感情タグBEST3
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そんなことより早く神メモの続きお願いしますよ!
ってな感じで読むじゃない。おもしろいじゃない。ウワーーーーどっちも頑張ってください先生!!!!という複雑な感情に襲われました。
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高校生の少年が悪魔に19世紀のヨーロッパに連れて行かれて文豪ゲーテとして生きることになってしまう話。そこでルドヴィカという音楽家の少女や現実の教科書にも書かれているような音楽家(ただし変人にアレンジされている)たちに会います。
こういう、異世界に行く話というのは元の世界での話が長いことがありますが、この本はほんの十数ページで19世紀に連れて行かれます。あくまで19世紀の世界での話が中心というかほぼすべてとなっています。
19世紀と言いつつ電話とか列車とかが出てきたり、前述した悪魔などの魔術的な存在が出てきたりと、なんでもありな世界を舞台としています。終わりの方ではちょっとだけバトル物っぽく戦ったりまでします。
主人公の葛藤やルドヴィカが会う困難を書きつつ、所々で変な人達とのやり取りが入ります。明るすぎず暗すぎずという全体的な雰囲気が良かったです。
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ゲーテとして19世紀のウィーンに転生した現代の高校生ユキとベートーヴェンとして存在する少女の話。好きな設定だと食いつきました。
19世紀ではあるけれど、歴史とチョイチョイ違い、写真や電話が実在していたり、みんなの容姿が歴史上の肖像画とかと違っていたり、だけど、生み出される音楽やそれに伴うエピソードや
時事は歴史にそうもので、面白いです。
特に、出てくる音楽家達をツイツイ確認してしまいました。ハイドンやサリエリ、ベートーヴェンにモーツァルトちゃんと聞きたくなりましたっ!
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ライトノベル?と思ってしまうぐらいに重厚な物語。それでいて知識のない人間にも読みやすく、19世紀への興味をそそらせる文章はさすがとしか言いようがない。最後のフレディの手紙は感涙もの。
設定の時点で結末が最初から用意されているようなもので、続刊が出なくてもまったく違和感はない。けど、どうしても続きが読みたいと思わせる、そんな魅力を持った作品。
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現代の男子高校生が悪魔の手によってゲーテとなり、少女ベートーベンと出会う話。設定もストーリーも良い! 面白い! ただ一つの問題点は、ヒロインが「神様のメモ帳」のアリスとほぼ変わらないこと。
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杉井光ってこんな速筆な人だっけ?
キリカも出たばかりなのに。
最初、「神様のメモ帳」の舞台を
十九世紀の欧州に移した印象だったけれど
これは違いますね、
「さよならピアノソナタ」がまだしも近い。
…途中、変身バトルモノにもなるけどな(笑)
芸術家の魂の叫びが全てに優先する系の物語。
大好物。マンガでいうと「昴」とかな。
ゲーテの、ファウストの最後の台詞が、
いつ、どの瞬間に放たれるものなのか、
刮目して待つ!
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お話は文句ナシに面白かったし、クラシックなんて真面目に聴く機会なんてなかったので、そういうモチベーションを与えてくれる作品に出会えるのはとても嬉しい。実際、読みながらyoutube検索してたしw
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クラシック好きなので、全編興奮しっぱなしでした。
舞台は二百年ほど前の楽都、ウィーン。
主人公は、あの文豪「ゲーテ」と大作曲家「ベートーベン」
他にもモーツァルト、パガニーニ、ハイドン、サリエリなどの音楽家たちがたくさん出てきます。
実在した彼らとはまったく別のキャラクターですし、文明もやや発達した別世界ですが、音楽にかける情熱、執着には共感するものもありました。
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杉井光と岸田メルのコンビ再び.
悪魔メフィストフェレスの力によって
ゲーテになっちゃった21世紀の高校生.
ウィーンで出会った少女はなんとベートーヴェンだった.
そんな感じで.
世界史も音楽史もそんなに詳しくないんで
登場人物に対してうわー,とかうおーな反応が出ないんだけども面白かったよ.
まぁ,結局歴史上の人物から名前を借りただけだろ?
とか.
しかし「時よ止まれ,そなたは美しい」ってアレ
原文をわかりやすく訳すると
「はいストップ!今の最高!」になるだなんて・・・.
