【感想・ネタバレ】文人悪妻のレビュー

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Posted by ブクログ

明治~昭和あたりの奥さん列伝。世の「人妻」とはバリエーションに富んでいる…ような、いないような。嵐山さんの文章好きだわー

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2012年08月22日

Posted by ブクログ

嵐山大先生の「文人」シリーズ。国語便覧をお傍に置きながらどうぞ。

明治・大正・昭和の人妻歳時記。文豪を影に日向に支えた妻や、自身が文豪として創作活動を続けた妻が総勢53名も!

全員が全員、必ずしも世間一般的な意味での「悪妻」ではありませんが、己の美貌や才覚や運でのし上がったり不遇をかこったり、とにかく「熱い」よなあって感じ。
平成の現代では考えられないような大杉栄争奪戦とか岡本かの子列伝とか松旭斎天勝伝説とか、もーホントに読んでてワクワク。

いい時代だったんですねえ。

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2012年05月27日

Posted by ブクログ

初めての文人シリーズですが、案外楽しめました。

世の中には「良き妻であること」のみ向いてない女性がいることがよく判ります。
きっとそのような女性ほど、人並み外れて魅力的なのでしょうね。
規格外のバイタリティを持った女性列伝を読むと、人間の可能性の大きさを考えさせられます。

いつになく筆者のコメントが皮肉で辛辣に感じられますが、常識的な男性にとっては当然の感想なのでしょうね。

元気になってみたい女性には、面白く読めるかと思います。

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2012年07月28日

Posted by ブクログ

『美妙』とは異なり、肩の凝らない読み物。それにしても明治の女性というのも結構ぶっ飛んでたんだな~、と目からウロコでした。

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2012年08月06日

Posted by ブクログ

興味深い人物の奥様方がたくさん出てきてなかなか面白かった。取り上げている「奥さん」に対して、言いたい放題な感じでえらく表面的だなあ・・・と感じたけど、その分興味が湧いて、彼女たちを取り扱った小説を読んでみたくもなった。

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2012年05月22日

Posted by ブクログ

文人を扱ったエッセイの中で、この作品が一番弱いと言うか面白みに欠けた。
他の作品での作家の扱いは、嵐山さんが苦手な作家であっても全般的に温かさと言うか仕方ない人ねぇ的な優しさが感じられたのだけれど、この作品に関しては優しさよりも辛らつさの方が目立った。
唯一愛情が感じられた武田百合子さんの項は夫妻と交流があったからであるし、悪妻奨励の割りに実際の悪妻に関しては見下している様にも思えた。

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2012年05月15日

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