が、
いつ、どの瞬間に放たれるものなのか、
刮目して待つ!
Posted by ブクログ
ギターが兵器になったり、右腕が甲冑になったりと能力バトルの物語とは。
音楽をどのように表現するかが大切なのだなと感じた作品。
また、1巻目ということで、主人公がどういう風にそれを理解するのかといったもの。
そして、ラストで名前が出るシーン。
『ファウスト』かぁというところでなるほどなと。
シラーがいなくなった部分は、歴史を知らなかったのであれでしたが
なかなか疑いというフラグが生きていたと思います。
キャラクターの特徴を出すという意味で、特徴あるキャラが多いですね。
そうやって、性格というのを押し出すのかとふむふむと勉強。
情景と心理描写、そして比喩。
そういうふうにするんだと、勉強。
Posted by ブクログ
このメフィストフェレスの性格大好きだ。最近、電撃ではあまり好みの作品が始まらないなーと寂しかったけど、久々に私的ヒット。
面白かった。次が楽しみ。
まあ、ツンデレっていいよね。ただ、アリスとイメージがかぶるので、脳内再生はあの声になってしまった。
個人的には、「はい、どーん!」が一番笑った。
Posted by ブクログ
ベートーベンの演奏を生で聴き、名曲が生まれる瞬間に立ち会う事ができたなら、、、
音楽好きであれば一度は夢想しそうな事を実現するのが本作です。
舞台は1800年代初頭のオーストリア。
音楽史だけでなく、世界史的にも激動するヨーロッパで、わかる人には胸が熱くなる時代だし、クラシック好きだったら、思わずニンマリするな小ネタがあちこちあって、クラシックを知らない人でも楽しめるけど、知っていたほうが遥かに楽しい作品です。
ただ、個人的に残念だったのは、時代設定を独自設定にした点(本来まだ無い技術が登場する)と、あの人が生きてたり、あの人が拳法使ったり、あの人の楽器が武器になったりした所はちょっとやり過ぎなように思いますし、主人公が自分の秘密をオープンにし過ぎるのもいかがなものかと思う。
それにしても、一番驚いたのは、主人公が「さよならピアノソナタ」のナオと真冬の子供だったことかもしれない。