何よりも刺繍を愛する伯爵令嬢アウローラ。本来ならパートナーなしで出席するなどあり得ないこの夜会にひとりで参加したのはひとえに参加者の衣装の刺繍を観察するため、だったのに、飛んできた指輪がおでこにぶつかったと思ったら、指輪を投げた当人である公爵嫡男フェリクスの「指輪が選んだこの人を自分の妻にする!」宣言で状況もわからないままに婚約していて…という不自然にも思えるきっかけからお話が始まります。
残念イケメンとはこのことかと納得してしまうようなヒーローと伯爵令嬢とは思えないほど肝の座った明るいヒロインの、気持ちや関係の様子や変化がとても自然かつ丁寧に、しかもテンポよく描かれていて、読み終わった後に幸せな気持ちになること請け合いです。挿絵もとても素敵なこの作品の中で「これでもか!」と詳細に描写される刺繍と衣装がもっと見たい!と思われた方は、コミカライズ版も是非お手に取ってみてはいかがでしょうか。
感情タグBEST3
匿名
色っぽいSSありがとうございました!
ドタバタでしたが、素敵な新婚旅行でした。
アウローラの活躍も素敵でしたが、やっぱりラブコメなんだなと思う、笑い処がたくさんありましたね。
確信に迫って来た感がありますね
今まで何度も出できた登場人物の容姿についての表現。
吊り目気味の緑色の瞳…紫ががった至高の青玉…青玉と紫水晶を溶かして固めたような瞳…銀の髪…紫色のちる銀色の目…淡い真珠のような灰色の巻き毛…白い雪のように白い肌に黄金色の瞳…
これら一つ一つにそれぞれの登場人物のツールについてのヒントが隠されているのではと深読みしてしまいました。
個人的には各地方がどんな位置関係にあるのか地図がほしいと思う程です。
これから、お話はより確信に近づき物語のクライマックスに向かって行きそうな予感です。
ただだだ、アウローラとフェリクスのラブラブなお話なのかと思いきや伏線でも楽しませて貰ってます。
次のお話が楽しみです。
あらまぁ!
ラブラブ新婚夫婦、新婚旅行へ行くの巻。前巻から出没する不穏な者達や、お忍びの王太子一行にも、邪魔されつつも、ラブラブ度、ますますアップの二人に、ニヤニヤが止まらない。
良き良きー!
だんだんシリアスが多くなって来て一段と面白くなってきました!!!
新婚旅行もただではいかないのがこの2人で可哀想かなと思いますが、幸せそうなのでまぁいっかと思ってしまいます笑
Posted by ブクログ
旧き森の民の末裔が暮らす地へ森の祝福と呼ばれる刺繍を見に行く新婚旅行篇。
この巻の二人はラブラブっぷりが板についてきたというか、アウローラがフェリクスの重い愛情に慣れたのかな?ずーーーっと仲良くしています。
カイの再登場。これは私らのようなカイがいなくなって悲しむ読者のためのサービスなのかな?無理矢理感有るけど嬉しい。
安定の面白さ
第1作から別人かと思うほどのヒーローの溺愛ぶりは変わらず!笑
話はシリアスで危機感のある展開になりつつも、いつでも自分に正直なフェリクスに入る周囲のツッコミ?にクスリとさせられます。
最初の頃と比べると魔法による戦いなど、恋愛だけでなくファンタジー要素も強くなってきましたが、好きな人は楽しめると思います。
ついに敵⁉︎と対面
今回も甘々な2人の新婚旅行先でハプニングに見舞われ、ついにアウローラを狙っていた団体の教祖なる人にも対面!
王太子はじめ、周りの人たちと協力して事なきを得るのですが、相変わらず2人の愛の深さを見せつけられて、周りは辟易しつつも暖かく見守っている様子は読んでるこちらも温かい気持ちになれるところが好きです。
どこまで続くかも楽しみです。
かつてない糖度に要注意
巻を増すごとに糖度があがる本シリーズですが、今巻はMAXに糖度が高いです。登場人物も触れてますが一巻と比べるとフェリクスは別人です。私も相手ほしーい!と心の中で叫びました(笑)
でも、刺繍の表現は細やかでアウローラならずも心引かれますし、これまでに出てきた謎も少しずつ解明?むしろさらに深まる?ような感じで読みごたえはたっぷりです。
はまりました!
