【感想・ネタバレ】まもって守護月天! 解封の章 5巻のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレ 購入済み

慶幸日天の矛盾

第三巻でようやくスタートを見せ、第四巻で各々の掘り下げも終えての第五巻
今回は意外な人物がクローズアップされている

→あんなに荒れた庭だったのに(第24話)
とある日曜日の七梨家。太助の独白が切ない、孤独もここまで過ぎれば何も感じなくなるのか
太助はもっと絆されてもいいはずだ。それは甘えとは違うのだから

→幸せの精霊[前編](第25話)
汝昂、再び思い悩む。人の幸せは一長一短では分からない
ましてや頼らないとするなら、彼女の役目と存在意義は失われてしまう

足を延ばした先や、陽天心の力で創り出した分身が向かった場所
そして秘密を打ち明けられた相手が遠藤というのも彼女が主以外で信頼している相手故か

陽天心の分身が語る顛末といい、「幸福」とは何かを考えられさせる
おとぎ話に出てくるランプの精もこういう矛盾を抱えていたのだろうか

→幸せの精霊[後編](第26話)
遠藤乎一郎、答えを見つける。太助よりもずっと主人公しているのがいい
誰かが誰かを好きでいられる事、そう思ってくれるごく当たり前に人は気付かない
道理で青い鳥は探せば探すほどなかなか見つけにくいものか

遠藤と汝昂の距離感が心地いい

→誤解だっ!(第27話)
新キャラ登場。野村と愛原の関係にも変化が
素直なのか天邪鬼なのか、一番面倒な二人だな

→太助様のところに行かないと(第28話)
月天・日天・地天VS謎の少女。紀柳が参謀を務めてなければ危なかった
小璘の本気は旧作でも出ていたが、その問答無用さは人に非ず存在ゆえか

→ありがとうと伝えたい(第29話)
野村と愛原と謎の少女。疑似家族というかその和気藹々とした雰囲気が面白い
謎の少女の存在が気になるが、彼女は一体何者なんだろうか?

そして七梨家ェ……。(最新話を見たがこれは少女が誤った視点を描くのも無理はない、ましてや言葉をもう少し選べ)

【総評】
ここに来て新キャラ登場とは。精霊に纏わる少女という事も含めて核心に迫るのか?
続巻への期待が膨らむ

0
2020年03月30日

「少年マンガ」ランキング