文人悪妻

文人悪妻

638円 (税込)

3pt

3.8

夫に殉死した女優妻・松井須磨子、谷崎から譲渡された佐藤春夫の妻、精神錯乱の教師妻・杉田久女、夫に絶縁状を書いた華族出身妻・柳原白蓮、四回の人妻を経験した宇野千代。漱石、鴎外、鏡花、芥川の妻、そして与謝野晶子、林芙美子から幸田文、武田百合子まで、明治・大正・昭和の文壇を彩る53人。逞しく、したたかでパワフルな人妻たちの正体を描く、画期的な評伝集。『人妻魂』改題。

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文人悪妻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    明治~昭和あたりの奥さん列伝。世の「人妻」とはバリエーションに富んでいる…ような、いないような。嵐山さんの文章好きだわー

    0
    2012年08月22日

    Posted by ブクログ

    嵐山大先生の「文人」シリーズ。国語便覧をお傍に置きながらどうぞ。

    明治・大正・昭和の人妻歳時記。文豪を影に日向に支えた妻や、自身が文豪として創作活動を続けた妻が総勢53名も!

    全員が全員、必ずしも世間一般的な意味での「悪妻」ではありませんが、己の美貌や才覚や運でのし上がったり不遇をかこったり、と

    0
    2012年05月27日

    Posted by ブクログ

    初めての文人シリーズですが、案外楽しめました。

    世の中には「良き妻であること」のみ向いてない女性がいることがよく判ります。
    きっとそのような女性ほど、人並み外れて魅力的なのでしょうね。
    規格外のバイタリティを持った女性列伝を読むと、人間の可能性の大きさを考えさせられます。

    いつになく筆者のコメン

    0
    2012年07月28日

    Posted by ブクログ

    『美妙』とは異なり、肩の凝らない読み物。それにしても明治の女性というのも結構ぶっ飛んでたんだな~、と目からウロコでした。

    0
    2012年08月06日

    Posted by ブクログ

    興味深い人物の奥様方がたくさん出てきてなかなか面白かった。取り上げている「奥さん」に対して、言いたい放題な感じでえらく表面的だなあ・・・と感じたけど、その分興味が湧いて、彼女たちを取り扱った小説を読んでみたくもなった。

    0
    2012年05月22日

    Posted by ブクログ

    文人を扱ったエッセイの中で、この作品が一番弱いと言うか面白みに欠けた。
    他の作品での作家の扱いは、嵐山さんが苦手な作家であっても全般的に温かさと言うか仕方ない人ねぇ的な優しさが感じられたのだけれど、この作品に関しては優しさよりも辛らつさの方が目立った。
    唯一愛情が感じられた武田百合子さんの項は夫妻と

    0
    2012年05月15日

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