試し読みして、1巻から6巻まで大人買いしました。途中ダレル事もなく、読みました。
コロナ禍で自粛中、まさかこんなにも自分がハマるとは思いもしませんでした。構成も良いし、表現も描写もとても丁寧で、言葉の使い方で登場人物の人となりが判る。表現力が豊かで上手な作家さんだと本当に感心。素晴らしい世界観(^ ^)漫画でない事で、更に想像力が高まり、本当に楽しめました。続きが早く読みたいです。これからも楽しみにしています。
楽しく読めました
このシリーズは、どれも楽しく、読んでてほっこりします。
魔術、魔法と、盛りだくさんでしたが、まだまだこれから話が広がりそうで、もどかしくおもいます。
続きも楽しみです
Posted by ブクログ
新婚旅行に『森の祝福』刺繍を施す隠れ里に行くことになるが、王太子扮する魔術師エーリクまで加わって…。
相変わらず刺繍に夢中になってるだけで事件に巻き込まれるアウローラと、アウローラに甘々になってるだけで事件を解決するフェリクスって感じ?楽しかったです。
ラスボスは『魔法使いの楽園』である『永久の楽土』を求めるカーヌス等であることがわかる六巻。
物語の完結までは長そうですね。
Posted by ブクログ
刺繍大好きのアウローラと超絶美貌の騎士フェリクスの仲睦まじすぎるかわいい夫婦。今回は、「森の祝福」と呼ばれる珍しい刺繍を見たいアウローラとその願いを叶えるフェリクスがアルカ・ネムスへ新婚旅行へ!
はしゃいでるアウローラかわいいし、そんなアウローラが愛しくてたまらない感を微塵も隠さないフェリクスももはやかわいい。
前巻の黒幕っぽい感じで出てきた方々が改めて登場。不穏な出来事はあって、最悪の結末は回避されるものの、まだこれからも何かありそうな、、という予感は残る感じ。
アウローラの兄・ルミノックスが出てこなくて私は寂しいが、それでも、ルミノックスの妹なんだなーって思うよね、みたいなセリフが出てくるので存在を感じられてよかった(笑)
Posted by ブクログ
「森の祝福」の刺繡を求めてアウローラとフェリクスは、森の民の村アルテ・ネムカへ新婚旅行に出かける。相変わらず、二人のイチャイチャぶりが凄まじい。笑っちゃうぐらいだ。しかし、そこでは密かに古き魔女の魔法をめぐってある企てが進行していた。勿論、二人の活躍で解決するが、まだまだ後を引きそうだ。さて、毎回思うのだが、刺繍や服に関する描写が半端ないぜ。作者のこだわりが凄いよ。風景の描写も美しい。
Posted by ブクログ
新婚旅行編。今回も糖度高め。人前でもいちゃいちゃ。やっぱり旅行先も刺繍に関わる土地というのがアウローラらしい。旧き森の民の大移動が今後のキー?またまたつよい後ろ盾が。
Posted by ブクログ
今更ーな、新婚旅行編。
結婚したらカイ(私の推し)の出番なくなったと思って寂しく思っていたらまさかの再登場!単純に嬉しい!
今回は新婚旅行とはいえ、アウローラの刺繍勉強旅行でもあるため、いつもよりも刺繍に関する説明が多い話でした。刺繍の模様が細かく描写してくれるのですが、いかんせん長い!
正直このシリーズ読み始めてから初めて読むの疲れた〜。この物語を進める中で刺繍の模様は大事なところだってわかってはいるけども。
最後に。
エーリクと合流した時の2人のイラスト、心情丸わかりでおもしろい。特にフェリクスなんかは目に見えて目が死んでて笑える。普段から微笑みか、憤怒のイラストが多かったから、今回の1ページは新鮮でした。