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まんま鳴海とアリスじゃねえかと突っ込みつつもなんだかんだできっちり面白かったです、特に世代をいや時代を超えた友情で締めるラストがまたいいんだなあこれが。
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ギターが兵器になったり、右腕が甲冑になったりと能力バトルの物語とは。
音楽をどのように表現するかが大切なのだなと感じた作品。
また、1巻目ということで、主人公がどういう風にそれを理解するのかといったもの。
そして、ラストで名前が出るシーン。
『ファウスト』かぁというところでなるほどなと。
シラーがいなくなった部分は、歴史を知らなかったのであれでしたが
なかなか疑いというフラグが生きていたと思います。
キャラクターの特徴を出すという意味で、特徴あるキャラが多いですね。
そうやって、性格というのを押し出すのかとふむふむと勉強。
情景と心理描写、そして比喩。
そういうふうにするんだと、勉強。
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このメフィストフェレスの性格大好きだ。最近、電撃ではあまり好みの作品が始まらないなーと寂しかったけど、久々に私的ヒット。
面白かった。次が楽しみ。
まあ、ツンデレっていいよね。ただ、アリスとイメージがかぶるので、脳内再生はあの声になってしまった。
個人的には、「はい、どーん!」が一番笑った。
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杉井さんとメルてんてーのコンビということですぐ購入。
杉井さんの発想力はほんとすごいわぁ…
世界観とか、人物とか…
ルゥがアリスと微妙にかぶるのだけど、そういうヒロインが動かしやすいのだろうか。
なんだかこの1冊で話は一旦落ち着いたように思えるけど、続編が出たら絶対買います!そういう期待を込めて星4つ。
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杉井光の新作。
とはいえ、あとがきにも書かれているように、杉井光が音楽を題材にとった作品はこれで二作目である(自分の知っている限り。不勉強ですみません)。
話はかなり重厚なもの。あとがきで「時間を要した」と述べられている通り、19世紀の音楽や情勢について丁寧に、そして大胆なアレンジを加えた物語になっている。
ただし、その脚本の重厚さが災いしたのか、ライトノベルの体にする際に、話が大幅に切られている。
くどくどとその時代的な話をされるのもまたつまらないが、これはどう考えても、語られなかった部分が多いように思われる。
続編に期待……と言いたいところだが、杉井光は色んなレーベルで作品を掛け持ちしていて、またもや「続編に期待」……というのは、さすがにいかがなものかと思う。
どれか一つでも完結させ、他の作品の新たなステップにしてもらいたいもの。
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ゲーテとベートーヴェンでラノベが書けるのはこの人くらいでしょうね…
杉井光らしい作品ではあるのですが、ちょっとぶっ飛んでいてパガニーニあたりは違和感を感じます。神メモのようなピリピリした緊張感もあまりないですし。でもハイドン先生は好きですよ。
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日本の男子高校生が、悪魔メフィストフェレスによって、19世紀初頭にタイムスリップ。しかも、なぜかゲーテとし転生してしまいます。
歴史は若干改変されていて、もっと後に登場するはずの発明品が既に流通していたり、ベートーヴェンが美少女だったり、ハイドンが世紀末覇者みたいだったり。
歴史上の人物と交流しているうちに、政治も絡んだ事件に巻き込まれていきます。
ラノベならではのキャラ萌え要素や会話もありつつ、当時の文化史をガッツリ取り入れていて、クラシック音楽好きを裏切らない面白さでした。
ナポレオン、シラー、ベートーヴェンとくれば…そう、あの曲とあの曲ですよね!
でもって、ゲーテとメフィストフェレス、ベートーヴェンとくれば、手塚治虫の未完の漫画2作を思い出す人も多いのでは?
トンデモ設定ですが、根底にあるテーマは熱いです。
最後の種明かし部分には、「なるほど、そういうことか!!」と、唸らされました。
ゲーテの『ファウスト』や、音楽史をなんとなく知っているとより楽しめますが、予備知識がなくても十分面白いと思います。
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ベートーベンの演奏を生で聴き、名曲が生まれる瞬間に立ち会う事ができたなら、、、
音楽好きであれば一度は夢想しそうな事を実現するのが本作です。
舞台は1800年代初頭のオーストリア。
音楽史だけでなく、世界史的にも激動するヨーロッパで、わかる人には胸が熱くなる時代だし、クラシック好きだったら、思わずニンマリするな小ネタがあちこちあって、クラシックを知らない人でも楽しめるけど、知っていたほうが遥かに楽しい作品です。
ただ、個人的に残念だったのは、時代設定を独自設定にした点(本来まだ無い技術が登場する)と、あの人が生きてたり、あの人が拳法使ったり、あの人の楽器が武器になったりした所はちょっとやり過ぎなように思いますし、主人公が自分の秘密をオープンにし過ぎるのもいかがなものかと思う。
それにしても、一番驚いたのは、主人公が「さよならピアノソナタ」のナオと真冬の子供だったことかもしれない。
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主人公が詩人であるゲーテになり、パラレルワールドを過ごす話。
著名な作曲家や楽曲についての話が所々に散りばめられており、面白い。
世界観の説明で前半を使っており、後半の展開がやや駆け足だった。
ナポレオンやパガニーニが今後どのように関わっていくのか次巻以降が楽しみである。
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杉井光の本の中ではそんなに好きじゃない。
というか流し読みしたから主人公が何者なのかよくわからんかった(俺のせい)
時よ止まれ、そなたは美しいって言葉の方がリズムがいいと思うんだけどなー。
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おもしろかったです。
半分以上読まないと物語の方向性がわからなかったので少々飽きそうになりましたが、終盤の音楽家同士のやりとり、ラストの作家同士のやり取りがすごく良かったです。
また、舞台が過去だったり歴史上の登場人物でしたが、そこらへんはよくも悪くもライトノベルといった風でした。
あとバトル描写があり、この先必要なのかもしれませんが、この巻のみでいえば蛇足感がします。
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むうー。こう来るか。杉井光の音楽と魔術の話。予想以上にファンタジーだったので違和感はあったが、熱くて面白かった。ゲーテ、シラー、ベートーベン。並べるだけでワクワクするのにさ、主人公にはおまけもついてるぜ。母方にハンガリー人の血が入ってるなんてここで生かすのかよ。この続きも読みたいが、ちゃんと21世紀に帰れるのか。あと、結末がアレと同じならやっぱああなるわけだよね…彼女がアレだよね…読みたいが辛そうな続きがどうにも悩ましい。
Posted by ブクログ
最初は????って感じで読み始め、
途中はワクワク!!!
もりあがってきた~~!!
はずなのに蛇の生殺しのように延びてテンション下がってきて・・・
?
っていう感じの終わり。
疑問もいっぱい。
日本語の名前を隠す意味なかったんじゃない?
聞いてもわからないって。
すっごく物足りないまま終わった。
1巻完結だったのを無理に伸ばした感じになったような。
神様のメモ帳は大好きなのにな~。
残念。
2巻はとりあえず読んでみます。